【新製品】Legator(レガター)日本上陸!!【エレキギター】
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Legator製作現場潜入レポート
Legatorの製造工場はインドネシアにあります。(上位モデルはUSA製)
ということでさっそくインドネシアに飛びます!
スカルノハッタ国際空港に着いたのは夕方。車で工場のある町に向かっていると、すぐに夜になってしまいました。おなかすいた...
翌朝、工場へ。
工場の敷地は8,000坪ほどあるそうで。(工場自体はそこまで大きくないですよ。)
我々がオーダーしたモデルも製作中。工場のキャパはかなりのものなので、他にも多くのギターを作っていました。
そして最終セットアップののち...
とても細かく拭き上げます。指紋の一つも残さない様、本当に丁寧に磨き上げていました。
製作風景を見て感じたのは、インドネシア人工員たちのフレンドリーさと丁寧さ、そして勤勉さ。一つ一つの作業がとても細やかで、仕上がってきたギターがそれを物語っていました。
その後数日にわたって、当社オーダーモデルの検品や出荷前セットアップの基準合わせ、その他諸々を行うわけですが、登場するのはこの人。島村楽器ギターリペア工房のMr.多弦担当、現地の水を飲んでも大丈夫、OZことオジマです。
Legatorのクオリティが高いことをしっかりその目で見たOZは、挑戦的なセットアップを提案します。
OZの作業スピードの速さに、驚いて写真を撮りまくるKennon。動画じゃなくていいのか...?
そうこうしている中、日本向けLegatorのセットアップ基準値が決定。それを伝えると、「Oh! USA製でもそこまでシビアなセッティングをしないのに!! 日本向けモデルだけ特別仕様になっちゃうじゃないか!!」と困るKennon。
しかし我々はそのセッティングでの出荷を何とかお願いして、Kennonも了承。日本モデルだけはコストをかけてシビアなセッティングでの出荷が為されます。めでたしめでたし。
ちなみにOZのセットアップ依頼は工員たちにも直接行われました。
実際にOZが作業を始めると、セットアップ担当達はすぐに駆け寄ってきて「どこをどの数値にするのか教えてくれ」「しっかりした物を届けたい」と言ってきます。まじめな人たちです。
そうして出荷されたギター達は日本に出荷され、到着したらOZが設定した基準値を下に再度検品、調整が行われます。(輸送でネックの状態やその他諸々に、変化が加わる可能性もありますからね。) 製作時からしっかり作られ、特別シビアなセッティングで出荷され、そして国内に入荷しても再度調整が加わるLegator、期待してください!! きっとご満足頂けるクオリティとサウンドをお届け出来る事でしょう。
発売は12月9日(金)。島村楽器のLegator取り扱い店舗にて。乞うご期待!!
P.S. インドネシアの車窓から
インドネシアで移動する車中から目撃したお祭り。
ドデカいスピーカーを引っ張りまわして大音量で音楽を鳴らす若者たち。この日の気温は32℃、湿度も相当なもの。いやぁ、パワフルです。
道端には延々と続くパイナップル屋さん。一個買ってみましたが、あんなに甘いパイナップルは食べたことがありません。インドネシア、素敵です。
一仕事終えて満足したOZ。帰りの空港で楽し気に写真を撮ったこの後、何かに当たっていたようで、小一時間トイレから出てきませんでした...