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【エフェクター】Benson Amps Germanium Fuzz|ベストなサウンドを引き出す「熱バイアス・コントロール」機能を搭載!

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Benson Ampsより2N527、2N404の2つのゲルマニウム・トランジスターを使用し、その能力を最大限に発揮できるよう60年代のFuzz回路理論を使用してデザインされた“Germanium Fuzz”が登場。
電源をONにすると内部ヒーターがコンデンサーを適温まで優しく自動的に温め、外気の寒暖に関わらずベストなパフォーマンスを得られるようにする画期的な「熱バイアス・コントロール」機能を搭載しています。

Benson Amps Germanium Fuzz

メーカー Benson Amps
型名 Germanium Fuzz
販売価格 (税込) ¥37,950 (税抜 ¥34,500)
発売予定日 2021年4月10日(土)

特徴

ベストなサウンドを引き出す「熱バイアス・コントロール」機能


ゲルマニウム・トランジスターは非常にデリケートで、コンデンサーの温度によってコンデンサー間のバイアスが変わります。

本機は、電源をONにするとヒーターがコンデンサーを適温まで優しく自動的に温めます。
そのため外気の寒暖に関わらず、ベストなパフォーマンスが得られる訳です。
適温になるまで待つ必要があるため、電源を入れてから使用開始できるまで2~3分かかります。

電源投入後、LEDはオレンジに点灯します。
これは「温め中」の表示で、hFE(トランジスタのゲイン)を規定値まで高め、正しい電圧になるようバイアスを整えます。
適温になるとヒーターがOFFになり、LEDがグリーンに変わり準備完了です。

動作中にLEDがオレンジとグリーンを行き来する事がありますが、故障ではありません。
回路が常に適温になるよう、必要に応じてヒーターを動作させます。

本機は~約37.8℃を目安に正常動作するようデザインされています。
テストの結果、直射日光の下では白い筐体の方が黒い筐体と比べて内部温度が約7℃低いことから、白を筐体のカラーに選んだと言うほど、温度に関して拘りました。

IMPEDANCEコントロールとクラスAバッファー


IMPEDANCEのツマミが、入力インピーダンスをコントロールします。

低い設定値では、高いゲイン設定でもギター本体のボリュームを下げた時のようなタイトなサウンドが得られます。
しかし、本来は低いインピーダンス設定だと、手前にバッファーや他のエフェクターが接続した時、サウンドに悪影響を与えてしまいます。

そこで我々はクラスAバッファーを入力部にプラスしました。
このバッファーはJack Orman(世界で初めてコンパクト・エフェクターを作ったギタリスト)のような、オーディオ用トランジスターをインダクション・コイル、抵抗、コンデンサーをして使用した、パッシブ・ピックアップ・シミュレーター回路を採用しています。
このバッファーが他のエフェクターとの接続で発生する問題を解消し、手前にブースターを接続するなど今まで不可能とされていた接続を可能にしました。

GAINのレンジ

本機では、クリーン・ブースト、オーバードライブ、そして豊富なオクターブ倍音のアグレッシブなファズまで幅広いサウンドを作り出す事ができます。
GAINとIMPEDANCEの組み合わせにより、そのサウンドバリエーションは無限です。
とくにユニークなIMPEDANCEのコントロールが、「ゲインを上げないとファズらしさが感じられない…」と言う悩みを解消してくれます。

スペック

・電源: 9VDC/100ma電源アダプター
・サイズ: 11.8×9.2×5cm

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