南国の海をイメージしたツートンカラーのテレキャスター｜ギターマニア石田純一の逸品入魂～気ままに想いを綴ります～Vol.22

皆様こんにちは！石田でございます！
猛暑日こそ少なくなりましたが、まだまだシメっとした気候で暑いですね。
冷たい物の摂りすぎに気を付けつつ、体調管理もしっかり行なっていきましょう。

今回は夏らしい爽やかなカラーをまとったオーダーギターをご紹介します。

SCHECTER L-S-PT-AL/R　Ice Blue / Turquoise Metallic

コンポーネントギターブランドとして知られるシェクターの代表的モデル、テレキャスターシェイプのPTをもとにした1本です。
ちなみに、PTというモデル名は当時シェクターを使用していたPete Townshend氏から取ったという説がありますね。

今回はPTシェイプの中でもよりスタンダードな仕様を持つSシリーズを基本にし、シンプルなスペックでお求めやすい価格と特徴的なルックスにこだわって企画しました。

ボディトップはIce Blue Metallic。
近年の流行である淡いメタリックカラーで、年齢・性別・シーンを問わず使いやすいカラーです。

トップ側にのみセルバインディングを施すことでスマートなルックスに仕上げました。

バックはTurquoise Metallic。
トップ面は淡い色、バック面は濃い色、ということで水深によって鮮やかに色が変わる南国の海をイメージしました。

よりお求めやすい価格を実現するためにあえてブランド物ではなく、リーズナブルな国産ピックアップを採用しました。

しかし、国内外の有名ブランドのOEMを手掛けている会社のものですのでサウンドのバランスはバッチリ！
ふくよかなリードサウンド、切れ味の鋭いカッティングなど場面を問わずに対応可能です。

弦を固定するブリッジは国産、ペグは信頼のゴトー製。
非常にオーソドックスなパーツですが、重要だからこそ信頼の高いものをチョイスしました。

今回はルックス優先、値段もお手頃に、というところであまり濃いスペックは盛り込まないようにしました。
結果的にジャンルも年代も選ばない、使いやすい1本が出来上がりました。

ぜひ店頭で一目見ていただいて、気に入ったら試奏してみてくださいね。

ギター演奏はそこそこに機材いじり（改造、音作り）をメインに楽しむ学生時代を送り、機材好きが高じて、「いつの間にか楽器店の店員になっていた」インドア派。

入社後はPRS（Paul Reed Smith）現地工場でのPrivate Stockオーダーをはじめ、自身の経験を活かし、多彩なブランド・ジャンルでの楽器開発も手がけています。