【レポート】YAMAHA新製品内覧会に潜入! ~Line 6 新アンプやMarshall CODEが初お目見え!~
記事中に表示価格・販売価格が掲載されている場合、その価格は記事更新時点のものとなります。
「TransAcoustic」搭載 LL-TA VT
メーカー希望小売価格 (税込) ¥165,000 (税抜 ¥150,000)
販売価格 (税込) ¥140,250 (税抜 ¥127,500)
JAN:4957812607872
ヤマハの最新技術であり、YAMAHAアコースティックピアノにも搭載された「TransAcoustic Technology」。簡単に言うと、
「アコギの生音にエフェクトをかける」技術です。
さっそくバイヤー・イマイが鳴らしてみます。まずは普通にアコギサウンドで。
ボディ内部の基盤上に光が灯り、エフェクトがONになったことが分かります。
上部右側がコーラス、左がリバーブ、下がスイッチとLinout Volume(ラインアウト時に使用)。
さてそのサウンドは...
これは紛れもなくエレアコ・サウンド!! もちろんプラグインしていません。
弾いている本人から言わせると、「生のアコギなのにエレアコサウンドなので、ある意味気持ち悪い(笑)」との事。生で弾いているのにそのままエレアコサウンドなので、弾き手には違和感さえ与えるほどの実力なのです。
聞いてみたいですか?
そうですよね。では...
まず通常のアコギサウンドです。
もちろんきれいなLLサウンドです。素敵ですね。
続いてエフェクトをONにしてみましょう。
なんと美しいコーラス&リバーブサウンド!!
「弦の振動を電気信号に変換してエフェクト処理し、ボディの内部に設置したアクチュエーター(加振器)に伝え、アクチュエーターがギター全体を振動させる構造」と、何やら難しそうな説明文ですが、壁や机がスピーカーになる装置のような感覚で、ギターのボディをスピーカー化し、エフェクト音を付加しているのです。
「オールソリッドボディ」と、「A.R.E.」を施した木材
「L シリーズ」の人気モデル「LL16ARE」をベースにしているため、ボディの全ての面に響きのよい単板を用いた「オールソリッドボディ」で、本格的な音を奏でることが出来ます。さらにギターの表板には、ヤマハ独自の木材改質技術「A.R.E.」を施した素材を採用。新品でも、長年弾きこんだギターのような熟成された温かみのある音が特徴です。
もちろんエレアコとしても使用可能
もちろん、トランス・アコースティック・サウンドをそのままスピーカーに出力して、エレアコとしても使用可能です。バイヤー・イマイ曰く、「スピーカーから出てきてくれると、今までの感覚と同じなので違和感はない」とのこと(笑)
スペック
- 胴型: ジャンボタイプ
- 胴厚: 100-125mm
- 弦長: 650mm
- 指板幅: 44mm/55mm (上駒部/ネック接合部)
- 表板: イングルマンスプルース単板(A.R.E.)
- 裏・側板: ローズウッド単板
- ネック: マホガニー&ローズウッド5 ピース
- 指板・下駒: エボニー
- 糸巻: ゴールドダイキャスト(TM-29G)
- 電装: SYSTEM70 TransAcoustic
- コントロール: リバーブ/コーラス/TA Switch/ラインアウトVol.
- 塗装: グロス仕上げ
- カラー: VT(ビンテージティント)
- 付属品: ライトケース
最後におまけで新たな日本上陸「弦」をどうぞ。