【世界限定690本】美しきオマージュと妥協なき PRS サウンドの融合「SE “Rock Lady” Limited Edition」|バイヤー平林が綴る PRS という美学Vol.24【Paul Reed Smith】

  • ブックマーク
【世界限定690本】美しきオマージュと妥協なき PRS サウンドの融合「SE “Rock Lady” Limited Edition」|バイヤー平林が綴る PRS という美学Vol.24【Paul Reed Smith】

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

皆様こんにちは。バイヤーの平林です。連載24回目となる今回は、ギターファン、そしてアニメファン双方の心を熱く揺さぶる、非常にスペシャルな限定モデルをご紹介します。

今回ご紹介するのは、PRS Guitars から世界限定690本でリリースされた「PRS SE “Rock Lady” Limited Edition」です。

運命的なコラボレーションから生まれた「淑女のギター」

本モデルは、現在大きな話題を呼んでいるアニメ『ロックは淑女の嗜みでして』の主人公である「鈴ノ宮りりさ」が作中で使用しているギターへ捧げるオマージュとして誕生しました。

インスピレーションの源泉となっているのは、PRS を代表する「PRS SE Paul’s Guitar」、そして日本のロックシーンの最前線を走る BAND-MAID のギタリスト KANAMI 氏の「Custom 24-08 Limited Edition」です。この2つの DNA が交差することで、この「Rock Lady」は形作られました。

さらに驚くべきことに、アニメのオープニングテーマ『Ready to Rock』を手がけたのは、まさに KANAMI 氏が所属する BAND-MAID です。作中の演奏シーンでは、モーションキャプチャー技術を用いて KANAMI 氏ご本人のエネルギッシュな運指やステージングをデータ化し、ダイレクトに再現しています。

この徹底的なこだわりが生んだリアリズムこそ、このプロジェクトが単なるキャラクターグッズの枠を遥かに超え、本物の「楽器」としての説得力を宿すことに繋がりました。

徹底的にこだわり抜かれたアヴァンギャルドな色彩とデザイン

実物を前にした際、まず目を奪われるのがその美しいカラーリングと意匠の数々です。

劇中の愛機を極限まで忠実に再現したボディは、麗しいラメが入った「パール・ピンク」トップです。それに対して、引き締まった印象を与える「ブラックのヘッドストック」、さらにボディバックは木目を活かした「ナチュラル・バック」という、非常にメリハリの効いたエレガントな仕上がりになっています。

そして、PRS の職人たちの粋なこだわりを感じるのが、本モデルのために特別に製作された「パープル・トーン」のピックアップボビンです。ピンクとパープルという、一見すると際どい組み合わせでありながら、お互いの美しさを引き立て合い、絶妙なインパクトを出しながら気品も共存させています。

指板にはもちろん、PRS の象徴である「バードインレイ」を配し、トラスロッドカバーには「鈴ノ宮りりさ」自身の名前と作品への最大のオマージュとして、美しく誇り高い「百合(LILY)」のデザインが精密に施されています。

Paul’s Guitar の魂を継承する、妥協なきサウンドシステム

このギターはルックスの美しさだけに留まりません。心臓部には、創設者ポール・リード・スミス自らが拘り抜いて設計した「TCI “S” トレブル&ベース・ピックアップ」が搭載されています。

この「TCI(Tuned Capacitance and Inductance)」テクノロジーがもたらす響きは、まさに「極上」の一言です。

コントロール部には、通常の3ウェイ・トグル・スイッチに加え、独立して作動するコイルタップ用のふたつのミニ・トグル・スイッチを装備。これらを組み合わせることで、計8通りのサウンド・バリエーションを瞬時に生み出すことができます。

抜けが良くクリアなきらびやかさを持つシングルコイル・サウンドから、太く豊潤で温かみのあるディープなトーンまで、1本のギターとは思えないほどの懐の広さを誇ります。

クリーンなアルペジオから、激しいリード・プレイ、そしてヘヴィなリフまで、現代のあらゆるジャンルにこの1台で追従できる、極めて実戦的な仕様となっています。

弦振動を最大限に生かすハードウェア

そして、サステインとピッチの安定性を支えるハードウェアにも、PRS の哲学が息づいています。

ブリッジには、ブラス・インサート仕様のPRSデザイン・ストップテイルを搭載しています。

弦との接点に硬質なブラスを埋め込み、スタッドにもブラスを採用することで、弦の持つ生のエネルギーをロスなくマホガニー・ボディへと伝達します。これにより、低音域のタイトなピッキングレスポンスと、芳醇で表情豊かな高音域の倍音成分が見事に両立されています。

また、ペグには伝統的なノンロックタイプの「ヴィンテージ・スタイル・チューナー(クローズド・バック)」をチョイス。ヘッドの重量バランスを最適に保ちながら、確実なチューニング精度と豊かなロングサステインに大きく貢献しています。

木材の鳴りを最大限に引き出す、ボディ&ネックの伝統的マテリアル

ここからは、この楽器の「鳴り」と「堅牢さ」を支える木材について深く掘り下げていきましょう。

本モデルのボディには、PRS の王道かつ黄金比とも言える「メイプル・トップ/マホガニー・バック」のソリッド構造が採用されています。豊潤で温かみのある中低音域をもたらすマホガニーに、アタック感とクリアな高音域の輪郭を際立たせるメイプルを重ねることで、どの帯域も埋もれることのない、非常にバランスの取れたアコースティックな鳴りを生み出しています。

また、ボディ外周には優美な高低差を描く「Shallow Violin Carve」が施されており、ステージの照明を浴びた際にパール・ピンクの美しい陰影をより一層引き立ててくれます。

そして、ギターのプレイアビリティとダイレクトなサウンド伝達の要となるのがネックセクションです。

ネック材にはボディバック同様に高品質なマホガニーを使用し、強度に優れたマルチプライ構造を採用。ジョイント方式には、ボディとネックを文字通り一体化させ、豊かな弦振動の伝達とロングサステインを約束するセットネック構造です。

ネックシェイプには、肉厚で握りごたえがあり、クラシックなプレイスタイルから力強いチョーキングまでを余裕でサポートする「Wide Fat」グリップを採用。手に吸い付くような安定感は、長時間のステージングでもプレイヤーのストレスを最小限に抑えます。

指板には、しっとりとした質感と豊かな倍音成分が魅力の「ローズウッド」をチョイス。PRS こだわりの「25インチ・スケール」と「10インチ・ラディアス」という独自の設計は、チョーキング時の音詰まりを防ぎつつ、絶妙な弦のテンション感を生み出し、弾き手を引き込む極上の弾きやすさを実現しています。

アニメ作品のファンの方にとっては「鈴ノ宮りりさ」のパッションを体感でき、ギタリストや KANAMI 氏、PRS のファンにとっては、唯一無二のプレイヤビリティとサウンドバリエーションを備えたギターであること。これらを一切の妥協なく両立させてしまうのが、PRS というブランドが持つ最大の美学であり、ポール・リード・スミス氏の飽くなき探究心の結晶です。

※世界690本という非常に限られた生産本数です。

抽選販売のご案内

PRS SE “Rock Lady” Limited Edition Pink Pearl Top (Natural Back) を、島村楽器にて抽選販売を実施いたします。

ブランドPRS
モデルSE “Rock Lady” Limited Edition Pink Pearl Top (Natural Back)
販売価格¥165,000(税込)

抽選方法

エントリー受付期間

6/10(水) ~ 6/15(月)

エントリー方法

お電話もしくは下記フォームで受付いたします。

島村楽器静岡パルコ店054-275-5530

注意事項

・お申込みはおひとり様1点回限りとさせていただきます。
・複数店舗から重複してお申込みがあった場合は無効といたします。
・抽選結果につきましては、当選者のみご連絡を差し上げます。
・抽選は6/17(水)12:00頃の予定です。
・商品のお渡しは6月下旬を予定しております。
※抽選や商品入荷が遅れる場合もございますので、予めご了承ください。

さいごに

長文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。本記事が皆様のギターライフが豊かになる一助になれば幸いです。

平林 大一プロフィール

埼玉県出身。現在は静岡県に移り住んで15年が経過。
趣味は釣りとワインで、自然の中でリラックスする時間や美味しいワインを楽しむのが大好き。

2024年現在、PRS USAファクトリーでのオーダーやGIBSONナッシュビルでのバイヤー業務、国内外のギター・ベース、アンプやペダルのオーダーに携わっている。

所有楽器はPRS Private StockやAMPをはじめ、Fender 1963 Stratocaster、Gibson CS LP、Ken Smith BSR5、Vintage Ibanez & Maxonなど多岐に渡る。

おすすめ動画

  • ブックマーク