いまだかつてないサウンドに、いまだかつてないヴィジュアル。 強烈なインパクトで我々ギタリストの感性を刺激する、新ブランド「m.o.e.fxp」。 さらに人気急上昇中のハンドメイドブランド「Ovaltone」との共同開発により、確かなサウンドを実現しています。 そんな注目の新ブランド「m.o.e.fxp」、いったいどんなペダルを作り上げたのか? さっそくチェックしてみましょう!
DELE Overdrive
販売価格¥30,800(税込)
JAN : 4533875605002
○主な特徴
柔らかな弾力を備えたタッチにふわりと煙る優しい光沢を帯びたサスティンが好ましい、ほんわか系オーバードライブ。 TS系のような歪みを前提としたミッド・ブーストではなく、アタックのもたらすニュアンスを色彩の圧縮されたコアで一度バウンドさせ、表層からにじり漏れた丸い玉のような芳香のみを拾い上げている印象です。
その一方で、高域はあくまでもクリアなまま。高密度な倍音だけが歪みに反応して粘りを生み、飽和していくようにチューニングされている。[デレ]モードでは、さらにミドルのたっぷりとした量感のみを強調した、豊満な単相ドライブを装備。
瀑走しながら溢れ出る倍音によりあらゆるエッジが瓦解していくそのサウンドは、どこか懐かしい古めかしさと奥行きのある優美さを兼ね備えており、想像力を遥か100年も昔の時代へと連れ去ってしまうような印象です。
シリーズ累計300台限定の初代m.o.e. fxpオブジェクトの中で、最も象徴的な音色を集約したモデルであり、私は[デレ]モードしか目に・・・ぐ、ぐぐ、偶然あなたが好きなサウンドになっただけなんだからッ!みたいなサウンドがでてくれるんですかね!むしろ常にオンにしてしまいそうです・・・下記のエフェクターと同時接続して・・・デュフフ。
TUN Distortion
販売価格¥30,800(税込)
JAN : 4533875605019
○主な特徴
閃光のように切れ込んでくる歪みの中に、あえて波長の長い有機的倍音構成を織り込んだ、挑戦的なディストーション。パワフルなローが生む鳴動を、繊細で金属質なエッジが常に追い抜いていくという、新感覚のドライビング・ディスタンスをもつペダル。
入力側のゲインが、襞のように拡散するザラついたフィールを与えられているのに対して、聴覚的な階層のズレを起こさない程度にやや遅れてコンプ感が得られるので、どんなプレイで使っても常に立体的なコンパウンドを得る事が可能。
また、[ツン]モードではより鋭角になった息苦しいまでの歪みの乱反射が、ハイ・ミッドに熱を帯びたスペクトラムとなって牙を剥いてくるイメージです。
ただこのモードは、あえてゲインを下げて使う事で、ほろほろとこぼれ落ちるような目の詰まった切ないサンド・トーンを呼び出すことも可能。ノーマル・モードに比べて低音の芯にまで歪みが及んだことで、アタックの反応そのものにも糸を引くような粘りが加算されており、クラシック・スタイルなシングル・コイル・ピックアップのリアなどと組み合わせれば、高域の突き刺すようなピークはそのままに、硝子のように繊細なミドルをピッキングの強弱だけで自由に歌わせる事も可能。
「別に、あんたのサウンドなんて気になんてしてないし。」 っと言わんばかりの目つき。[TUN]と[DELE]をセットで使うとどんなサウンドになるのか、やっぱり興味ありますね(笑)
YAN Bloody Metal
販売価格¥30,800(税込)
JAN : 4533875605026
○主な特徴
暴風のような歪みの渦の中に常に鈍光を放つ暗いエッジを隠し持つハイ・ゲイン・ドライブ。不明瞭な振幅を繰り返すささくれたピークと、それをかろうじて縫い止める白刃の緊迫感が幾重にも折り重なって音像の芯を構成する様は、その音の飛沫の中に艶かしい色香すら感じさせ、実に叙情的な響きを感じさせますね。
また、本来の広角なレンジ感を失わない、しなやかな倍音成分がサスティンの中で美しく翻る手応えを手元ではっきりと感じ取る事ができ、ピッキングで表情を付けることも可能。
一方、[ヤン]モードでは、トーンとゲインが強制的にキャンセルされ、かろうじて残されていた音楽的なコントロール域を撤廃することで完全なる歪みのパンデミックを助長。
それでもそのサウンドがただのピーキーな雑音になってしまわないのは、ギター側のトーンを下げた時に引き立つ圧倒的な弦分離の良さのためですね。
ピッキングで表情を付ける事も可能・・・表情を付ける・・・表情・・・おっと失礼。妄想が止まりませんでした。
DELE Overdrive -Special Version-
販売価格¥33,000(税込)
JAN : 4533875605033
○主な特徴
m.o.e. fxpブランド初期ロットを記念したスペシャル・パッケージ版“DELE”。 フロント・デザインを担当したのは、薪絵や漆の手法を駆使したアートな装飾で業界の注目を集める320design。
明るくポップなアニメ絵の標準バージョン(『m.o.e. fxp』Ver.)とは対照的に、こちらは黒を基調としたシックな丸窓に秋の草花をあしらった大人なルックスが目を引きます。個体に採用されたデザインは「紅葉(もみじ)」。
ノーマル・モードの音は各機種ともに標準バージョンと全く同じですが、実はSPスイッチの構成において、320designバージョンには通常版とは異なる独自のチューングが施されています。つまり、アニメ絵の“DELE”と秋草の“DELE”は、SPモードの差別化により全く別のエフェクターになっております。
スペシャル版“DELE”のSPモードでは、ノーマル・モードの角の取れた柔らかなタッチを引き継ぎつつも、プワフワと波打つ倍音の手応えをしっかり感じながら一層デリケートなニュアンス重視のプレイを楽しむ事が可能。 深くピックを入れれば、ブライトなエッジサウンド。まほろばの雲海をたゆたう無限の奥行きを持ったおおらかさをも求めたい……そんな歪み亡者垂涎の贅沢サウンドです。
柄違いかと思いきや、基本部分は同じでも[デレ]モードの部分が変わっているようですね。 この機種は標準バージョンとの違いが一番気にりますね!あえて命名するなら[モミジ]モードですかな(笑)
TUN Distortion -Special Version-
販売価格 ¥33,000(税込)
JAN : 4533875605040
○主な特徴
帯域をまたぐ質の異なる歪みがキャラの立った懐の深さを生む画期的なディストーション“TUN”。そのスペシャル(320design)・バージョンのフロントに配置されたイメージは「薄(すすき)」。
SPモードのサウンドでは、その金属質な光沢を半減させる代わりに、ドライで押し出しの強い洗練されたモダン・ドライブサウンドが特徴。タイトに出口を絞られながらも独特のスローブに色付けされた低音はその存在を高らかに主張し、密度のある重心を備えたクリアなミッド・レンジと高速のレスポンスが絶妙な案配でミックスされ、至極の安定感を生んでいます。
本機が持つプリミティブな素養のみを究極まで高めた通常版に対し、こちらはエッジに蓄えられた突き抜けるパワーは活かしつつもサウンドの押し引きの中で確実に‘良い音’に照準が合うように設計。
音粒の一つ一つがきちんと立ち上がり、和音ではしっかりとバラけてくるその感覚に、わざとらしく倍音の飽和を煽るようなジャストなアンプ・ライク・サウンドではないものの、ひたすらに気持ち良いプッシング・ドライブを踏襲したリアルな真空管の反応に近いサウンドが特徴的ですね。
320designシリーズは、全機種基本部分が同じですが、SPモードで違いを出しているようですね。 シックなルックスがかっこいいですね! 皆様はどちらのルックスが好みですか?
YAN Bloody Metal -Special Version-
販売価格¥33,000(税込)
JAN : 4533875605057
○主な特徴
五感を這い回る危険なバッシャー・トーンが持ち味の“YAN”にも、スペシャル(320design)・バージョンが用意されている。フロント窓のイメージが荒地を好んで咲く「萩(はぎ)」。
SPモードにセッティングされたサウンドは、まさに重低音と、密閉性のある虚無感の混在した、鉛のように重い響きが特徴。アタック自体はそれなりにしっかりしていますが、倍音を含んだサスティンは音量が上がるほど重力のままに中折れして底に溜まっていくような印象です。
また、歪みの量はたっぷりあるものの、高域・中域はあまり歪んでおらず、弦が振動するたびにロー・ミッドより下にガロガロと波打つ獰猛な歪みが圧縮されていくようなサウンドですね。 ここでの「萩(はぎ)」というチョイスが素敵に思えるのは私だけでしょうか?あえての「萩(はぎ)」っと思わせておいて・・・みたいな感じですね(笑) こればっかりは弾いてみないとわからない!楽しみです!
発売日は11月21日予定。