MUSICMAN　Steve Lukather Collectionに新作が登場

Ernie Ball Music Man Luke 4 HH／HSS は、スティーヴ・ルカサー・モデルの最新世代として開発されたエレクトリックギターです。
新開発の Music Man HT ピックアップを搭載し、クリーンからハイゲインまで幅広いサウンドを高い解像度で表現できる点が特徴です。
アルダーボディとローステッドメイプルネックの組み合わせにより、バランスの取れた音響特性と安定性を備え、さらに 12dB ブースト可能なプリアンプと 5WAY セレクターにより、多彩なトーンバリエーションを実現しています。
ブラックスパークル、ブタンブルー、ファイアボールといった印象的なカラーラインナップも魅力です。

MUSICMAN　Luke4 HH & HSS

メーカー	MUSICMAN
型名	Luke4 HH
メーカー希望小売価格	¥660,000（税込）
販売価格	決定し次第お伝えいたします
発売予定日	2025年12月11日(木）

メーカー	MUSICMAN
型名	Luke4 HSS
メーカー希望小売価格	¥660,000（税込）
販売価格	決定し次第お伝えいたします
発売予定日	2025年12月11日(木）

特徴

HTピックアップによる高出力かつ高解像度のサウンド

Luke 4 シリーズに搭載される Music Man HT ピックアップは、同社がコバルト弦や M-Steel 弦の研究開発で培った知見を応用した新しい設計が採用されています。
HT シングルコイルは力強いローエンドと高出力を備えつつ、音量を絞った際にも明瞭さを保つことを重視したチューニングが施されています。
5WAY セレクターの各ポジションでキャラクターが揃うよう設計されており、クリーンアルペジオからクランチリフ、リードトーンまで、ポジションごとの実用性が高い構成です。
HT ハムバッキング・ブリッジピックアップは、一般的なスペックのピックアップと比較して高い出力と広いダイナミックレンジを志向しており、ピッキングニュアンスへの追従性と、低域の押し出し感を両立した特性を持たせた仕様になっています。
その結果、アンプやエフェクターとの組み合わせにおいても、輪郭のあるサウンドを得やすい設計です。

プッシュプッシュ・ブーストと5WAYセレクターによる柔軟なトーン構成

Luke 4 には、ボリュームノブに組み込まれたプッシュプッシュ式のブースト回路が搭載されています。
このプリアンプブーストは工場出荷時で 12dB に設定されており、コントロールキャビティ内部のトリムポットにより最大 20dB まで可変できる構造です。
リズムプレイ時はクリーンからライトクランチを基調とし、ソロ時のみブーストをオンにするといった使い方が想定しやすい仕様になっています。
5WAY ピックアップセレクターとの組み合わせにより、同一ギター内で音量とゲイン、キャラクターを段階的に切り替えやすく、多くの場面で追加機材に頼らずに音作りを完結させやすい構成です。
このような電装設計により、ライブからレコーディングまで、一本で対応範囲を広く取りたいプレイヤーにとって扱いやすい仕様と言えます。

演奏性と安定性を追求したボディ・ネック・ハードウェア

Luke 4 HH／HSS は、約 12 3/16 インチ幅、1 3/4 インチ厚のアルダーボディを採用し、高光沢ポリエステルフィニッシュによって耐久性と外観の美しさを両立しています。
スケールは 25.5 インチ、指板ラディアスは 12 インチで、22フレットのワイド＆ロー・ニッケルフレットを装備し、モダンなプレイアビリティを意識した仕様です。
ネックはフィギュアドローステッドメイプルが使用され、ガンストックオイルと手作業で擦り込まれたワックス仕上げにより、滑らかな触感と自然な握り心地を備えています。
ネックシェイプはソフト V プロファイルで、1フレット付近で約 0.825 インチ、終端部で約 0.945 インチの厚みに設定されており、コードワークからリードまで幅広い奏法に対応しやすい形状です。
ハードウェアには Music Man ヴィンテージスタイルのフローティングトレモロと、Schaller M6-IND ロッキングチューナーが採用され、アーミングを多用する場面でもチューニング安定性を確保しやすい構成となっています。
ボディキャビティのグラファイトアクリル樹脂コーティングやアルミ製コントロールカバーによるシールド処理も施されており、ステージやスタジオ環境でのノイズ低減にも配慮された設計です。

仕様

関連記事