Bromo　BAT8E BASS　610mmスケールのコンパクト・エレアコ

Bromo Guitars BAT8E BASS / BAT8EFL BASS は、コンパクトなミニ・ジャンボボディに610mmスケールを組み合わせたエレクトリック・アコースティックベースです。
ソリッド・スプルーストップとマホガニーバック＆サイド、アマラエボニー指板／ブリッジの構成により、サイズを超えた豊かなボリュームと深みのあるベーストーンを実現しています。
Fishman Sonitone ピックアップシステムを採用し、アンプ接続でのセッションからソロ演奏、宅録まで幅広いシーンに対応可能です。
BAT8E BASS は専用設計のナイロンコア・ベース弦を、BAT8EFL BASS はフラットワウンドのフレットレス仕様を備え、それぞれ異なるキャラクターでアコースティックなベースサウンドを楽しめます。

Bromo Guitars　BAT8E BASS

特徴

コンパクトボディながらしっかり鳴る設計

Bromo Guitars BAT8E / BAT8EFL BASS は、全長約953mm、ミニ・ジャンボシェイプのコンパクトボディを採用しつつ、低音域の存在感と生鳴りを重視した設計が特徴です。
トップ材にはソリッド・スプルースを採用し、バック＆サイドにはマホガニーを組み合わせることで、立ち上がりの良さと温かみのあるサウンドバランスを両立しています。
ベース弦特有の強いテンションを均等に受け止めるため、大型設計のブリッジが用いられており、トップとブレーシング全体でテンションを受ける構造とすることで、安定したチューニングと豊かな音量感につなげています。
サテンフィニッシュにより、塗膜によるダンピングを抑え、倍音成分を含んだ自然な響きが得られる点も魅力です。
小規模なアコースティックセッションや自宅での生音練習など、アンプレスの場面でも扱いやすい音量とトーンを備えたエレアコベースです。

演奏性を支えるネック構造とディテール

ネックには3ピースのマホガニーに2ピースのアマラエボニースカンクラインを組み合わせた5層構造が採用されており、反りやねじれに対する強度と安定性を高めています。
ヒール一体成型ネック構造により、接合部の剛性を確保しつつ、振動伝達にも配慮した仕様となっています。
セミサークル形状のネックヒールは接着面積を広げる役割を持つと同時に、手のひらが自然に収まる曲線を描くことで、ハイポジションへのアクセスをスムーズにしています。
スケールは610mm、ナット幅は43mmとなっており、一般的なロングスケールベースよりも取り回しが軽く、ギターからの持ち替えにも馴染みやすい寸法です。
アマラエボニー指板とMt. Bromoデザインのブリッジ／ロゼッタ／ヘッドインレイが採用されており、実用性とともに視覚的な完成度も重視したデザインに仕上げられています。
デュアルアクション・トラスロッドを搭載しているため、環境変化に応じたネック調整も行いやすい構造です。

ピックアップシステムとモデルごとのキャラクター

両モデルには Fishman Sonitone ピックアップシステムが搭載されており、サウンドホール内側にボリュームとトーンコントロールをマウントしたシンプルな操作系が採用されています。
Bromo BAT8E BASS には「Bromo AGBASS-YM3 Nylon Core, Phosphor Bronze, Custom Light」ゲージのナイロンコア弦がセットされており、柔らかなタッチと深みのあるトーンを指向するプレイヤーに適したキャラクターを備えています。
Bromo BAT8EFL BASS はフレットレス指板と、「Bromo BP628-YM3 Nickel Alloy, Light」フラットワウンド弦の組み合わせにより、滑らかなスライドや細かなピッチニュアンスを生かした表現が可能です。
フレットレス仕様により、音と音の間を連続的につなぐようなラインや、ニュアンス重視のフレーズなど、エレキベースとは異なるアプローチを楽しむことができます。
軽量ギグバッグとレンチが付属しており、持ち運びから基本的なセットアップまでをカバーしつつ、セッション・ライブ・レコーディングなど多様な場面で活用しやすいエレクトリック・アコースティックベースです。

仕様

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