Markbass　LMK 58R：2ch仕様の小型ベースヘッド

Markbass「LMK 58R」は、二系統チャンネルを備えたソリッドステート・ベースアンプヘッドです。
2本のベースを使い分けたい場合や、1本のベースから異なるサウンドプリセットを切り替えたい場合に対応できる柔軟な設計となっております。
各チャンネルは独立した4バンドEQとFLAT／SCOOPEDスイッチを備え、Markbass独自設計のMPTパワーアンプとBI-BAND LIMITERにより、ハイエンドの抜けを保ちながらパンチのあるサウンドを実現します。
フロントパネルに操作系と端子を集約した新デザインの58Rシャーシは、約2kgの軽量筐体と500W（4Ω）出力を両立し、可搬性と実用性を兼ね備えたベースヘッドとして仕上げられています。

Markbass　LMK 58R

メーカー	Markbass
型名	MAK-LMK58R
メーカー希望小売価格	¥173,800（税込）
販売価格	決定し次第お伝えいたします
JAN	8059307425179
発売予定日	2025年12月7日（日）

特徴

二系統チャンネルと4バンドEQによる高い柔軟性

Markbass LMK 58Rは、ソリッドステート仕様の二系統チャンネル・プリアンプを採用したベースアンプヘッドです。
それぞれのチャンネルに独立したゲインと4バンドEQ（LOW / MID LOW / MID HIGH / HIGH）が用意されており、ベースごとの音量差やキャラクターの違いをきめ細かく調整していただけます。
1台のアンプで2本のベースを持ち替える運用はもちろん、1本のベースを接続しつつ、チャンネルごとに異なるサウンドプリセットを作成して切り替える使い方にも適しています。
FLAT／SCOOPEDスイッチを各チャンネルに搭載することで、バランスのよいフラットセッティングと、中域を抑えたスラップ向けのカーブのようなサウンドを即座に選択できる点も特長です。
ドラムマシンやシーケンサーを補助音源として加えたい場面、講師と生徒でそれぞれの入力を分けたい場面など、多様なシーンで運用しやすい構成となっております。

58RシャーシとMPTパワーアンプによる実用的な設計

LMK 58Rは、Markbass 58Rシリーズ共通の新デザインシャーシを採用したモデルです。
入力端子、コントロール、各種スイッチをすべてフロントパネル側に集約し、リアパネルにはスピーカーアウトとACインレットのみを配置することで、設置時やステージ上での操作性を高めたレイアウトとなっております。
パワーアンプ部にはMarkbass独自のMPT（Mark Proprietary Technology）パワーアンプが使用されており、ベース用に設計されたパワーアンプ回路によって、楽器本来のキャラクターを損なわずに増幅することを狙った構成です。
定格出力は4Ω負荷時500W、8Ω負荷時300Wとされており、約2kgという軽量筐体ながら、ライブからリハーサルまで幅広い現場に対応しうる出力を備えています。
XLRラインアウト（レベルコントロールおよびGND LIFTスイッチ付き）も装備されており、PAやレコーディングへのダイレクト出力にも対応可能です。

BI-BAND LIMITERとフットスイッチ対応による操作性

LMK 58Rには、Markbassが採用するBI-BAND LIMITERが搭載されています。
BI-BAND LIMITERは、一般的なリミッターと比べて素早くダイナミックに動作することを意図した設計とされており、とくに高域成分の「抜け」や「息づかい」を残しながら、音量感をコントロールしやすいのが特徴とされています。
これにより、高い音量レベルでのプレイにおいてもパンチのあるアタックを保ちつつ、より自然なサウンドで演奏していただけます。
オプションのデュアルフットスイッチに対応しており、CH1／CH2の切り替えやミックス状態の選択を足元から行うことが可能です。
フロントパネルのCH1／CH2／MIXセレクターとあわせて使用することで、ベースの持ち替えや音色の切り替えをステージ上でスムーズに行える構成となっています。

仕様

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