【プリアンプ・オーバードライブ・DI】遂に国内発表!Ampegのペダル型プリアンプ「SCR-DI」登場!
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ベーシスト定番と言えるベースアンプ・メーカーAmpegだけに、そのサウンド・機能は実に気になりますよね。
Ampeg SCR-DI
メーカー希望小売価格 (税込) ¥40,150 (税抜 ¥36,500)
販売価格 (税込) ¥32,120 (税抜 ¥29,200)
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Ampeg初となるペダル型プリアンプの名前は、「SCR-DI」。
このSCR-DIは、アンペグ伝統のプリアンプ・セクションに加え、スクランブラ―・オーバードライブ機能、そしてDIを備えています。
型番のSCRは、スクランブラ―からきているというわけですね。
それでは各機能をチェックしていきましょう!
プリアンプ
プリアンプ・セクションはクラシック・アンペグの
- ベース(+14/–14 dB @40Hz)
- ミドル(+5/–11 dB @500Hz)
- トレブル(+16/–15 dB @4kHz)
の3バンドEQを装備。
また、EQセクションの下にはおなじみウルトラ・ハイ/ウルトラ・ローのシェイピング・スイッチを搭載。慣れ親しんだクラシック・アンペグ・トーンを堪能できます。
このトーン・セクションはフットスイッチでON/OFFが可能な設計です。
ちなみにアンペグのベースヘッドアンプでは、ミドルのレンジを3または5段階で調整可能なコントロール機能が搭載されている機種がありますが、このペダル型プリアンプではミドルレンジ・コントロール機能はなく、シンプル設計となっています。
スクランブラ―・オーバードライブ機能
真空管アンプのようなオーバードライヴからディストーションまで歪みを加えるSVTサウンドを継承した最新のベース・スクランブラー・オーバードライヴ機能を搭載。
ペダルの左部分に、独立したドライヴ・コントロールとブレンド・コントロールがありますね。
個人的にうれしいポイントは、ブレンド・コントロール搭載というところ。これで、よりこだわった歪み成分のコントロールが可能です。
そして、ここもポイント!
プリアンプ部とドライブ部が独立しているため、以下の4つのサウンドが切替可能になっています。
- プリアンプON + ベース・スクランブラーON
- プリアンプON + ベース・スクランブラーOFF
- プリアンプOFF + ベース・スクランブラーON
- プリアンプOFF + ベース・スクランブラーOFF
この柔軟性は、評価高いですよ!
DI
CR-DIは手軽にお好みのアンペグ・トーンを作り出せ、しかもそのサウンドをDIとしてPAコンソールにも送ることが出来ます。グラウンド・リフト・スイッチ付バランスXLRアウト装備しています。
その他の機能
ヘッドフォン端子とレベル・コントロール付きのAUXインプットを装備していますので、ヘッドフォン・アンプとしても使用できます。
ギグバッグに入るコンパクト・サイズですので、ポータブル・オーディオ・プレイヤーなどを接続し、バッキン・トラックを流しながら、どこでも手軽にプレイが可能というわけですね。
ライブだけでなく練習時にも使えるというのは、気の利いた便利な仕様です。
また、内部にアクティヴ・ベースにも対応する-15dBのジャンパー・スイッチを装備。
電源は9Vバッテリーの他、パワー・サプライ(別売)を使用しての電源供給も可能です。
ベーシスト、要注目のアイテムと言えるでしょう!
4月上旬発売予定