BOSS GX-1B マルチ・エフェクターは、ベース用に設計されたコンパクトかつ高機能なマルチ・エフェクターです。
AIRD テクノロジーによる16種類のプリアンプと、130種類を超えるエフェクトを搭載し、練習からライブ、レコーディングまで幅広いシーンで柔軟な音作りを実現します。
高解像度カラー・ディスプレイとエフェクト・ボタン、GEAR SUITE 機能により、直感的かつ素早いサウンドメイクが可能です。
USB Type-C や Bluetooth による接続、専用アプリ BOSS TONE STUDIO への対応など、現代的なベース環境に求められる機能も充実しています。
BOSS GX-1B

| メーカー | BOSS |
| 型名 | GX-1B |
| メーカー希望小売価格 | オープン価格 |
| 販売価格 | ¥33,000(税込) |
| JAN | 4957054520915 |
| 発売予定日 | 2026年1月24日(土) |
特徴


ベーシストのためのプレミアムサウンドと柔軟な音作り
BOSS GX-1B マルチ・エフェクターは、ベース専用にチューニングされたサウンド・エンジンを備えたモデルです。
サンプリング・レート48kHz、AD 変換24ビット、DA 変換32ビット、内部32ビット浮動小数点処理により、高い解像度とダイナミクスを両立したサウンドを実現しています。
AIRD テクノロジーを駆使して開発された16種類のベース用プリアンプと、定番から個性的なタイプまで網羅した130種類以上のBOSSエフェクトが用意されており、多様なジャンルに対応した音作りが可能です。
8つのエフェクト・ブロックは同時使用に対応し、接続順の変更も行えるため、シンプルなコンプレッサー+アンプ構成から、モジュレーションやディレイを駆使したサウンドまで自在に構築できます。
99のプリセット・メモリーに加えて99のユーザー・メモリーを備え、作成した音色を本体内に十分な数保存できる点も実用的です。
GEAR SUITE と直感的インターフェイスによるスムーズなサウンドメイク
GX-1B に搭載された GEAR SUITE 機能は、効率的な音作りを支援する新しいアプローチです。
各アンプ/エフェクト・タイプには、特徴を熟知したプロ・ベーシストが設定した複数のプリセットが用意されており、専用ノブを回すだけでそれらの設定を素早く呼び出すことができます。
ユーザー自身が作成した設定を GEAR SUITE として保存することもできるため、よく使用するサウンドへのアクセスがいっそう容易になります。
インターフェイス面では、GX-100 や GX-10 の流れを汲む六角形のエフェクト・ボタンを採用しており、各エフェクトのオン/オフ状態を視覚的に把握しやすい構成です。
タップ操作でエフェクトの切り替え、長押しで詳細パラメータへアクセスできるため、本体だけでのエディットもスムーズに行えます。
320×240ドットのカラー・グラフィックLCDは視認性が高く、ライブ環境やスタジオでも素早く状態を確認できます。
多彩なコントロールと接続性が支える実践的なベース環境
GX-1B は、コンパクトな筐体ながら実践的なコントロール性能と接続性を備えたマルチ・エフェクターです。
3つのフットスイッチとエクスプレッション・ペダルは、エフェクトのオン/オフやパラメータ制御などへ自由にアサインすることができ、演奏スタイルに合わせた細やかなカスタマイズが可能です。
CTL 端子には、別売りのエクスプレッション・ペダルや最大2つのフットスイッチを追加できるほか、FS-1-WL Wireless Footswitch や EV-1-WL Wireless Expression Pedal といったワイヤレス・コントローラーにも対応しており、足元の拡張性にも配慮されています。
電源は単三電池4本、ACアダプター、USBバスパワーの3方式に対応し、自宅練習からスタジオ、ステージまで場所を選ばず使用できます。
Bluetooth 経由でモバイル端末から楽曲再生を行い、ジャム・セッション感覚で練習できるほか、USB Type-C 端子を用いてPCやモバイル端末にオーディオ・インターフェースとして接続し、DAWへの録音も行えます。
専用アプリ BOSS TONE STUDIO(macOS/Windows/iOS/Android)では、パッチ編集や管理に加え、YouTube 連携の SESSION 機能、ABリピート、テンポ調整、メトロノーム/リズム機能など、ベース演奏の上達を支えるツールが利用可能です。
BOSS TONE EXCHANGE では、他ユーザーが作成したライブセットやプロのサウンドを共有でき、GX-1B のポテンシャルをさらに引き出すことができます。
実機レビュー

メーカー様より発売前に実機をお借りすることができました。
レビューいたします。


本機は「GX」シリーズなので厳密には違いますが、実質GT-1Bの後継機種に当たります。
というわけで、GT-1Bと比較していきます。
※断りがない限り、画像が並列している場合、左側がGT-1Bで右側がGX-1Bです。
外観とインターフェイス


背面画像。
Bluetooth接続に対応するようになったため、GX-1BはAUX IN端子が廃止されています。
そしてパソコンへの接続端子がUSB-BからUSB-Cに変更されています。
一番右側にDC IN端子があります。
GT-1Bと同じくGX-1Bも電源アダプターは別売となっていますので、お買い忘れのないように…。





サイズは幅、奥行、高さ、どれを見ても5mm以下の違いしかありません。
ちなみに重量もほぼ一緒。
違いはほとんど感じられません。



裏側もほぼ同じです。
電池は単三形×4本の点も変わらず。
連続使用時の電池の寿命はGT-1Bは7時間でGX-1Bは5時間(アルカリ電池使用時)。


表面は上位機種のギター用マルチエフェクターであるGX-100やGX-10と近い質感に。
美しいブルーがまぶしいですね。

そして電源をON。










もうね、ディスプレイがカラーという点で大勝利確定なわけですよ…。
いやー見やすくわかりやすい。
パネルが大きいので表示されるものも多いです。
一番下のMENU画面。
GT-1Bはひと画面に4つ表示されていた選択肢がGX-1Bでは9個+アルファ(次の選択肢として見えている)で3個。
その差2倍以上。


コントロール部は一箇所にまとまりましたね。


そして中の人が特筆したいのはペダルの変化。
GT-1Bのいかにも電子式のスイッチよりもGX-1Bのアナログライクなほうが、力が一点に集中して踏んでいる感覚が足裏から得やすいので好ましいです。
「カチッ!」というクリック音がしない点は、MCやブレイク中の静かなタイミングでも踏みやすくて、一度使うと離れられません(私がそうです)。


EXP 1ペダルはシンプルな形状になりました。
踏み心地に変化は感じられません。

GX-1Bは各パラメーターを調節するつまみが回すだけでなくボタンのように押せるようになりました。
これはプレイアビリティが劇的に変化します。
使いやすい!!!


各エフェクトのボタンもカラーに。
しかもボタン全体が光るから視認しやすいことこの上なし。


チューナー。
ディスプレイからして神なのは言うまでもないですが…。


GT-1Bは音程が合うと真ん中のペダルが赤く光り、低い場合は左側のペダルが、高い場合は右側のペダルが光ります。
これ、とてもわかりやすいのですが…。


GX-1Bではなんと、エフェクトのチェインを示すボタンが光ります!
音程が合うと「黄・緑・黄」に、低い場合や高い場合はGT-1Bと同じように青く光ります。
しかしチェインボタンで示しているので、低い方と高い方、それぞれ4つ分表示されるようになっています。
どのくらいズレているか視認しやすくなりました!
これは初心者さんにも大変ありがたい機能では?


前述の通り、パソコンとの接続端子が変更になったのですが、端子だけではなく機能も変更となっています。
GT-1Bはパソコンと接続してパッチの変更や編集を行ったり録音をしたりすることができましたが…。
GX-1Bはなんと…と言うかとうとう…。
スマートフォンへ直接録音することも可能になりました!!!
サウンド・インプレッション

さて、じっくり、じーっくり弾かせていただきました。
一言で申しますと…。
生っぽくなった!
というところでしょうか…。
GT-1B、大好きなのですよ、私。
ミキシングやマスタリングを施された後の音、と申しましょうか。
楽曲の中で聴く「出来上がった音」を作りやすい点が好みでした。
しかし今回のGX-1B、GT-1Bとはそもそもコンセプトが違うのではないかと思います。
ます感じるのは圧倒的な空気感。
同じアンプで試奏してたよね!? と疑いたくなります。
音場が圧倒的に広い!
ベタっとしない!
3D感強いです。
そしてダイナミクスがめちゃめちゃつけやすいです!
この感じ、生のアンプっぽいなぁ…。
GX-1Bは「上手になれるマルチエフェクター 」だと思います。
サウンドもさることながら、操作性も相まって、本物のアンプやコンパクトエフェクターなどを扱っているようです。
スタジオにあるベースアンプを自前で持っていないベーシストは、演奏する場にあるアンプを使用することになりますが、そのアンプを自分好みに調整できれば、どこでも同じようなサウンドでプレイできます。
そうなれば自分のポテンシャルをより引き出せるようになるはずです!
目玉機能 「GEAR SUITE」

GT-1Bには様々なカテゴリーの中からパッチを選べる「EASY SELECT」という機能がありました。
GX-1Bに搭載された「GEAR SUITE」は一味違います。


チェインの右下からも、各エフェクトのエディット画面の1段目左側でも選択できるのですが、


要はサウンドのイメージに適したセッティングを用意してくれていて、そこから選択することで簡単に思い通りの音に近づける、という便利機能です。
選択したセッティングから自分色に調節していくことももちろん可能。
より実用的で実践的な機能になっています。
初めて買うエフェクターとしてGX-1Bを選んだとして、弾けるようになってきてバンドでライブをしたり動画を作成してアップしたり、「使える」期間が長くなったように感じます。


調節、という言葉を出したのでこちらも…。
エフェクトの位置ももちろん変更ができます。
まとめ
GT-1Bが発売したのは2017年なので、約9年ぶりのアップデートになります。
ちなみにGT-1Bの先代にあたるME-20Bは2007年に発売しています。
約10年に一度モデルチェンジをしている計算になりますね。
ということは、この先10年のベースのサウンドをカバーするエフェクターになりうるモデル、それがGX-10Bです。
バンドのメンバーから「あれして」「これして」と言われるのがやたらと多いベーシスト。
それにいつでも応えられるようにマルチエフェクターを一台持っていると大変重宝します。
一台目のエフェクターとしても、困ったときの切り札としても、GX-1Bはその期待を裏切らないでしょう。
島村楽器店頭にてぜひお試しくださいませ!
仕様
- サンプリング周波数:48kHz
- AD 変換:24 ビット+ AF 方式 ※ AF 方式(Adaptive Focus method)は AD コンバーターの SN 比を飛躍的に向上させるローランド/ボス独自の方式です。
- DA 変換:32 ビット
- 内部演算:32 ビット浮動小数点
- エフェクト・タイプ:135 種類
- メモリー:99(ユーザー)+ 99(プリセット)
- フレーズ・ループ:38 秒(モノ)、19 秒(ステレオ)
- チューナー内部検出精度:± 0.1cent
- 規定入力レベル INPUT:-10dBu
- 最大入力レベル INPUT:+7dBu
- 入力インピーダンス INPUT:1M Ω
- 規定出力レベル OUTPUT L/MONO、R:-10dBu PHONES:-10dBu
- 出力インピーダンス OUTPUT L/MONO、R:1k Ω PHONES:44 Ω
- 推奨負荷インピーダンス OUTPUT L/MONO、R:10k Ω以上 PHONES:44 Ω以上
- コントロール:DOWN スイッチ、UP スイッチ、CTL1 スイッチ、EXP1 スイッチ、DOWN ボタン、UP ボタン、MENU ボタン、EXIT ボタン、ENTER ボタン、1 ~ 3 つまみ、EXP1 ペダル、FX1/COMP ボタン、OD/DS ボタン、AMP/CAB ボタン、FX2/EQ ボタン、FX3/MOD ボタン、DELAY ボタン、REVERB ボタン、EDIT ボタン、PEDAL FX ボタン
- ディスプレイ:カラー・グラフィック LCD 320 × 240 ドット
- 接続端子 INPUT 端子、OUTPUT(L/MONO、R)端子:標準タイプ、PHONES 端子:ミニ・タイプ、CTL2,3/EXP2 端子:TRS 標準タイプ、USB COMPUTER 端子:USB Type-C(R)、DC IN 端子
- 電源:アルカリ電池(単 3 形)× 4、USB バス・パワー、AC アダプター(別売)
- 消費電流:250mA(AC アダプター/電池)、400mA(USB)
- 連続使用時の電池の寿命 アルカリ電池:約 5 時間 ※使用状態によって異なります。
- 外形寸法:307(幅)149(奥行)× 56(高さ)mm
- 外形寸法(ペダル傾き最大時):307(幅)× 149(奥行)× 73(高さ)mm
- 質量:1.2kg
- 付属品:スタートアップ・ガイド、アルカリ電池(単 3 形)× 4、チラシ「はじめにお読みください」(保証書含む)
- 別売品 AC アダプター:PSA-100S フットスイッチ:FS-5U、FS-5L、FS-6、FS-7 エクスプレッション・ペダル:EV-30、FV-500L、FV-500H、Roland EV-5、ワイヤレス MIDI エクスプレッション・ペダル:EV-1-WL ワイヤレス・フットスイッチ:FS-1-WL キャリング・バッグ:CB-BM-S








