【ファズ・エコー】Instruments for a New Electric Musicのニューモデル3種!

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【ファズ・エコー】Instruments for a New Electric Musicのニューモデル3種!

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

アメリカのオレゴン州で制作されるInstruments for a New Electric Music(Infanem)のニューモデルが発売になりました。

141G Fuzz

s-141gfuzz
メーカー希望小売価格オープンプライス
販売価格¥22,750(税込)
JAN:4562459873292

直感的なコントロールとコンパクトな筐体で作る刺激的な音が魅力のファズペダル。

モダンなテクスチャのファズサウンドから発振、そしてクラシカルなタッチセンシティビティにまで対応します。また様々な入力ソースに対応するハイインプットインピーダンスも魅力。ベースでも安定して音を作ることの出来るレスポンスを備え、また古いファズペダルのように気温や湿度に左右されて音が変わることもありません。

コントロール

  • In:
    インプットゲインを設定します。
  • Out:
    全体の音量を設定します。
  • Focus:
    ポジティブ/ネガティブフィードバックループのフィルタを調整します。141G Fuzzの“隠し味”ともいえるコントロールです。FocusはHighとLowの2つのコントロールで構成されています。最初は12時の位置から音を作り始めます。
  • Low:
    低域とローミッドを調整できるコントロールです。高く設定すればドゥームなランブルと暖かなフィールが得られます。低く設定すると音色がシャープになります。高く設定すると、発振にサブハーモニックパルスと低域のドローンが加わります。
  • High:
    高域とハイミッドを調整できるコントロールです。高く設定すると耳をつんざくようなノイジーなトーンが得られます。低く設定すると少し音をおとなしくさせることができます。また、高く設定すると悲鳴のような発振を作ることができます。ミッドやパンチが欲しい時はLowを少し上げてみます。
  • Gate:
    トランスペアレントゲートコントロールです。キャラクター、トーン、フィールなどのファズトーンを変えずにノイズをカットすることができます。つまり、インプットから入力されたサウンドがファズへと接続され、発振は発振した状態のまま、音を出さない時にアウトプットから切り離すことができます。
    例えば発振の混ざったファズトーンは、通常“音を出さない”状態にしても発振音が出力されてしまいます。それをカットするためのスイッチです。

141T Fuzz

s-141tfuzz
メーカー希望小売価格オープンプライス
販売価格¥22,750(税込)
JAN:4562459873308

兄弟機、141G Fuzzと比べ、よりミッドレンジをフォーカスし、暖かなトーンを作ることが出来るファズ。

基本的な仕様は141G Fuzzと同様なので、内部回路内の何かが変更されて音質の違いを生んでいると思われます。ぜひ鳴らし比べてみたいです。

Small Echo Array

s-smallechoarray
メーカー希望小売価格オープンプライス
販売価格¥35,999(税込)
JAN:4562459873315

クラシックエコーと最高の機能を組み合わせた回路を、コンパクトで扱いやすく信頼性の高いボックスに収めたエコー/ディレイ。

多くの伝説的テープエコーやディスクエコーマシンを思わせるマルチヘッドスタイルのディレイペダルで、30msから2.3sまでの広いディレイタイムを設定可能。もちろんフィードバックコントロールは自己発振の領域まで設定可能です。伝説のヴィンテージ“PDS”ディレイペダルのサウンドを再現することもできます。エコーはクリアでフルレンジ、そしてアナログBBDや初期のデジタルディレイのように心地よく音を霞ませます。もちろん、音色のキャラクターを変えたり、音がこもってしまうこともありません。

コントロール

  • Echo Playback Selectors:
    これらのスイッチは、各プレイバックソースを選択できます。テープマシンのプレイバックヘッドを切り替えるような使い方です。それぞれのソースはディレイタイムに対し、1倍、2倍、3倍、4倍のディレイタイムで出力されます。例えばEcho Timeが最小に設定されている時、それぞれのソースは30、60、90、120msで出力されます。それぞれのシグナルダイヤグラムは下図のとおり。
    s-imgrc0068506124
  • Echo Time:
    ディレイタイムを設定します。Small Echo Arrayのマルチタップディレイは1つのコントロールで制御され、それぞれのディレイタイムは同期します。それぞれのディレイタイムレンジは下記のとおりです。
    1:30~575ms
    2:60~1150ms
    3:90~1725ms
    4:120~2300ms
  • Feedback:
    ディレイの反復回数を設定します。0から自己発振まで広く設定することができます。
  • Clean Volume:
    クリーンシグナルの音量を設定します。反時計回り最小でミュートされ、12時付近でユニティゲイン、時計回り最大+15dB程度のブーストが可能です。
  • Echo Volume:
    ディレイシグナルの音量を設定します。反時計回り最小でミュートされ、12時付近でユニティゲイン、時計回り最大+15dB程度のブーストが可能です。
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