素晴らしいミュージシャン達をサポートしてきたSHINOSアンプ。これからも変わることなく活動を続けていき、より洗練されたアンプ製作を心がけ、音楽シーンの為に貢献し続けていくというSHINOSの新製品は人気につき品薄のLuck 6Vのヘッドバージョン!
Luck 6V HEAD
メーカー希望小売価格¥594,000(税込)
販売価格¥534,600(税込)
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日本のトップミュージシャン達が使用しているSHINOS AMP Luck 6Vのヘッドバージョン。歯切れが良く音抜けの良いクリスピーなサウンドと絶妙な歪感を持ち合わせています。レスポンスの良さ、レンジの広さ、艶やかな音、ギターの弦が手に吸い付いてくるような感覚、まさに弾かされるアンプとはこのことです。
ポイント・トゥー・ポイント(Point to Point)
内部配線はすべてポイント・トゥー・ポイントでハンドワイヤードで作られています。各パーツにもこだわりを持ち、選別した後に、リー
ド線は一度洗浄してからハンダ付しています。これはハンダ不良を防ぐために行っているものです。
シングルコイルとハムバッカー
プリアンプ部は単独チャンネルで、ブーストスイッチをオンすることで2段の真空管増幅回路を通り、オーバードライブさせることが出
来ます。シングルコイルピックアップとハムバッカーピックアップでは低域のレスポンスが違います。トーンセレクトスイッチで低音域の
カットオフ周波数を選べます。シングルコイルピックアップのギターでは、トーンセレクトスイッチレバーを上にしてファットにし、ハムバ
ッカーは下にして低音を抑えることが出来ます。
【Capacitor】
通常フィルムコンデンサには極性は無いとされていて、どちら側が信号の入口になっても音は問題なく出ます。しかし、オールドのオレンジドロップやブラックビューティーなどにはフィルムの巻き終わり側にラインが入っていて、ライン側がハイインピーダンスで高圧側に接続するように記されています。Luck 6VはSB ELECTRONICS社のオレンジドロップ715Pを使用していますが、マーキングが無いため、自社で極性を調べてマーキングしています。信号の入口をハイインピーダンス側に合わせて信号の流れを良くし、そしてフェーズインバーター回路には静電容量がマッチングしたコンデンサを選別してから回路に組込まれています。
【Resistor】
抵抗器は回路内で1番多く使われているパーツであり、抵抗器による音質も少なからずサウンドに影響を及ぼします。Luck 6Vの信号回路には、XICON Carbon composition resistorを使用。ローインダクタンス、ローキャパシタンス、炭素皮膜抵抗器と比べて滑らかでファットなサウンドです。また非磁性体素材なので磁気歪みの無いクリアーな音質も特徴。フェーズインバーターのグリット抵抗MΩ、パワーチューブグリット抵抗1.5KΩ、スクリーングリット抵抗470Ωは誤差が無いよう選別して使用しています。プッシュプルアンプは2つの信号波形を合成する仕組みなので、抵抗に誤差があると当然合成波形も狂ってしまいます。マッチドチューブはもちろん大切ですが、回路内の抵抗バランスまで合わせることが、非常に大切です。
【Matching power tubes】
真空管に同じ電圧を与えても、流れる電流(プレート電流)にはかなり誤差があります。そして 入力信号によるプレート電流の変化(総合コンダクタンス)にも誤差があります。SHINOSではDigtal Tube Testerでマッチングパワーチューブを選別してからアンプにマウントしています。
Luck 6V本体バックパネルに簡易的になTube Testerが搭載されているので、いつでも簡単にアンプ本体でバイアス調整、マッチングチェックが短時間で行えます。お手持ちの真空管のマッチングをチェックすることもでき、世界でもSHINOS AMPにしかない大変便利な機能です。
【Dual triode tube】
Dual triode tube ECC83は2ユニットの増幅器が内蔵された構造いなっています。実は内部のユニットどうしに誤差があるのもが多く、またマイクロフォニックノイズが多いものがあるので、Tube Testerでノイズと増幅率を測定し選別しています。Luck 6Vは高めの増幅率のプリチューブを使用しています。パワーチューブにはバランスの揃った2つの信号を送るため、フェーズインバーターには、各ユニットが双極マッチしたものを選んで使用しています。