ギタセレニュースでは、ギター、ベースなどの新製品情報やギターにまつわる様々な情報を発信しています

特集記事

【新製品レビュー】KarDiaN Iodoform(ヨードホルム)試してみました!

記事中に表示価格・販売価格が掲載されている場合、その価格は記事更新時点のものとなります。

人気の国産エフェクターブランド“KarDiaN(カージアン)”より登場したキャラクターモジュールという新発想の製品“Iodoform(ヨードホルム)”。
KarDiaN Iodoform(ヨードホルム)について詳しくはこちらをご覧ください。

気になっている方も多いかと思いますが、製品の性質上エフェクターのように店頭で試すという事は少し難しいものとなってしまいます。
今回、メーカー様のご厚意で発売日前にこちらの製品が搭載された楽器をお貸しいただきましたので、サウンドや使用感をレビューしていきたいと思います。

レビュー環境

ギター


リアピックアップがハムバッカーのストラトキャスターとなります。

アンプシミュレーター


アンプシミュレーターはMOOER GE200のFender系とMarshall系を使用しております。
接続の流れはギター→MOOER GE200→ライン録音の流れとなっております。
MOOER GE200レビュー記事はこちら

外観チェック



実際に楽器に取り付けられている状態を見ると、思ったよりもコンパクトにまとまっており「付けられている感」は感じませんでした。
よくあるボディバックの9V電池ボックス程度の大きさというのがイメージしやすいと思います。
また、筐体もアルミ削り出しのため重厚感があり、しっかり楽器の一部として馴染んでいます。

コントロールはボリューム、ゲイン、ベース、トレブルの4つ、ギターのトーンノブのプッシュ/プルでON/OFFの切り替えとなっております。

サウンドチェック

それでは早速サウンドチェックに入りたいと思います。
バイパスサウンドはこんな感じ。アンプはFender系、ピックアップはセンターです。

まずはゲイン、トレブル、ベースは10段階のうち5程度、エフェクターで言うところのフラットな状態でONにしてみます。

おお!この時点で既に良い音!
アンプのキャラクターが大きく変わるのではなく純粋に倍音感などが増幅された印象です。

では続いてゲイン、ベース、トレブルの効きをチェックしていきます。
ゲインは5、トレブルを7、ベースを3にして弾いてみます。

今度はゲインはそのままでトレブルを3、ベースを7にしてみます。

音の重心が一気に下がりましたが、使いにくいブーミーな感じではなくローミッドあたりが強調されるような印象です。

最後にゲイン7、トレブル7、ベース3と少しゲインが高めなサウンドを。

Fender系のクリーンアンプにドライブチャンネルが追加されたくらい、しっかり歪ませられます。

各コントロールの効きはすごく良いのですが、それぞれ逸脱する事なくコントロールできる範囲で調整ができるので操作性は抜群、サウンドも変な味付けが少なく非常に使いやすいです。

実践的使用例のご紹介

簡単なサウンドチェックは終わりましたので、ここからは私が考えるIodoformの使用例をご紹介していきたいと思います。

“JC-120”のようなトランジスタアンプ、経年変化で元気がなくなったアンプ対策


前半がOFF、後半がONの状態です。

私はこの使い方が「一番良い!」と感じました。実際にバンドで演奏する際にいわゆる「どクリーン」って使いにくいんですよね。
ですがメンバーとの兼ね合いでJC-120を使う場面がどうしても出てきてしまうのですが、かけっぱなしのエフェクターを足元に置いておくのもスペースを取ってしまいます。
この変化を手元で調整できるというのは様々な現場、仲間と演奏する際に非常に有用だなと感じました。

バッキングのキャラクター分け


こちらではゲインを0にして、トレブルを10まで上げてみました。
サウンドの歯切れの良さが増されたと思います。
カッティングなどギターのフレーズを意識的に大きく聴かせたいセクションでONにするとクリーンサウンドのバリエーションを簡単に増やす事ができます。

リードトーンに甘さ・太さを付与


先ほどとは逆にベースを10まで上げて、トレブルを5にしてみました。
甘さと太さが付与され、特にクリーンでのリードトーン使用時に効果が大きいと思います。
ジャズセッションや流行りのネオソウルなどクリーントーンを多用するジャンルを演奏する際にバッキングとリードの音色の差別化が可能です。

クランチサウンドのゲインアップ


最後はアンプはMarshall系に変えて、クランチサウンドのゲインアップ。
Iodoformは単体でもしっかりゲインが稼げるので、クランチサウンドと組み合わせる事によって、かなりのハイゲインサウンドまで作る事が可能です。
手元のギターのボリューム操作でクリーン~クランチを作って、IodoformをONにする事でハイゲインという使い方で疑似的な3チャンネルアンプのようにする事もできると思います。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
いわゆるオンボードプリアンプではなく、積極的にサウンドを創っていく「キャラクターモジュール」というコンセプトが頷けるサウンド、操作性ではないでしょうか?

私は個人的には、この製品は最初からONにする前提ではなく、場面場面で発生する「あと少し、ここがこうなったら良いのに...」に対して魔法のスパイス的に使用していくのが良いなと感じました。
もちろん使い方はギタリストによって無限大ですので、純粋にエフェクター的に使うもよし、プリアンプ的に常時ONでもよしだと思います。

気になった方は是非一度、お近くに島村楽器までお問い合わせください。
島村楽器 店舗一覧

特集記事 最新記事

【コラム】ツマミの位置に迷ったらコレ!ギターアンプでの音作り3選!
個性的なルックスと使い勝手の良いサウンド!OK bass が語る Bacchus SWL4-ASH/RSM の魅力
別室 野原のギター部屋 Vol.14 “Murphy Lab 1958 Les Paul Standard Reissue Lemon Burst”
【コラム】脱初心者!アルペジオ奏法を身につけよう!
【クラシックギター】ご自宅からも工房訪問!桜井・河野ギターオンラインイベント開催!

特集記事一覧はこちら >>