BOSSよりKATANA-50 GEN 3 & EX GEN 3が登場いたします。
KATANA-50 GEN 3は数々の製品開発を経て磨き抜かれた「Tube Logic」が、KATANA AMP にさらなる表現力を実現。弾き手のニュアンスを存分に活かすべく新開発された PUSHED を含め、全 12 種類のアンプ・トーンを搭載しています。
専用アプリもデザインを大幅にアップデートし、操作性が飛躍的に向上しました。
もちろん BOSS の多彩なエフェクトや豊富なアウトプットなど、充実した機能も健在。ライブや自宅での練習、レコーディングまで、あらゆるシチュエーションで活躍します。
またKATANA-50 EX GEN 3はコンパクトさと出力をバランスよく備えた KATANA-50 GEN 3 の拡張モデルです。
ステージでの響きを重視しチューニングされた 12 インチの専用カスタム・スピーカーを搭載。
6 つのフットスイッチを備えた GA-FC/GA-FC EX Foot Controller に対応し、ステージ上でより柔軟な操作が可能。
また、LINE OUT 端子や STEREO EXPAND 機能を搭載することで、そのアプリケーションが大きく広がりました。
BOSS KATANA-50 GEN 3
メーカー | BOSS |
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型名 | KATANA-50 GEN 3 |
販売価格 | ¥42,900(税込) |
JAN | 4957054520618 |
発売予定日 | 2024年6月8日(土) |
BOSS KATANA-50 EX GEN 3
メーカー | BOSS |
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型名 | KATANA-50 EX GEN 3 |
販売価格 | ¥49,500(税込) |
JAN | 4957054520625 |
発売予定日 | 2024年7月6日(土) |
特徴
KATANA AMP は次のステージへ
真空管アンプの入力から出力まで、各パーツやコンポーネントの挙動を徹底的に分析し、アンプ全体で発生する相互作用までを再現することでダイナミックな表現力とサウンドを実現する「Tube Logic」。
KATANA AMPは、この設計思想のもと開発されたオリジナルのリアクティブ・クラス AB パワーアンプを搭載し、トレードマークでもある切れ味鋭いブラウン・サウンドで多くのギタリストから支持を得ました。
またアンプ・サウンドだけではなく、充実した BOSS の高品位な内蔵エフェクト、シチュエーションを選ばず活躍する高い機能性が広く受け入れられ、ライブや SNS 等、さまざまなシーンで目にするようになりました。
2018 年に MkII へとアップデートされた KATANA シリーズが今 GEN 3となり、ギタリストにさらなる演奏体験をもたらします。
さらに磨かれたアンプ ・ トーン
歴代の BOSS/Roland アンプ開発を経て進化した Tube Logic を基に、KATANA GEN 3 のアンプ・サウンドは再構築されています。
ハード・ロック黎明期のスタック・アンプ・サウンドを彷彿とさせる BROWN や、ナチュラルな CLEAN など、キャラクターはそのままに音色をブラッシュアップ。
さらに、Tube Logic による表現力がさらに高められたことで開発された PUSHED は、手元のボリューム操作やピッキングのニュアンスを忠実にくみ取り、クリーンからクランチ・サウンドまでをシームレスに行き来することができます。
また、VARIATION スイッチを押せば、それぞれのタイプで異なるサウンド・キャラクターを楽しむことが可能です。
加えて、KATANA-50 EX GEN 3 にはサウンドをより広く響かせる専用のカスタム・スピーカーを搭載することで、ステージにおいてもよりいっそう存在感あるトーンを実現しました。
生々しいアンプのクランク ・ アップを
ギター・アンプは音量を上げれば上げるほどパワーアンプがドライブし、ギタリストが愛するクランク・アップ・トーンが得られます。
KATANA GEN 3 は独自の Tube Logic により、豊富な倍音を伴った生々しいアンプのサウンドとレスポンスを実現しています。
さらに、搭載された POWER CONTROL 機能を用いれば、小さな音量でもパワーアンプを十分にドライブさせることが可能。
自宅やステージなど、求められる音量の異なる環境でも一貫して迫力あるクランク・アップ・トーンを得ることができます。
あらゆるサウンドを網羅するエフェクト
GEN 3 への進化に伴い、KATANA AMPはエフェクトの音質も向上。より密度の濃いサウンドが得られます。
BOOSTER、MODULATION、FX、DELAY、REVERB と、同時使用が可能な 5 つのエフェクト・カテゴリーが用意され、それぞれ独立したノブで直感的に操作することが可能です。
また、カテゴリーごとに 3 つ、計 15 種類のエフェクトを本体のパネルから切り替えることができます。
さらに、専用アプリの BOSS TONE STUDIO を用いることで、その可能性は飛躍的に向上。
ペダルボードさながらの音作りを実現します。
さらなるサウンドの探求
専用アプリにはグラフィックのカスタマイズ機能が加わり、今まで以上に直感的な音作りを実現します。
60 種類以上のエフェクト、詳細なパラメーターへとアクセスすることができ、サウンドメイクの幅も大きく拡張。
作成した音色の管理や、本体に搭載するエフェクトの入れ替えなど、他にもさまざまな機能が用意されています。
別売りの Bluetooth Audio MIDI Dual Adaptor を装着すれば、iOS/Android 版アプリも使用可能です。
さらに、BOSS TONE EXCHANGEにアクセスすれば、他のユーザーが作成した音色をダウンロードしたり、自身で作成したこだわりの TONE SETTING を世界中に共有したりすることもできます。
自在に音色をコントロール
KATANA-50 / 50 EX GEN 3 には、作成したサウンドを TONE SETTING として 4 つまで本体に保存し、パネルの操作で好きなときに呼び出すことができます。
コントローラーの拡張端子も備えており、別売りのフットスイッチを接続すれば足元での切り替えも可能。
エクスプレッション・ペダルを用いてパラメーターをリアル・タイムで変化させることもできます。
さらに、KATANA-50 EX GEN 3 では、6つのフットスイッチを備えた GA-FC/GA-FC EX Foot Controller を接続すれば、保存可能な TONE SETTING が 8 つに拡張され、さらに柔軟なコントロールに対応。
TONE SETTING の切り替えやエフェクトの ON/OFF はもちろん、エクスプレッション・ペダルの追加接続も可能です。
KATANA-50 EX GEN 3 と GA-FC Foot Controller だけであらゆるライブをこなすことができます。
ステージングの幅を広げる機能
KATANA GEN 3 はパワード・キャビネットとしても力を発揮します。
お気に入りのプリアンプ・ペダルやマルチ・エフェクターを POWER AMP IN 端子へ接続すれば、そのキャラクターを最大限に引き出したサウンドを再生することが可能。
KATANA GEN 3のクラス AB パワーアンプで増幅することで、アンプらしさを損なわないダイナミックなサウンドが得られます。
さらに KATANA-50 EX GEN 3 では、STEREO EXPAND 機能を用い、2 台の KATANA AMPを標準ギター・ケーブルでリンクさせることもできます。
コーラスやディレイ、リバーブなどステレオ対応のエフェクトで広がりのあるサウンドを楽しむことが可能です。
【STEREO EXPAND 機能対応モデル】
KATANA GEN 3 AMP(KATANA-50 GEN 3を除く)
KATANA MkII AMP(KATANA-50 MkII を除く)
さまざまなシチュエーションで活躍
KATANA GEN 3 は、IR ベースで設計されたサウンドを備えた豊富な出力端子を用いることで、多彩なシチュエーションで活躍します。
STEREO PHONES 端子にヘッドホンを接続すれば、内蔵ステレオ・エフェクトを活用したスペーシーなサウンドがプレイヤーを包み込みます。
USB Type-C 端子では、PC およびモバイル端末上の録音ソフトへレコーディングが行えるほか、デバイス側で再生したオーディオをアンプのSTEREO PHONES 端子より再生することも可能です。
IR ベースのサウンドは、そのタイプを REC/LIVE/BLEND およびカスタマイズ可能な 2 つの CUSTOM、合計5種類から選択できます。
KATANA-50 EX GEN 3 では、LINE OUTを使用してサウンドを PA へ出力可能。
フラットなスピーカー・システムから狙い通りのサウンドを響かせることができます。
実機レビュー
メーカー様より発売前に実機をお借りしました。
レビューしていきます!
2台の違い
「50」と「50 EX」2台の違いは
・スピーカー
・TONE SETTING 保存可能数
・STEREO EXPANSION機能の有無
・LINE OUTの有無
・別売りの GA-FC/GA-FC EX Foot Controllerに対応するか否か
なのですが、そこに焦点を当てつつ検証していきます。
まずは「50」のコントロールパネルから。
アンプ・タイプは6音色×各々に2バリエーション=12タイプ。
穏やかなクリーントーンからガッツリ歪んだ音まで幅広くカバー。
EQはオーソドックスな3バンド。
専用アプリの BOSS TONE STUDIO内でより幅広い調整が可能。
エフェクトはBOOSTER、MOD、FX(初期設定はトレモロ、オートワウ、オクターバー)、DELAY、REVERBの5系統。
TAPスイッチも付いています。
こちらも BOSS TONE STUDIOで細かな設定が可能。
TONE SETTING(作った音の保存)はCH1~4まで可能。
切り替えは PANEL
ボタン長押しでBANK切り替えとなります。
背面。
まずはフットスイッチ接続部。
USB REC OUTも備えています。
そしてBT-DUAL挿入口とAUX IN、ヘッドホンアウト。
POWER AMP INジャック。
スピーカー。
フレームが黒いですね。
それではここから「50 EX」です。
まずはグリルの色が違いますね。
TONE SETTINGですが、本体のみだと「50」と同じく4つの切り替えですが、純正のフットコントローラーであるGA-FCとGA-FC EXを接続すると倍の8つの切り替えが可能になります。
また「SOLO」ランプがあり視認性が上がっています。
通常のフットスイッチも接続可能。
LINE OUTが付いています。
違いの目玉。
専用カスタム・スピーカー。
色がグレーです。
サウンド・インプレッション
どちらも小型アンプに大別されるであろうサイズながら50Wの出力を備えているので音量は出ます。
ドラムの音が小さめなジャンルであればこれ一台でライブできそうです。
音はどのアンプを選んでも素直。
派手さは有りませんが「使える音」「バンドのアンサンブルでしっかり抜けそうな音」を出していています。
EQの幅が広くはないですが、専用アプリが有れば更に調整が出来るようになるでしょう。
そして皆さんが知りたいであろう「50」と「50 EX」の音の違いですが…。
「50 EX」の方が低音の解像度が高く、濁りが少ないです。
また、出音の速さに違いがあり、「50 EX」の方が早いです。
深く歪ませる方やクリーン/クランチでカッティングをする方は「50 EX」のほうが断然気持ちがいいと感じられると思います。
まとめ
この違いで価格は約7,000円の違い…。
私、ギタセレ中の人は絶対「50 EX」を選びます!
もちろん「50」でもこの価格帯ではピカイチに良く出来ているアンプですが、「50 EX」のコストパフォーマンスは非常に高いと感じます。
これは皆さん是非島村楽器店頭で比較してみてください。
違いに感心されるはずです。
仕様
■KATANA-50 GEN 3
定格出力:50W
規定入力レベル:INPUT:-10dBu(1M Ω)、AUX IN:-10dBu (20k Ω)
スピーカー:30cm × 1
コントロール:POWER スイッチ、MASTER つまみ、POWER CONTROL スイッチ(STANDBY、0.5W、HALF、MAX)
< AMPLIFIER > VARIATION ボタン、AMP TYPE スイッチ(ACOUSTIC、CLEAN、PUSHED、CRUNCH、LEAD、BROWN)、GAIN つまみ、VOLUME つまみ
< EQUALIZER > BASS つまみ、MIDDLE つまみ、TREBLE つまみ
< EFFECT > BOOSTER ボタン、MOD ボタン、FX ボタン、DELAY ボタン、REVERB ボタン、TAP ボタン、BOOSTER つまみ、MOD つまみ、FX つまみ、DELAY つまみ、REVERB つまみ
< TONE SETTING > CH1 ボタン、CH2 ボタン、PANEL ボタン
インジケーター:VARIATION、BOOSTER、MOD、FX、DELAY、REVERB、TAP、CH1、CH2、PANEL
接続端子:INPUT 端子:標準タイプ、POWER AMP IN 端子:標準タイプ、STEREO PHONES 端子:ステレオ標準タイプ、CTL CH1/CH2、SOLO 端子:RS 標準タイプ、EXP PEDAL 端子:TRS 標準タイプ、AUX IN 端子:ステレオ・ミニ・タイプ、USB 端子 :USB C タイプ、Bluetooth ADAPTOR SLOT:Bluetooth Ⓡ Audio MIDI Dual Adaptor、AC IN 端子
電源:AC100V(50 / 60Hz)
消費電力:47W
外形寸法(ハンドル、ゴム足含む):470(幅)× 238(奥行)× 398(高さ)mm
質量:11.6kg
付属品:取扱説明書、電源コード、2P-3P 変換器、保証書、ローランド ユーザー登録カード
別売品:フットスイッチ:BOSS FS-5L、BOSS FS-6、BOSS FS-7、エクスプレッション・ペダル:Roland EV-5、BOSS EV-30、BOSS FV-500L、BOSS FV-500H
Bluetooth Ⓡ Audio MIDI Dual Adaptor(品番 BT-DUAL)
アンプスタンド:BAS-1
■KATANA-50 EX GEN 3
定格出力:50W
規定入力レベル:INPUT:-10dBu(1M Ω)、AUX IN:-10dBu (20k Ω)
スピーカー:30cm × 1
コントロール:POWER スイッチ、MASTER つまみ、POWER CONTROL スイッチ(STANDBY、0.5W、HALF、MAX)
< AMPLIFIER > VARIATION ボタン、AMP TYPE スイッチ(ACOUSTIC、CLEAN、PUSHED、CRUNCH、LEAD、BROWN)、GAIN つまみ、VOLUME つまみ
< EQUALIZER > BASS つまみ、MIDDLE つまみ、TREBLE つまみ
< EFFECT > BOOSTER ボタン、MOD ボタン、FX ボタン、DELAY ボタン、REVERB ボタン、TAP ボタン、BOOSTER つまみ、MOD つまみ、FX つまみ、DELAY つまみ、REVERB つまみ
< TONE SETTING > CH1 ボタン、CH2 ボタン、PANEL ボタン
インジケーター:VARIATION、BOOSTER、MOD、FX、DELAY、REVERB、TAP、SOLO、CH1、CH2、PANEL
接続端子:INPUT 端子:標準タイプ、POWER AMP IN 端子:標準タイプ、LINE OUT 端子:標準タイプ、STEREO PHONES 端子:ステレオ標準タイプ、CTL CH1/CH2、SOLO 端子:TRS 標準タイプ、EXP PEDAL 端子:TRS 標準タイプ、AUX IN 端子:ステレオ・ミニ・タイプ、USB 端子:USB C タイプ、Bluetooth ADAPTOR SLOT:Bluetooth Ⓡ Audio MIDI Dual Adaptor、AC IN 端子
電源:AC100V(50 / 60Hz)
消費電力:47W
外形寸法(ハンドル、ゴム足含む):470(幅)× 238(奥行)× 398(高さ)mm
質量:11.7kg
付属品:取扱説明書、電源コード、2P-3P 変換器、保証書、GA-FC シール、ローランド ユーザー登録カード
別売品:フットスイッチ:BOSS FS-5L、BOSS FS-6、BOSS FS-7、エクスプレッション・ペダル:Roland EV-5、BOSS EV-30、BOSS FV-500L、BOSS FV-500H、GA FOOT CONTROLLER(GA-FC、GA-FC EX)、Bluetooth Ⓡ Audio MIDI Dual Adaptor(品番 BT-DUAL)、アンプスタンド:BAS-1