【ディスクエコー】”DAWNER PRINCE ELECTRONICS” ビンテージエコーを再現した ~BOONAR~

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【ディスクエコー】”DAWNER PRINCE ELECTRONICS” ビンテージエコーを再現した ~BOONAR~

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

DAWNER PRINCE ELECTRONICS ”BOONAR”


型名:DP-0915
オープンプライス
販売価格:[taxin8 taxp8=48400]
JAN:2370000331885
発売中

テープ録音ではなく「メモリーシステム・ディスク」に録音するタイプのディスクエコー”BINSON/ECHOREC”をデジタルシミュレートしたペダル。この場合のディスクは今のようなCDなどのディスクではなく、テープ以前に存在していた「レコーデイングワイヤー」という金属を、回転する円盤に巻きつける方式を採用していました。

これにより湿気や熱、伸び等の劣化がなく回避することができ、録音できる量も格段に多い媒体を作り上げることに成功。しかし、巻きつける技術は相当難しく、”BINSON”社をはじめ、ごくわずかな製品にのみ、採用されていました。

テープエコーよりもはるかに高価なのにもかかわらず、多くのスタジオやエンジニアの支持を獲得。当時、そのエコーともリバーブともとれる特徴的なサウンドをプレイヤーは好んでいました。

BINSON/ECHORECの最も有名なユーザーはピンクフロイド。故シドバレットがECHORECをバンドに持ち込んだことがはじまりです。その後、メンバー全員がBINSON/ECHORECを使用し、未だかつてない空気感のあるサウンドを実現していました。メンバーのデヴィッドギルモアとリチャードライトは現在もBINSON ECHORECの愛用者です。

音の質感としては、テープエコーよりも前に出てくるイメージで、何やらシューゲイザーを思わせるサウンドですね。嫌味のある感じも全くなく、アンサンブルに程よく馴染みつつしっかり主張してくれそうです。世の中でも空間系は歪みの次に重要だと認識されていますよね。この”BOONAR”から、新しいサウンドと楽曲がうまれてくると思います。

コントロール

  • Volume(エコー音量)
  • BASS/TREBLE(エコー音のEQ)
  • LEVEL INDICATOR(入力信号に反応)
  • SWELL(リピート量/フィードバック)
  • DRUM SPEED(ディレイタイム)
  • DRUM AGE(メモリーディスクの劣化感をコントロール)
  • I.CTRL(インプットレベル/ゼロ位置ではエコー音が出ません)

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