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【メンテナンス】弦交換のすすめ!コレを読めばきっとあなたもプロの腕前!?~クラシックギター編~

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【<<< 1ページ目 はじめ~弦の開封】

<<< 2ページ目 ブリッジ側の弦の留め方】

ペグ側の弦の留め方

パターン①
ペグ穴から下方向へ巻く場合


ブリッジ側から弦を通します。ここで、ナットの溝とペグ穴との位置関係に注目します。赤線のように、弦がナット溝に対して角度が付かない位置に来ることが理想ですので、下方向に巻いていきます。


この場合は弦の下側を、下方向に通します。下に巻くときは下方向に通す、と覚えていただくとわかりやすいです。


そうすると一度ねじった形になると思います。


これを3回繰り返し、ねじっていきます。この下準備が終わったらあとはペグに巻いていくだけです。


この時、ねじった部分が緩まないように抑えながらペグを回していくと、上手くいくと思います。


ペグを回していくと、反対側のペグ穴に着きます。先ほどのねじった弦の終わりがこのペグ穴と重なるようにしましょう。


ある程度巻いたら、弦同士の隙間が無くなるように力を加えます。

隙間なくキレイに巻くことができました。

ある程度弦がピンと張ったら、ペグから近い部分でカットしてokです。

パターン②
ペグ穴から上方向へ巻く場合


今度はナットに対し角度が付かないよう、上方向に巻いていきます。


先ほどの下方向のパターンとは逆に、弦を上方向に通します。上に巻くときは上方向に通す、と覚えてください。


あとはこのネジリを3回繰り返します。


・・・このようになります。後は同様の手順でペグを回して弦を巻いていきます。


弦の隙間が無いよう、整えれば完了です。

まとめ一覧

 弦を巻く方向 弦を通す方向
ペグ穴から
ペグ穴から

チューニング


6弦から1弦まで順番にチューニングしていきます。


一往復終えると、チューニングがかなり下がると思います。ある程度安定するまで、3~4往復しましょう。
※クラシックギターは完璧にチューニングが安定するまで、数日かかることがあります。

最終調整


チューニングを終えたら、後は余分な弦を切って形を整えていきます。


ニッパーで・・・


切りそろえていきます。残す弦の長さは、画像を参考にしてみてくださいね。これにてクラシックギターの弦交換は完了です。

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