【ラインセレクター】CAJの新たな多機能ラインセレクター「X select」発売
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CAJ/X Select
メーカー希望小売価格 (税込) ¥16,500 (税抜 ¥15,000)
販売価格 (税込) ¥13,970 (税抜 ¥12,700)
JANコード:4571220042997
ラインセレクターとして定番だったMLS-2から、何が進化したのか、細かく見ていきたいと思います。
X selectの進化点
ループ1系統が追加
まずはMLS-2をチェック。
メーカー希望小売価格¥12,000(税抜)
販売価格¥10,700(税込)
JANコード:4571220041815
In-Outと1系統のLOOP Send-Returnが用意され、ラッチ・スイッチにもなるという定番のループセレクターです。
次にX selectはというと、Loop Bが追加され、2系統のループが組めます。
これによって、MLS-2よりもさらに幅広い入出力セレクトが可能になりました。
スイッチをONにした時はLoop Aが選択され、OFFにした際はBが選択されます。
Bに何もつながっていない時は純粋なLOOP OFFとなります。
スプリッター的使用法
ギターからの信号を3系統に分岐する事が可能です。
スイッチをONにした時に、Send A、Send B、Outputすべてに信号が流れるようになります。
(OFFの場合はOutputのみ)
インプットセレクター的使用法
2IN-1OUTで、ギターを持ち替えることが可能です。
Input、Return Aにそれぞれギターを繋ぐ事で、2系統のインプットを選択する事ができます。
こういったループ、スイッチなどなどの機能を切り替える際は、このMode切り替えスイッチを使用します。↓
MLS-2から継承した機能ももちろん使えますが、「どんな機能があるんだー!?」となったら、裏側を見てください。
X selectの機能一覧が見られます。
(マジックテープでボードに固定する際は見えなくなってしまうので、要注意ですが... その際は取扱説明書でチェックです)
光る!
今回のX selectはスイッチをONにすると...
照明が明るいので、落としてみましょう。
これは明るい!
「今どっちのループを選んでいるんだろう?」という不安が解消されます。
ちなみにこのX select、完全パッシブのトゥルー・バイパス回路です。
でもDC In端子もあります。
これはLEDを光らせるためだけのものです!
音には一切影響しません。
回路も別回路になっているのでスイッチのON/OFFの際にノイズが発生する事もないとのこと。
これは嬉しい仕様です。
(光らせたくない人は、電源供給しなければ光りません)
現場で培ったアイデアを形にしているCAJだからこそ生まれるアイデアでプロデュースされる今回のような製品は、ユーザーにとってもワクワクしますね。
SIZEは、 W:70mm × D:115mm × H:50 mm( ジャック、スイッチ含む)です。
ボードに組み込む際のご参考にどうぞ。