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SOURCE AUDIO SA271 ZIO|4タイプのトーンニュアンスから選択可能なバッファーアンプが登場!

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SOURCE AUDIO SA271 ZIO|4タイプのトーンニュアンスから選択可能なバッファーアンプが登場!

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。


SOURCE AUDIOからSA271 ZIOが登場します。

サウンドシステムのレジェンドであるCUSTOM AUDIO ELECTRONICS 4×4のバッファー回路に使用されていたものと同じBurr Brown社のオペアンプを使用。

その他にも3タイプ、合計4タイプのトーンニュアンスから選択可能なバッファーアンプです。

SOURCE AUDIO SA271 ZIO

メーカー SOURCE AUDIO
型名 SA271 ZIO
販売価格 ¥27,500(税込)
JAN 4571220045783
発売予定日 2022年4月7日(木)

特徴

ギターピックアップのハイインピーダンス信号を、電子回路に受け渡すためのインピーダンス変換回路として、バッファーはあらゆるオーディオデバイスの入力回路(フロント・エンド)に搭載されています。

1990年代の初期、多数のエフェクターとギターアンプ、音の流れを制御するスイッチングシステム等、多くの機材で構成されるサウンドシステムがポピュラーになり始めると、バッファーはインピーダンスのミスマッチングや長い信号回路に起因する音質劣化やノイズを防ぐツールとしての製品が一般化してきましたが、今ではインピーダンス変換としての本来の用途だけでなく、バッファーが持つサウンドキャラクターが注目され、サウンドシステムやモデリングアンプの微妙な音質調整、デジタルワイヤレスの音質補正に使用されています。

Source Audio ZIOは、シンセサイザーの老舗であるKurzweilに端を発する最先端のデジタル技術者集団が初めて世に放つアナログプロダクト。

サウンドシステムのレジェンドであるCUSTOM AUDIO ELECTRONICS 4×4のバッファー回路に使用されていたものと同じBurr Brown社のオペアンプを使用した“JFET”、淀みがちな低音をカットする “LOW-CUT”、音に透明感を与える “STUDIO”、多くのトップミュージシャンが好んで使うテープエコーをプリアンプと使用した “E-PLEX” の 4タイプから トーンニュアンスを選択可能。

音に拘るプレーヤーにしか分からない、「あと少し」、「ほんのちょっと」に応える。

微妙だけど大切な音のトリートメントBOXです。

クラス最高の Burr-Brown™ オペアンプ

定番のTL072や 1970年代から使用されてきたオペアンプなど、オーバードライブ、ディストーション、ブーストペダルで使用される有名なモデルをいくつかテストした結果、他のオペアンプチップには「明るすぎる」、「薄すぎる」、「歪みすぎる」等の特性がありました。

そして、純粋で透明なトーン、広いダイナミックレンジ、周波数レスポンス、全体的な感触から、ZIOの使命である “Make Everything Sound Better! ” を成し遂げることができる14 ピン Burr-Brown™ OPAチップが選ばれました。

4 種類のプリアンプモデル

CIRCUITセレクターノブ(4 方向)でサウンドの軸となるプリアンプモデルを決定。そして、TONEトグルスイッチ(3-way)でケーブル配線の長さによる音の違いを調整。

これらを組み合わせることにより、ZIOの全体的なサウンドを作り込みます。

JFET

真空管のキャラクターと動作特性に酷似した JFET 入力の Burr-Brown™ オペアンプを採用したモードです。

JFET モードは、低音成分を過剰に失わずローインピーダンスのライン入力とインピーダンスマッチングを図ることができるため、スタジオ環境や宅録環境でも非常に有効的です。

LOW CUT

ギター(時にはベース)をミックスにうまく収めることを難しくする、余分な低音域の淀みや膨らみをカットするように設計されています。

STUDIOモードとは異なり、LOW-CUTモードは中低音域や超高音域には作用しません。

代わりに、所謂「ローのローの帯域」をカットすることでヘッドルームを改善し、よりタイトなサウンドを得ることができます。

ギターのネックピックアップ、一部のベース、シンセサイザー等のブーミーになり過ぎたり、過大入力になりがちな低音サウンドを PA/スタジオ のミックス内に収めたりする場合に特に効果的に機能します。

またシグナルチェーン内にオンにすると低音域が失われてしまうという問題のあるペダルがある場合、LOW-CUT モードを “常時オン” のバッファーとして使用することで、その低音をあらかじめカットすることができます。

STUDIO

1950年代から現在に至るまで使われている有名なミキシングテクニック「Pultec Trick」に基づいたEQカーブと、定評のあるミキシングテクニックを組み合わせることで、音の透明感を向上させます。

STUDIOモードは、中低域をカットすることで低域のモヤつきを除去、中高域のプレゼンスをゆるやかに強調、自然なサウンドのハイパスフィルターが低周波数帯域の淀みを軽減することで、より「洗練された」サウンドを得ることができます。

過剰な低音の淀みや低周波数帯域が団子になることがないので、ミックス内でギターとベースをより際立たせることができます。

また、余分な低音の淀みや膨らみをカットすることで、最も大切な周波数帯域で、より多くの音量を稼ぐことができます。

ファズやオーバードライブの後段に STUDIOモードのZIOを配置すると、効果的に音作りを行うことができます。

E-PLEX

1970年代初頭の名作テープエコーユニットのフィーリング、キャラクター、周波数レスポンスを再現しており、暖かみがあり、クリアで、少し歪んだビンテージスタイルのFETバッファー/ブーストサウンドを得ることができます。

オリジナルのテープエコーユニットは、出力インピーダンスが非常に高かったため、ケーブルを長く引き回すとハイ落ちが発生していました。

欠点とも思われたこのハイ落ちは、むしろそのテープエコーユニットのキャラクターの一部として受け入れられ、プレイヤーの多くはこのテープエコーユニットのエコー機能をオフにし、そのトーンとフィーリングを得るために、常時オンのエフェクターとしてプリアンプ部分だけを使っていました。

3種類のケーブルキャパシタンス

BRIGHT

ローインピーダンスの短いケーブル配線をシミュレートしています。長く引き回されたケーブル配線や複数のペダルを接続することによって失われるトップエンド(高音域)を維持、場合によっては復元します。

MED(MEDIUM)

中程度のケーブル配線をシミュレートしている「素直な」モードで、トーンへの全体的な影響が最も少なくなります。

DARK

ハイインピーダンスでトップエンドが減衰(ハイ落ち)した、長く引き回されたケーブル配線をシミュレートしています。

仕様

動作電圧: 9V~18V DC
消費電流: 20mA
電源端子: 外径 5.5 mm × センターピン 2.1 mm(センターマイナス)
インプットインピーダンス : 1MΩ
アウトプットインピーダンス : 150Ω
寸法 / 重量 : 10.5cm (縦) × 6cm (幅) × 5.65cm (高さ/ノブ含む) / 280g

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