【ブースター】Leqtique ビンテージ・コンデンサーと超HiFiオペアンプ搭載 “ProVoost”

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【ブースター】Leqtique ビンテージ・コンデンサーと超HiFiオペアンプ搭載 “ProVoost”

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

“ProVoost”


オープンプライス
販売価格[taxin8 taxp8=15800]
JAN:4580419320129
発売日:5月中旬

Leqtique史上、初となる1+(1)ノブレイアウトのエフェクターです。今まで培ってきたノウハウを基に、HiFiサウンドの構築論をベースとしています。

先日は、9/9リミテッドモデルの “9/9S”の発売もあり、「次は何が来る?」と期待を寄せていました。まさか1ノブが来るとは・・・。

1ノブなので、実にシンプルにパーツや配線レイアウトの影響を受けると思います。ある意味、Shun Nokina氏のやりたいことがダイレクトに伝わる魅力あるエフェクターですね。期待です。


超HiFiオペアンプLT1122とモスクワの電子部品倉庫に眠っていた、良質なビンテージのRussian MILスペックのコンデンサーを搭載したオリジナル設計のシンプルな回路になっています。

特性としては、すでに構築されたサウンドやギターの原音をそのままブーストアップしてくれます。

Boostノブ


大きなチキンノブに与えられた”Boost”を0%にすることで、聴覚上同じ音量感になるよう設計しているため、ブースターとしてではなく純粋なバッファーとしての利用の場合にも最適です。

ノイズレスに各帯域をなるべくフラットに、20dBのブースト量を備えています。

Softノブ


さらに有効なのがミニコントロールの”Soft”です。このコントロールは電子回路的にはインプットインピーダンスを16kΩ~1.2MΩの広い範囲で可変します。

左回りいっぱいSoft=0%とすることで高域の輝きが取り戻されたサウンドになりますが、逆にそれがナチュラルでないと感じる場合にこのSoftコントロールを右回りに回していくことで過度にON/OFFで音質差をつけないようにし、ソフトなサウンドにすることができます。

一番右回しにした状態のインプットインピーダンスは非常に低い値なので、音量も少し下がるものの、高域をだいぶソフトにできるため、積極的なトーンシェイパーとしても有用です。

ボリュームもしくはゲインブースターとして利用する際に、まずはSoft=0%としてブースト量を調整します。その量に応じて、Softを右回しに回していき、最終的な音作りをするというのがオススメの使用法です。

21AWGのワイヤー(内部配線)と同等となり、Point to Point配線と実質的には変わらないことにより、Virutual Point to Point基板(VPtP基板)と名付けられています。

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