皆様こんにちは!石田でございます!
今回も昔懐かしのあのモデルをモチーフにした楽器をデザインしてみました。
SCHECTER L-GS-1-VTR-AS/R
今回はシェクタージャパンのラインアップの中ではあまり知られていないGSシリーズをもとにオーダーしています。
元々は貼りメイプルのストラトタイプボディにロック式トレモロを搭載したかなり渋い仕様のモデルで、本当に「知る人ぞ知る」といった趣のシリーズだと思います。
そんなGSをもっとシンプルにしつつも、ファンにはたまらない雰囲気を持たせた1本です。
アッシュボディ
突板用のメイプルもかなり個体差が激しく、特にもともとGSに採用されているキルトメイプルは綺麗なものが流通しなくなってきているので、あえてトップ材は貼らずにアッシュそのままにしてみました。
フラットな音響特性も相まって、今回のモデルにフィットしていると思います。
ステンレスフレット
今回も全体のバランスを考えてステンレスフレットを採用。
メンテナンスフリーなところは利点なのですが、やはりサウンドがブライトなのは一長一短あります。
木材やピックアップなどの構成をトータルで考えて、採用すべきと判断したモデルには使っています。
EMGピックアップ
Vol.42でも採用した、SA/SA/89のコンビネーション。ステンレスフレットとのマッチングも良好です。
チェリーサンバーストのカラーリング
今回、ボディだけでなくネックバックやヘッドにもチェリーサンバーストを採用。
往年の名機ヴァレイアーツをイメージしています。
中古で見かける事も稀になり、あったとしても色々修理しないといけなかったりしますので、このルックスがお好みの方には本モデルをおすすめします。
フィンガーロックペグ+国産ブリッジ
今回も国産のゴトー製ハードウェアを採用。
サムナットで弦をロックするMG-Tは弦交換の手間も省け、演奏以外のわずらわしさを軽減します。
シンプルなコントロール
EMG搭載の場合、いつものスプリットトーンコントロールは使用できないため、ボリューム/トーン/ピックアップセレクター/ミニスイッチのシンプルな構成。
リアのEMG89にはハムバッキングコイルとシングルコイルが両方とも入っているため、ミニスイッチでどちらを使用するか切り替えるようになっています。
サウンドインプレッション
アッシュボディ・ステンレスフレットとEMGの相性が思ったよりもバッチリで、非常にクリアなサウンドに仕上がりました。
ブライトになりすぎずにいい感じにまとまったサウンドになったのは22フレットゆえでしょうか。
ボリュームでの歪み量の操作もかなりスムーズで、シーンに合わせた音作りもしやすい印象です。
フュージョンだけでなく色んなジャンルで活躍させてやってください。
商品情報
メーカー | SCHECTER |
型名 | L-GS-1-VTR-AS-EMG/R (CHS) |
販売価格 | (税込) ¥198,000 (税抜 ¥180,000) |
JANコード | 4518533039948 |