先日、“PRS Guitars 2021 Launch Party”と称し、2021年の新製品発表会がオンライン上で開催されました。
世界的なコロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、NAMM Showもオンライン開催となるなど各メーカーの新製品発表の方法もオンラインが主流になってきたと感じています。

今回は“PRS Guitars 2021 Launch Party”の中で発表された気になる商品をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
いずれも国内での発売時期や価格は未定のため、正式な案内が出ましたら改めて、当ギタセレにてご紹介いたします。
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PRS Guitars 2021 Launch Party　動画

気になる商品

Coreシリーズにナローフィールドピックアップ復活によるSpecial Semi-HollowとStudioの追加

PRSファンの方で、この復活を待ち望んでいた方は多いのではないでしょうか？

ナローフィールドピックアップというのは一般的に使用されている“57/08”ピックアップをミニハムバッカーサイズに改良したものになるのですが、これによりハムバッカーサウンドの中にシングルコイルのような質感を付与してくれています。
※ピックアップに使用しているワイヤーやコイルの巻き数は実は57/08と同様で純粋なハムバッカーながらサイズダウンに成功したものとなります。
バンドアンサンブルの中でしっかり抜けるサウンドを創出しつつ、ノイズにも強いというのはかなりのメリットとなります。

アーティストシグネチャーモデルの追加

Mark Lettieriシグネチャーモデル“Fiore”

ジャズやファンクなど多ジャンルをバンドサウンドに取り入れ、評価をされているバンド「スナーキー・パピー」のギタリスト「マーク・レッティエリ」のシグネチャーモデルが登場します。

こちらはCE、Silver Skyに次ぐボルトオンタイプのギターで、25.5インチスケール、SSHのピックアップ配列、アッシュボディの採用とストラトテイストに仕上げられています。

Fioreという言葉はイタリア語で「花」を意味しており、トラスロッドカバーには花のマークがプリントされています。細かな部分までこだわっています。

SEラインナップにZach Myersシグネチャーモデルが追加

また、アメリカのミュージシャン「ザック・マイヤーズ」のシグネチャーモデルが追加になります。
こちらはレスポールのようなシングルカッタウェイながらFホールによるセミホロウ構造となっており、独特なサウンドを創出します。

ボディの杢目、鮮やかなブルーもさる事ながらヘッドトップにも同様のメイプル、塗装を採用しルックスも高級感が溢れています。
レスポールの見た目は好きだけど、Gibson以外の選択肢をお探しの方は要チェックかもしれません。

John Mayerシグネチャーモデル“Silver Sky”に限定カラーが登場

言わずと知れた現代の名ギタリスト「ジョン・メイヤー」のシグネチャーモデルに限定カラー“Lunar Ice”が登場します。
1000本限定生産となっており、国内にどれほど入荷があるのかは不明ですが、是非ともチェックしておきたい一本です。

SEシリーズに新色追加

近年のヘッドのロゴの変更などルックスが洗練されてきたSEシリーズに新色が追加となります。




ナチュラルのバックだとより見た目が本家Coreシリーズに近づくのでGOODですね。

その発想はなかった！PRSのクリップチューナー

PRSといったら指板のバードインレイですが、なんとチューナーの画面中央にこれでもかといらっしゃいます。
動画を見ていただくと分かりますがペグを回してチューニングが合うと、この鳥が表示されます。
チューニングを合わせるたびにテンションが上がる事、間違いなしのチューナーだと思います。
画面も大きめなので視認性も高そうです。

さいごに

いかがでしたでしょうか？
Launch Partyの動画は新製品の発表だけでなく、アーティストによる演奏など内容盛り沢山となっておりますので、是非皆さんも視聴してみてくださいね。
また、発表された新製品について新たな情報が入り次第、当ギタセレにて発信してまいりますのでお楽しみに。