皆さまこんにちは。
今月、眼瞼下垂の手術をする事が決まっていまして、私は結構重度との事なのですが、その重度の眼瞼下垂になった一番の原因がどうやら「目を良くこすったから」らしいんですよ。
言われてみれば、アレルギーで確かに昔から無意識に目をこする癖があったんですよね。
目をこする癖のある方は、私の様になる前にすぐにやめましょう!
ルシアー駒木です

買い付け楽器の検品
皆さんは私のブログで、たまに買い付け品の検品をご紹介していたのをご存じでしょうか?
最初に検品の様子をご紹介したのはこのブログだったはず
この頃は丁度JIMMYにギター本体を作ってもらい始めた頃でしたから、ブログも読んでいて我ながら楽しいし(笑)、他にもジョン・クルーズ×ヴィンス・クーネットみたいな希少な楽器もあって、自画自賛ですが(笑)良いのを仕入れていますね。
その後もたまに検品の様子はお伝えして参りました。
全てをここでは上げませんが、幾つかご覧頂くとこういった↓感じ。
私がブログで取り上げてきた「検品」は買い付け楽器に関してのものが多いですが、「検品業務」は勿論買い付け楽器だけのものではないですよね。
皆さんの中には「浅草橋ギター&リペア店」アカウントのX投稿をご覧になられている方もいらっしゃるかもしれません。
通常は工房の様々な出来事を投稿しているアカウントなのですが、その中に時々「検品チーム」からの投稿がある事にお気づきでしょうか。
そうです、実は普段表には出ませんが「検品チーム」という技術スタッフ集団が存在しているのです。
ルシ駒買い付け特別セッティング×検品specialチーム
今回の買い付け品に関しても、米国から長旅をしてきた楽器達です。
運送時にトラブルが起きていないか等の検査も行い、彼らが通常行っている「検品」の流れを経て、更には10月からスタートする様々な催事・イベントに向けて買い付け品の商品管理も完璧に行う仕組みを構築する重要チームです。
更に今回は、ルシ駒がそのポイントやコツを検品チームに仕込みながら実施する事で、「不良品の発見」や「ただ単に寸法を画一化する調整」が目的の『検品』ではなく、「Vintageの魅力を活かし」「JIMMY等の個性あふれる楽器は個性を殺さず」という、プラスオンのセッティングをも行うようにしているのです。
その検品の様子とは
やってまいりましたのは、検品チームが仕事をしている市川塩浜駅

早速業務的な共有をリーダーのホンダから行います。
「ただ作業する」のではなく、その意義意味合いや、今回検品後様々な催事を通してお客様の手元に買い付け楽器をお届けするその流れもしっかり理解していなければ、意味のある仕事にはなりません。

そして買い付け楽器特有のポイントなどをルシ駒から説明します。

いよいよ実際の楽器を
私のブログをご覧になられている方は、過去の買い付けでの本数感もイメージして頂きやすいかもしれませんが、今回も沢山あります。




買い付け楽器のような希少な楽器を細かく分解検品セッティングするような機会は、通常なかなか若手に回ってくるものではないと思いますが、
我々は積極的に若手に関わってもらうようにしています。そうする事で本人たちのスキルアップは勿論ですし、工房全体のレベルもアップします。そして何より「楽しい仕事」なのでやる気もアップ!
お客様第一は勿論ですから、私も若手と一緒に行い、技術マネージメントをしっかりする事でお客様の安心感も損なわないように意識しながら、取り組んでいます。
仕事ではありますが、普段触れる機会の少ない楽器を弾いて鳴らして調整していく事はとても楽しい時間です。
お客様と「ギターって楽しい!」の気持ちを共有出来る技術者でいる為にも、とても大切。

楽しみながら徐々にスキルもペースもアップ!



着々と検品を終えた「出荷可能品」が増えていきます。

検品チームを束ねるのは、若手の信頼も厚いリーダーのホンダ。
リペアの腕も良く頭脳明晰。優しくて、テクニカル面もマネージメント面も任される、理想的なプレイングマネージャーです。



知られざる検品チームの存在。


実はホンダがブログでも書いております。是非ご覧になってみてください。
「島村楽器検品チーム」、如何でしたか?また次回のブログをお楽しみください。
ルシアー駒木でした!

イベントのお知らせ

<要予約>9月6日優先入場券申込開始 ルシアー駒木:米国ギター買い付け・スペシャル・トークショー10月11日(土)15:30〜16:20 ギタラバ TOKYO会場内

Groshギターの魅力に迫る
10月24日(金)18:00〜 2025福岡ギターショー会場内

Jimmy Wallaceを含む買い付けギターの魅力
10月25日(土)11:00〜 2025福岡ギターショー会場内

ルシアー駒木プロフィール
テクニカルチーフとして島村楽器のギターリペア工房に勤務。
アーティスト用・雑誌掲載用などオーダーメイドでの楽器製作を行なってきたキャリアを活かし、お客様の楽器の修理・改造業務を主としながら、海外への買い付け業務や楽器開発協力、世界各国の工場で技術指導も行う。
その実力はアメリカやスウェーデンをはじめとした海外のアーティストから、スペインの伝統的なギター製作現場まで高い信頼を得るほど。
修理・改造業務の他、エレクトリックギターやベース、アコースティックギターの入門書やメンテナンスDVDへの解説出演、ラジオ「SAME’SBAR」への出演など、広い活動の場を持つ。
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