【イベントレポート】ヤマハ渾身のニューギターがお披露目!ヤマハ新製品発表会レポート(動画あり)
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先日、ご紹介しましたRolandの新製品発表会の同日、別会場ではYAMAHAの新製品発表会が開催されました。
今回は、その模様をレポートします。
やってきたのはヤマハ銀座ビル。
開催日は、平日だったのですが観光客の方々でごった返す銀座の街。そんな中、会場には各楽器店のスタッフが集まってきておりました。
それでは早速、会場に展示されていた新商品とあわせて当日のデモの模様をご紹介します。
2016年はヤマハギター生産50周年!
1966年から生産されているヤマハギター。2016年はヤマハギター生産50周年にあたります。
ということもあり、今年のヤマハはギターに対する意気込みが違います。
ヤマハ FG-180が50周年モデルとなって復活
既にギタセレでも新製品記事でお伝えした通り、ヤマハ初の国産フォークギターFG-180のデザインを再現した「FG-180 50TH」が発売になります。※上の画像の中央にあるモデルです。
サウンドホールからギターの中をのぞいてみると・・・ありました!赤ラベル。この他にも初期ヤマハロゴの採用、オリジナルピックガード装着など、記念モデルならではの仕様になっています。
FG-180 50THの詳細はこちらの記事をチェック。
ヤマハのスタンダード FG/FSシリーズがリニューアル!
そして、ヤマハのスタンダードである「FG/FS」シリーズがリニューアルしました。
共通の特徴としては、新たにデザインしたブレイシング。これにより、中低音が強化され、さらに力強いサウンドになっています。
実際、弾いてみたのですが、確かにその生鳴りは圧倒的なものがありました。
また、特筆すべきはその豊富なカラーバリエーション。色の選択肢が多いのは、やはりギタリストにはうれしいポイント。
中でも、特に印象的なのは、こちらのターコイズでしょうか?ビビットなカラーリングながらアコースティックギターにマッチングしています。
デモンストレーションでは、シンガーソングライターのちささんによる演奏も。デモで使用しているルビーレッドカラーも非常にステージ映えし、美しい歌声とともに素晴らしい演奏を堪能させていただきました。
新FS/FGシリーズの詳細はこちらの記事をチェック。
全く新しいアコースティックギター TransAcousticも参考出品
まだ正式な発売は決定していませんが、非常に注目のギターも公開されていました。
それが、TransAcousticと名付けられたこのギター。
※すいません、角度的にちょっと見づらいですよね・・・。
見た目は、いたってシンプルなアコースティックギターです。
このギター、どういうことかというと、
ギターの生音だけでなく、コーラスとリバーブをかけたサウンドを出すことができるのです。
しかも、それはエレアコのようにPA経由でスピーカーから出ているサウンドではなく、まさしくギター本体から出る生音にエフェクトをかけられるという代物です。
これはまさに異次元の体験でした。
動画も撮影してきましたので、その感覚、ぜひ体験してみてください。
ヤマハ25年ぶりのエレキギター新シリーズ「REVSTAR」
アコースティックだけではありません。新たなエレキギターシリーズも誕生です。
それが、こちらの「REVSTAR」。
SGの流れをくむダブルカッタウェイボディで、ヤマハらしいデザインに仕上がっています。なんでもバイクからインスパイアされたデザインとのこと。
そこから回転を上げるという意味のREVが、名づけられたそう。
そのサウンドは、非常に芯の太い存在感のあるものでした。
そのサウンドの秘密は、新開発のオリジナル・ピックアップによるものとのこと。
デモンストレーションでは、FENCE OF DEFENSEのギタリスト北島健二さんが登場。
非常にロックなサウンドを響かせたデモンストレーションでした。
それでは、そのデモの模様を動画でご確認ください。
REVSTARの詳細はこちらの記事をチェック。
NAMM SHOW 2016で発表になったLine6の新製品も展示
会場には、NAMM SHOW 2016にてお披露目となったLine6製品もディスプレイされていました。
HELIX RACK&CONTROL
国内では、まずフロアボードタイプのHELIXが発売になりましたが、以前から告知されていたRACK&CONTROLがいよいよお披露目です。
フロアボードタイプは発売以降、その人気の高さゆえ未だ手に入りづらい状況です。こちらのRACKタイプの発売を待ち望んでいる方も多いことでしょう。まだ正式な発売日や価格はアナウンス待ちですが、その情報が解禁になるのも、間もなくでしょう。
お手軽ワイヤレス Relay G10
Line6新製品の中でも、最も注目を集めたのがこちらのギターワイヤレスRelay G10。
このコンパクトなトランスミッターをギター(ベース)にプラグインするだけで、レシーバーが自動的に最適なチャンネルを選択し、即演奏可能というかなり手軽なワイヤレスです。
しかもトランスミッターは充電式!レシーバーにプラグインしておけば自動に充電してくれます。
従来は、ステージ上で動き回るためのワイヤレスでしたが、ここまで手軽だとご自宅での演奏時にも使えそうです。シールドケーブルを気にせず、ベッドに寝転がって演奏するなんてこともできちゃいますね。
以下、2016年5月31日(火)追記>
いよいよ発売日も決定し、期待が高まるRelay G10! 注目の詳細情報はこちら!!
【ワイヤレス】いよいよ国内発売! Line 6 コンパクトワイヤレスの決定版! Relay G10
メーカー希望小売価格:オープンプライス
販売価格 (税込) ¥25,300 (税抜 ¥23,000)
JAN:0614252304825
発売日:2016年6月15日(水)
>ここまで
AMPLIFiがランチボックスサイズに! AMPLIFi30
Bluetooth®によるワイヤレス経由で曲が再生でき、手軽にセッション可能なAMPLIFiがコンパクトサイズになりました。アプリを使用することで、200以上の著名なギターアンプやエフェクト、スピーカー・キャビネットから選択し、自分だけのトーンを作成可能です。
こちらも自宅での練習用に最適ですね。
本格ステージアンプFIREHAWK 1500
Line6が送る次世代のステージアンプFIREHAWK 1500もお披露目。
圧倒的なHDクオリティのLine 6 アンプ/エフェクト/キャビネット・モデリングが収められているステージアンプです。
1500ワットのパワーなので、ボリューム不足になることはありません。アコースティック、エレキどちらも対応しているのはうれしいポイントです。
Line6新製品の詳細はこちらの記事をチェック。
Marshallブティックアンプ ASTORIAも展示
オールドMarshallの本質を持ったコンテンポラリー・ハンドワイヤードモデル「ASTORIA」も展示。
クリーントーンが特徴の「AST-1」、ブースト機能を備えたAST-1のゲインアップ・モデル「AST-2」、CLASSICとCUSTOMを融合させた2chモデル「AST-3」が並びます。
ASTORIAの詳細はこちらの記事をチェック。
まだ見ぬ今後の新製品
会場内に展示はされていませんが、資料ベースで今後の新製品も続々と紹介されました。
まずはMarshall「CODE」。Marshall初のモデリングアンプということで、かなり話題になっていますね。
MarshallがMarshallアンプのモデリングをしたということもあり、そのサウンドには期待感が持てます。実は一番個人的には見たかったのですが、これはまた次の機会に。
CODEの現在、判明している情報はこちらをチェック
マーシャル社設立25周年とジム・マーシャルの音楽キャリア50周年を記念して限定発売したシルバージュビリー。こちらがミニサイズになったMini Jubileeも間もなく発売予定。
Mini Jubileeの現在、判明している情報はこちらをチェック
そして、ベースアンプEDENからはTerra Novaというニュー・ベースアンプもアナウンス。現在発売中のEDENフラッグシップモデルWorld Tour Pro Seriesの弟分的な位置づけになるよう。
独特なコントロールつまみの配置で、存在感のあるヘッドです。
さて、今回はヤマハ新製品発表会の模様からギター・ベースカテゴリーに関連するものを抜き出してご紹介しました。まだ発売時期・価格など未定の商品もありますが、どちらもこの2016年注目の商品といえるでしょう。
詳細は、続報をお待ちください。