Amptwakerより、プリブースト・ポストブーストをはじめ、様々なコントロール系を持つオーバードライブ・ブースターが登場しました。
今回紹介するTightDrive Proはトランスペアレント系のオーバードライブからブースターまで幅広く音色を作ることが可能。では早速チェックしていきましょう!
TightDrive Pro
メーカー希望小売価格¥47,080(税込)
販売価格¥40,040(税込)
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■主な特徴
TightDrive Proは多くのスイッチを搭載し、TightDriveの全てのトーンを網羅しながら、さらなるトーンバリエーションや操作性を実現したオーバードライブ。今回新たに追加されたGainスイッチをOFFにすれば、トランスペアレント系のオーバードライブトーンを出すことも可能。またブーストペダルとしても使用することができます。
また、TightDrive Proは2つのブーストを内蔵。1つはプリブースト、もう1つがポストブーストです。ゲインブーストもボリュームブーストも自由に設定ができるため、様々なジャンルに対応する音色を作成することが可能。また、Boost VolumeとBoost Gainノブでコントロールができ、音量を下げる設定も可能なため、ゲインを強くブーストしながらブーストON/OFFで音量のバランスをコントロールも可能。
音作りの幅が広そうなTightDrive Pro。では細部をみてみましょう。
フロントパネル
内部スイッチ
・Midboost
Midboostボタンによって、ブースト時、アンサンブルの中でギタートーンを強く前に出すこともできます。
・Edgeスイッチ
EdgeスイッチをSmoothモードにすることで、ハイエンドのエッジを削り、暖かなトーンを得ることが可能。このスイッチをOFFにすると、明瞭ではっきりとしたトーンを作ることができます。また2つのFatスイッチを搭載し、ノーマルトーンとブーストトーンそれぞれの音色を個別に、より太く、コンプレッションを少し加えた音色を作ることも可能です。
・3バンドEQ
3バンドEQにより、オリジナルTightDriveよりもさらに幅広いトーンバリエーションを実現。また、MidスイッチをPlexEQ側にスライドさせると、トラディショナルなブリティッシュスタックトーンを作ることもできます。
・NoiseGate
新たに進化した“Cleaner”ノイズゲートを搭載し、クリーントーンを保ちながらノイズを低減することができます。NoiseスイッチをGate側にすればノイズゲートがかかり、逆側にスライドさせればゲートはかかりません。
・エフェクトループ
TightMetal ProやBigRock Pro同様、3つのエフェクトループでフレキシブルな運用が可能で、エフェクトのON/OFFに連動するユニバーサルループ、BoostのON/OFFに連動するブーストループ、そしてエフェクトOFF時にのみONにするSideTrakループの設定が可能。
例えば、クリーントーン時にコンプレッサーやコーラス等をかけたり、他の歪みペダルとTightDrive Proを1発で切り替えたい場合、SideTrakループに接続し、ビルトインABボックスのように使えば、エフェクトのOFF時とON時でアンプを分けることもできます。
エフェクトON時とブースト時に有効になるユニバーサルループとブーストループは、内部の切り替えスイッチによりエフェクト回路のプリ(前段)、またはポスト(後段)のどちらに設置するかを個別に切り替えが可能です。
・電源部
TightDrive Proはアダプタだけでなく電池駆動時にも18V駆動を実現。
内部に2つの電池を入れることが出来、また内部の切り替えスイッチで駆動電圧の選択が可能です。電池ボックスはマグネット式なので、開閉時に工具は必要ありません。
アダプタ駆動時は9V(EPA-2000推奨)、または18V(RPA-1000推奨)での駆動に対応。9Vと18V駆動は、まるで50Wと100Wアンプのような違いがでます。
アダプタ駆動時にはLEDが常にノブを照らし、セッティングがひと目で分かります。また、ずらりと並ぶノブの背後には電源スイッチがあり、電池を入れたままボードに組み込んでいても、電池の消費を抑えることができます。
・入出力/size
インプットインピーダンス:240k Ohm (Effect On)
アウトプットインピーダンス:1k Ohm (Effect On)
サイズ: 143(W) x 127(D) x 54(H) mm