皆様こんにちは!石田でございます!
各地で行われているギターのイベント「ギタラバ」はご覧になられてますでしょうか?
全国の店舗で企画した、ギター好きにはたまらないモデルが目白押しですのでぜひチェックしてみてください。
今回は久しぶりにレスポールモデルの紹介。
以前Vol.25で紹介したTokai製のセミアコモデルに続いて、レスポールモデルを企画してみました。
Tokai LS-STD w/BKP PG Blues Lemmon Drop Satin
非常に精巧なクオリティで昔から人気のあるトーカイのLove Rockモデル。
プレーンなメイプルトップを採用したモデルをもとに、できるだけシンプルな仕様を採用し手に取りやすい価格でオーダーしてみました。
英国のハンドメイドピックアップ「ベアナックル」搭載
島村楽器が代理店を務めるイギリスのハンドメイドピックアップブランド「Bareknuckle Pickups」の「PG Blues」を搭載。
Peter GreenからGary Mooreに渡った通称“Greeny”をイメージして開発されたモデルです。
控えめな出力により、非常にクリアなサウンド。
クランチはもちろんのこと深く歪ませても音が潰れません。
落ち着いた雰囲気にしたかったのでBrushed Nickelのカバード仕様にしています。
4芯仕様にしていますのでお好みでコイルタップ配線などに改造してもいいかもしれません(なお、標準でセンターポジションはフェイズアウトサウンドです)。
サテンフィニッシュを採用
プレーンなメイプルトップに渋いレモンドロップカラーをチョイス。
ツヤをおさえたフィニッシュにすることで高級感を演出しています。
オーソドックスなハードウェア採用
できるだけ手に取りやすい価格を実現するためにハードウェアはTOKAIの国産モデルに標準搭載されているものをそのまま使っています。
サウンドインプレッション
まずサテンフィニッシュの触り心地がたまりません。
意外とセットネックのモデルでサテンフィニッシュのモデルは少ないので初めて触る方は新感覚かもしれませんね。
当初の企画としては「日本製の弾きやすいLPにイギリス製のピックアップを載せてサウンドと演奏性を両立させよう」というような感じだったのですが、PG Bluesが思った以上にクリアなサウンドで期待以上に色んなジャンルへの適性がありそうです。
ダウンチューニングでゴリゴリに弾いてみてもかなりサマになる感じです。
逆にブルースなどで使おうと思うとToneをそれなりに絞った方がいいかもしれません。
ぜひご自身のお好みのジャンルで投入してみてください。
商品情報
メーカー | TOKAI |
型名 | LS-STD w/BKP(LDS) |
販売価格 | (税込) ¥228,000 (税抜 ¥207,273) |
JANコード | 2370000586919 |

石田 純一プロフィール
ギター演奏はそこそこに機材いじり(改造、音作り)をメインに楽しむ学生時代を送り、機材好きが高じて、「いつの間にか楽器店の店員になっていた」インドア派。
入社後はPRS(Paul Reed Smith)現地工場でのPrivate Stockオーダーをはじめ、自身の経験を活かし、多彩なブランド・ジャンルでの楽器開発も手がけています。