皆様こんにちは!!工房ばかり短期間に行って忙しく痩せたかと思えば、各地域の美味しい物を食べまくり変わらないエレキギター担当の塙(はなわ)です。前回、前々回と房の魅力やオーダー内容に関して、お伝えしましたがついにボディー加工が完成しましたのでお送り致します!前回の木材を見てどんな感じに仕上がっているのか皆さん気になりますよね。凄い感じばかりなのでお楽しみに!!
MST2-Creator/NJ /Kaede
どうでしょうか、この木目、、、波状に散った杢目が綺麗な一本です。楓の木材で白く、ここまで綺麗に出た物は珍しく本当にプレミアムな木材です。
別角度で見ても均一にはっきり出ていて白いですね。これは、材にちなんだ特別なカラーをやりたく木肌が持つ色味まで拘り材は選定しました。どんな色になるか楽しみにしていて下さいね。ちなみに写真の中でぐっとくるポイントはキャビティのトップ材とバック材の境目から見えているトップ材の杢目です。
MST1-Creator/NJ/Yakusugi
店頭で今回のモデルに関して、良く聞かれるのがこの屋久杉を使用したモデルです。屋久杉は誰もが知っている日本の銘木かとは思いますが、少し説明すると屋久島でとれる屋久杉の中でも、屋久杉と呼べる物は樹齢1000年以上の木材のみで、それよりも若い杉は小杉と呼ばれます。ですので大変希少な木材でロマンを感じる木材です。
特徴的な杢目が非常に芸術的でいいですね。また、拘りのポイントでエルボーカットの所は黒いラインを入れバック材を出して見ました。トップ材との境目を黒いラインを入れる事によって締まって見えていいかなと思い採用してます。これも仕上がりが楽しみな一本です。
MTL1-Creator/NJ/Yanasesugi
こちらは、魚梁瀬(やなせ)杉を使用したモデルです。色々な角度から杢目が出ていて、見た瞬間目を奪われる人も多いと思います。魚梁瀬杉は高知県で取れ、日本の銘木として知られています。今回、セレクトした木材は木取りが面白く、このような見た目に仕上がってます。
元々の木材の状態がこれです、、、思いっきり半月でどうギターに使うの?といった感じですよね。これを贅沢に割って使用するとこんな感じになります。
別角度で見ると、また違った雰囲気もありますよね。杢目だけで無く、木肌の色もまだらに出ており本当に顔がある木材です。塗装が終わって、どんな仕上がりになるか楽しみにお待ち下さいね!
MTL1-Creator/NJ/Sakura
最後は、希少な桜バールです。これはまた、木材を見た時にいろいろな表情のある木材ですね。バール杢という事でも珍しいと思いますが、何が一番って木肌が持つ様々な色味なんですよ。
これは、加工前の画像ですが赤っぽいところや黒っぽいところなど、材その物が沢山の色味を持っている事がお分かり頂けますよね?これを活かせるように加工して頂いてます。
いい感じですよね!先に紹介しました魚梁瀬杉と同様に様々な角度から楽しめる一本です。これは木材がもつポテンシャルを活かした仕上げにしてますので楽しみにお待ち下さい。
あくまでも今回は音に拘ってます!!
今回は木材について、興奮気味に記事を書いてしまいましたが、今回はテーマである「アンプだけでなくラインでも良い音」という事に拘ってオーダーしています。実際に、今回使用していない材でも魅力的な木材はありましたがテーマを考えると沿わないという事で使用していない物もあります。ですので、今回はとにかく音に拘ってます。見た目も良くて音も良いギターなんていいですよね!自身を持ってオーダーしてますので完成を楽しみにお待ち下さい。
ギタラバとは?
抽選申込から島村楽器全店で試奏/購入ができるギターの催事です。
名古屋パルコ店では、『Rediscover Japanese sounds』(日本の音を再発見)をコンセプトに、ご自宅で演奏やレコーディングを楽しむ方に向けて最高のサウンドを提案します。
名古屋パルコ店の配信は10/8(土)、15:00~スペシャルゲストも登場しますのでお楽しみに!