
ギターの弦交換方法をご紹介する「弦交換のすすめ」第四弾!今回は、「クラシックギター」の弦交換をギタセレ流にお伝えしていきます。弦交換の中でも最難関といわれるクラシックギターですが、世に出回っている弦交換の方法は様々な種類があり、それぞれが「流派」のようになっています。今回はあくまでも「ギタセレ流」ですので、ご了承くださいませ!安心してクラギが弾けるようになる弦交換、をコンセプトにお伝えしますね!

楽器を保護

一番重要なのはブリッジ付近の保護です。弦が誤って外れてしまった場合に、ボディトップに打痕が付くのを防ぐ必要があります。

サイズや厚さがちょうど良いので、弦のパッケージを使っていきます。

マスキングテープで留めていきます。マスキングは楽器にとっては粘着力が強すぎるので、貼る前に衣服などに貼る⇒はがす、を数回行ってください。塗装の種類や状態にもよりますが、粘着が強すぎる場合、塗装にダメージが残る恐れがありますので注意していきましょう。

さらにその上から楽器用クロスをかぶせて留めます。気付かないうちに傷がつくことがありますので、これでひと安心です。
ボディのエンドまで留めると邪魔にならないのでオススメですね。
弦をゆるめる

ストリングワインダーで弦を緩めていきます。

指でカンタンにつまめるくらいまで緩めましょう。チューニングした状態のまま弦を切ると、楽器を傷つけたり負担をかけたりするので注意していきます。

緩めたら、12フレット付近でニッパーを使用して弦を切っていきます。


ブリッジ側の弦をはずしていきます。大抵の場合は弦が縛り付けてあるだけなので、解いていけばはずれると思います。
弦を開封

今回は、クラギの定番弦 ”YAMAHA S10 GRAND CONCERT”を使っていきます。


クラギ弦は柔らかいため、緩めるときに折り目が付かないようにしましょう。











