かつてMP-1ギタープリアンプなどで一世を風靡したADAから、使い方が簡単でリアルなサウンドが大好評だった前モデル「GCS-2」を進化させ、更に実用的になったスピーカー・キャビネット・シミュレーター「GCS-3」が発売になりました!
GCS-3
スピーカー・キャビネット・シミュレーターとは?
一般的にギターアンプは、プリアンプ→パワーアンプ→スピーカーという流れで音を出しています。
このスピーカーの部分に特化して、さらにそこにスピーカーに立てるマイクの位置もシミュレートしたのが「スピーカー・キャビネット・シミュレーター」というものになります。
自宅でアンプヘッドを鳴らそうと思っても、気持ち良い音を出すにはそれなりの音量が必要です。でもそんな大きい音って出せないですよね。
そんな時に「スピーカー・キャビネット・シミュレーター」を使えば、近所迷惑にならずに気軽に気持ち良い音が楽しめるんです!
前モデルからの変更点
XLR端子のLINE/MICレベル切り替え機能を排除して、アンプのスピーカー出力からの入力端子とヘッドホン端子の装備。
ヘッドホンを繋げるので、夜中などの音が出しづらい場面でもバッチリ活躍してくれますね。
アンプのスピーカー出力からの入力が可能になったことで、自宅でのアンプヘッドを使ったレコーディングが可能になりました。
ただしその場合は、スピーカーやダミーロード(スピーカーの代わりになる抵抗器)などを繋がないと故障の原因になりますのでご注意ください。
「GCS-3」の使用・操作方法
自宅だけではなく、ライブでももちろん活躍してくれます!
ギター→エフェクター→GCS-3→PAミキサー、これだけの接続でマイクで他の楽器の音を拾ってしまうことも無く、セッティングも素早く簡単に。
パススルー端子にパワーアンプを繋げば、ステージ上でアンプの音を聴きながら演奏も可能です。
操作はスイッチが4つとノブが1つだけなので、音決めも簡単ですね!
スイッチは上から
・スピーカー切替:ビンテージ(ジェンセン・アルニコ)/モダン(セレッションやエミネンスのフェライト)
・口径切替:12インチ/10インチ
・キャビネット切替:オープンバック/クローズドバック
・スピーカー・シミュレートのON/OFF
そしてツマミは、スピーカーにセットするマイクの位置(センター~エッジ)の調節となっています。
信頼のADAから発売した「GCS-3」、個人的にも気になる新商品です!
■SPECS
・寸法:83W×63H×118D
・重量:440g
・電源:9VDC@200mA
メーカー希望小売価格¥37,400(税込)
JAN:4519581033537