BOSS GX-1 は、プレミアムなサウンドと高い機能性を備えたギター用マルチ・エフェクターです。
GXシリーズで定評のあるアンプ/エフェクト・アルゴリズムと最新のAIRDテクノロジーを採用し、チューブ・アンプのような自然な弾き心地と表現力を追求しています。
軽量かつコンパクトな筐体ながら、カラー・ディスプレイや六角形のエフェクト・ボタン、GEAR SUITE 機能などを搭載し、練習からライブ、レコーディングまで幅広いシーンで使いやすい操作性を実現しています。
Bluetooth接続やUSB Type-C端子、専用アプリ BOSS TONE STUDIO との連携により、サウンドメイクから録音、トレーニングまで、日々のギター・ライフを多角的にサポートする一台です。
BOSS GX-1

| メーカー | BOSS |
| 型名 | GX-1 |
| メーカー希望小売価格 | オープン価格 |
| 販売価格 | ¥33,000(税込) |
| JAN | 4957054520908 |
| 発売予定日 | 2026年1月24日(土) |
特徴


どんなプレイヤーにも応えるサウンドと基本性能
BOSS GX-1 は、マルチ・エフェクター GX-100 に採用されているアンプ/エフェクト・アルゴリズムを継承したモデルです。
AIRDテクノロジーによる23種類のAIRDプリアンプと、140種類を超えるBOSSエフェクトを搭載し、多彩な音作りに対応します。
クリーンからハイゲイン、定番系から個性的なサウンドまで、8つのエフェクト・ブロックを同時使用できる構成により、幅広い音楽スタイルに合わせたセッティングが可能です。
エフェクト・ブロックの接続順変更にも対応しているため、ドライブとモジュレーション、空間系などの並びを細かく調整し、理想とするニュアンスに近づけられます。
サンプリング周波数48kHz、AD変換24ビット+AF方式、DA変換32ビット、内部演算32ビット浮動小数点処理という仕様により、高いダイナミックレンジと解像度を確保したサウンドを実現しています。
メモリーは即戦力となる99のプリセット・メモリーと、ユーザーが作成した音色を保存できる99のユーザー・メモリーを用意し、ライブ用、レコーディング用、練習用など、用途ごとにサウンドを整理しやすい構成です。
GEAR SUITE と直感的なインターフェイスによるスムーズな音作り
GX-1 の大きな特徴のひとつが、新機能 GEAR SUITE によるサウンドメイクの効率化です。
各アンプ/エフェクト・タイプには、それぞれの特性を理解したプロ・ギタリストが設定した複数のプリセットがあらかじめ用意されています。
ユーザーはノブを回すだけで、用途や好みに合わせた設定を素早く呼び出すことができ、ゼロから作り込まずとも完成度の高いサウンドにアクセスできます。
さらに、GEAR SUITE にはユーザー自身で作成できる領域も用意されており、お気に入りの設定を登録しておくことで、必要な音色を即座に呼び出せるワークフローを構築できます。
インターフェイス面では、GX-100 や GX-10 から着想を得た六角形のエフェクト・ボタンを採用しています。
各ボタンは、コンプレッサー、ドライブ、アンプ/キャビネット、モジュレーション、ディレイ、リバーブなどの役割を視覚的に示し、オン/オフの状態も一目で確認可能です。
ボタンをタップすればエフェクトのオン/オフ、長押しすれば詳細パラメータにアクセスでき、メニューを深く辿らずに主要な調整へアクセスできる構成となっています。
320×240ドットのカラー・グラフィックLCDと組み合わせることで、信号経路やパラメータの変化を確認しながら、直感的かつスピーディーに音作りを進めることができます。
柔軟なコントロールとギター・ライフを支える拡張性
GX-1 は、コンパクトながらライブやレコーディングにも対応する柔軟なコントロール性を備えています。
本体には3つのフットスイッチと、EXPスイッチ付きエクスプレッション・ペダルを搭載しており、各スイッチにはエフェクトのオン/オフ、タップ・テンポ、あるいは複数パラメータの同時コントロールなど、さまざまな機能をアサイン可能です。
CTL端子に別売りのフットスイッチやエクスプレッション・ペダルを接続することで、さらに多くのコントロールを追加できます。
加えて、FS-1-WL Wireless Footswitch や EV-1-WL Wireless Expression Pedal に対応しており、Bluetooth を用いたワイヤレス・コントロールも行えます。
電源は単三電池4本、ACアダプター、USBバスパワーの3方式に対応しています。
スタジオやステージではACアダプター、デスクトップ環境ではUSB接続、持ち運びの多い場面では電池駆動と、使用環境に応じて柔軟に運用できます。
外形寸法は307(幅)×149(奥行)×56(高さ)mm(ペダル最大傾斜時は高さ73mm)、質量は約1.2kgで、ギグ・バッグのポケットにも収納しやすいサイズです。
USB Type-C 端子を備えており、PCと接続することでDAWソフトウェアへのレコーディングが可能です。
Bluetooth接続に対応しているため、モバイル端末から楽曲を再生し、GX-1 のサウンドと合わせて演奏する練習環境も構築できます。
専用アプリ BOSS TONE STUDIO for GX-1(Windows / macOS / iOS / Android)では、パッチ編集や管理に加え、SESSION機能によるYouTubeコンテンツとの連携、ABリピートや再生速度調整、メトロノームやリズム再生など、トレーニングを支援する機能も利用できます。
アプリ内のオンライン・プラットフォーム BOSS TONE EXCHANGE では、ほかのユーザーが作成したライブセットの共有や、プロが手掛けたサウンドのダウンロードも可能で、GX-1 のポテンシャルをさらに引き出す環境が整えられています。
実機レビュー

メーカー様より発売前に実機をお借りすることができました。
レビューいたします。


本機は「GX」シリーズなので厳密には違いますが、実質GT-1の後継機種に当たります。
というわけで、GT-1と比較していきます。
※断りがない限り、画像が並列している場合、左側がGT-1で右側がGX-1です。
外観とインターフェイス


背面画像。
Bluetooth接続に対応するようになったため、GX-1はAUX IN端子が廃止されています。
そしてパソコンへの接続端子がUSB-BからUSB-Cに変更されています。
一番右側にDC IN端子があります。
GT-1と同じくGX-1も電源アダプターは別売となっていますので、お買い忘れのないように…。





サイズは幅、奥行、高さ、どれを見ても5mm以下の違いしかありません。
ちなみに重量もほぼ一緒。
違いはほとんど感じられません。



裏側もほぼ同じです。
電池は単三形×4本の点も変わらず。
連続使用時の電池の寿命はGT-1は7時間でGX-1は5時間(アルカリ電池使用時)。


表面は上位機種のGX-100やGX-10と近い質感に。

そして電源をON。








もうね、ディスプレイがカラーという点で大勝利確定なわけですよ…。
いやー見やすくわかりやすい。
パネルが大きいので表示されるものも多いです。
一番下のMENU画面。
GT-1はひと画面に4つ表示されていた選択肢がGX-1では9個+アルファ(次の選択肢として見えている)で3個。
その差2倍以上。


コントロール部は一箇所にまとまりましたね。


そして中の人が特筆したいのはペダルの変化。
GT-1のいかにも電子式のスイッチよりもGX-1のアナログライクなほうが、力が一点に集中して踏んでいる感覚が足裏から得やすいので好ましいです。
「カチッ!」というクリック音がしない点は、MCやブレイク中の静かなタイミングでも踏みやすくて、一度使うと離れられません(私がそうです)。


EXP 1ペダルはシンプルな形状になりました。
踏み心地に変化は感じられません。

GX-1は各パラメーターを調節するつまみが回すだけでなくボタンのように押せるようになりました。
これはプレイアビリティが劇的に変化します。
使いやすい!!!


各エフェクトのボタンもカラーに。
しかもボタン全体が光るから視認しやすいことこの上なし。


チューナー。
ディスプレイからして神なのは言うまでもないですが…。


GT-1は音程が合うと真ん中のペダルが赤く光り、低い場合は左側のペダルが、高い場合は右側のペダルが光ります。
これ、とてもわかりやすいのですが…。


GX-1ではなんと、エフェクトのチェインを示すボタンが光ります!
音程が合うと「黄・緑・黄」に、低い場合や高い場合はGT-1と同じように青く光ります。
しかしチェインボタンで示しているので、低い方と高い方、それぞれ4つ分表示されるようになっています。
どのくらいズレているか視認しやすくなりました!
これは初心者さんにも大変ありがたい機能では?


前述の通り、パソコンとの接続端子が変更になったのですが、端子だけではなく機能も変更となっています。
GT-1はパソコンと接続してパッチの変更や編集を行ったり録音をしたりすることができましたが…。
GX-1はなんと…と言うかとうとう…。
スマートフォンへ直接録音することも可能になりました!!!
サウンド・インプレッション

さてさて、肝心の音ですが…。
じっくり、じーっくり弾かせていただきました。
その上で得た結論ですが…。
ごめんなさい、ここで訂正させていただきます。
私、ここまでGX-1を実質GT-1の後継機種としてご紹介して参りましたが…。
声を大にして断言します。
「あ、こりゃ完全に別モノのエフェクターだ…。」
素晴らしい、素晴らしいです。
- 圧倒的な音圧
- 解像度が高くきめ細やかな歪み
- ギターの出力に対する追随性
- 空間形の温かさと透明感
- わかりやすく操作しやすいインターフェイス
どの点をとってもGT-1よりも優れています。
中の人が特に感動したのは、ヘッドホンから聴こえる広大な空のような空気感。
「ギターやっててよかったぁ…」と思いを噛みしめられるレベルです。
目玉機能 「GEAR SUITE」

GT-1には様々なカテゴリーの中からパッチを選べる「EASY SELECT」という機能がありました。
GX-1に搭載された「GEAR SUITE」は一味違います。


チェインの右下からも、各エフェクトのエディット画面の1段目左側でも選択できるのですが、


要はサウンドのイメージに適したセッティングを用意してくれていて、そこから選択することで簡単に思い通りの音に近づける、という便利機能です。
選択したセッティングから自分色に調節していくことももちろん可能。
より実用的で実践的な機能になっています。
初めて買うエフェクターとしてGX-1を選んだとして、弾けるようになってきてバンドでライブをしたり動画を作成してアップしたり、「使える」期間が長くなったように感じます。


調節、という言葉を出したのでこちらも…。
エフェクトの位置ももちろん変更ができます。
まとめ
BOSSが今回発売する機種を「GT-1 version 2」ではなく「GX」にした意味が弾いてわかりました。
これまでも「GX」シリーズのエフェクターをレビューして参りましたが、
今回のGX-1の感動が一番大きいかもしれません。
この価格でこの品質。
すごい機種の登場です!
これは絶対店頭で試したほうがよいです。
多分、買ってしまいます(笑)。
仕様
- サンプリング周波数:48kHz
- AD 変換:24 ビット+ AF 方式 ※ AF 方式(Adaptive Focus method)は AD コンバーターの SN 比を飛躍的に向上させるローランド/ボス独自の方式です。
- DA 変換:32 ビット
- 内部演算:32 ビット浮動小数点
- エフェクト・タイプ:146 種類
- メモリー:99(ユーザー)+ 99(プリセット)
- フレーズ・ループ:38 秒(モノ)、19 秒(ステレオ)
- チューナー内部検出精度:± 0.1cent
- 規定入力レベル INPUT:-10dBu
- 最大入力レベル INPUT:+7dBu
- 入力インピーダンス INPUT:1M Ω
- 規定出力レベル OUTPUT L/MONO、R:-10dBu PHONES:-10dBu
- 出力インピーダンス OUTPUT L/MONO、R:1k Ω PHONES:44 Ω
- 推奨負荷インピーダンス OUTPUT L/MONO、R:10k Ω以上 PHONES:44 Ω以上
- コントロール:DOWN スイッチ、UP スイッチ、CTL1 スイッチ、EXP1 スイッチ、DOWN ボタン、UP ボタン、MENU ボタン、EXIT ボタン、ENTER ボタン、1 ~ 3 つまみ、EXP1 ペダル、FX1/COMP ボタン、OD/DS ボタン、AMP/CAB ボタン、FX2/EQ ボタン、FX3/MOD ボタン、DELAY ボタン、REVERB ボタン、EDIT ボタン、PEDAL FX ボタン
- ディスプレイ:カラー・グラフィック LCD 320 × 240 ドット
- 接続端子 INPUT 端子、OUTPUT(L/MONO、R)端子:標準タイプ、PHONES 端子:ミニ・タイプ、CTL2,3/EXP2 端子:TRS 標準タイプ、USB COMPUTER 端子:USB Type-C(R)、DC IN 端子
- 電源:アルカリ電池(単 3 形)× 4、USB バス・パワー、AC アダプター(別売)
- 消費電流:250mA(AC アダプター/電池)、400mA(USB)
- 連続使用時の電池の寿命 アルカリ電池:約 5 時間 ※使用状態によって異なります。
- 外形寸法:307(幅)149(奥行)× 56(高さ)mm
- 外形寸法(ペダル傾き最大時):307(幅)× 149(奥行)× 73(高さ)mm
- 質量:1.2kg
- 付属品:スタートアップ・ガイド、アルカリ電池(単 3 形)× 4、チラシ「はじめにお読みください」(保証書含む)
- 別売品 AC アダプター:PSA-100S フットスイッチ:FS-5U、FS-5L、FS-6、FS-7 エクスプレッション・ペダル:EV-30、FV-500L、FV-500H、Roland EV-5、ワイヤレス MIDI エクスプレッション・ペダル:EV-1-WL ワイヤレス・フットスイッチ:FS-1-WL キャリング・バッグ:CB-BM-S










