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ギターのピック選びに迷ったら使ってほしい!絶妙な弾き心地でヤミツキになる「MASTER 8 ピック」【ギタセレ中の人のイチオシ】

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ギターのピック選びに迷ったら使ってほしい!絶妙な弾き心地でヤミツキになる「MASTER 8 ピック」【ギタセレ中の人のイチオシ】

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。


皆さんこんにちは!ギタセレ中の人です!

中の人が今まで実際に買い、使ってみた中で「これは便利だなぁ」と感じたアイテムを色々紹介していく企画「ギタセレ中の人のイチオシ」

第3回目は“ギターのピック選びに迷ったら使ってほしい”絶妙な弾き心地でヤミツキになる「MASTER 8 ピック」をご紹介いたします。

それではどうぞ!

MASTER 8 ピックとは?

1967年に岐阜県で創業した国内唯一のギターピック専業工場「池田工業株式会社」のファクトリーブランドとして2015年に設立された「MASTER 8 JAPAN」

同社は50年以上にわたり日本だけでなく世界各国にOEM製造のギターピックを出荷しており、その経験・技術をもとに製造されています。

ブランドの最大のミッションには「最も小さく最もシンプルな“楽器”であるギターピックの可能性を最大限に拡張する」が掲げられています。

アーティスト・ミュージシャンの愛用者も非常に多く、ギターピックのニュースタンダードともいえるブランドです。

独自の次世代素材「INFINIX」

MASTER 8 ピックの一番の特徴は独自の次世代素材「INFINIX」を使用しているところです。
メーカーHPでは下記のように説明されています。

柔軟性、形状記憶性、対磨耗性に優れており、従来の素材に比べピックノイズが少なく、弦への吸い付きが非常に良いのが特徴。
磨耗に強く長時間の演奏でもピックが削れづらく、変わらないニュアンスでのプレイが可能。
鼈甲に近い感触で指への密着性が高い。


中の人も説明文の通りの印象を持っています。

口で説明するのは難しいのですが「弦への吸い付きが良い」事で弦1本ずつにしっかりピックが当たり、和音のバランスが良くなったり、単音も発音が良く、ピッキングニュアンスでの強弱も付けやすくなる感じでしょうか。

とにかく弾き心地が最高なんです(笑)

中の人が普段使用しているのはコチラ


中の人はラインナップの中で「INFINIX Hard Polish」というシリーズを愛用していて、ティアドロップ型の0.8mm(黄色)をエレキギター用、トライアングル型の0.6mm(紫色)をアコースティックギター用と使い分けています。

「マイルドかつ骨太なサウンド」を狙ったモデルとの事ですが決して極端ではなく、良い意味で「カドの取れた」サウンドです。
強めのピッキングでも高音が耳に痛くなる事がありません。


表面には「Rubber Grip」と呼ばれる滑り止め加工がされており、こちらも大げさな加工ではなく、演奏にストレスは全く感じません。

それでいて演奏中に手汗をかいた際もズレたり、飛んでいってしまったりする事がないので重宝しています。

ピックの形・厚さの選び分けは?


個人の感覚として、形はソロやアルペジオなどの単音弾きとコード弾きをパートごとに使い分ける場合は「ティアドロップ型」、カッティングやコード弾きが主体の場合は「トライアングル型」かなと思っています。

ティアドロップ型の方が先端がシュッとしているので弦を捉えやすく、点で力が入るので発音が良いです。

一方、トライアングル型は弦に当たる面積が広いので良い感じに力が分散します。
なので最初にアタックされる低音だけが目立つことなく、高音までキレイに和音が鳴ってくれます。

弦に対してピックの触れる幅も浅いので早いストロークでもストレスなく弾けます。

厚さは0.8mm前後(いわゆるミディアムくらい)が好きですが、音に暖かみや太さが欲しい場合は1.0~1.5mm(いわゆるハードくらい)を選んだりします。

逆に音にキラキラ感や歯切れの良さが欲しい場合は0.6mm(いわゆるシンくらい)が良いです。
面白いものでピックを変えると本当にギターの音が変わります。


例えば画像の「グラビティ」というブランドは、とにかく厚い方向にバリエーションが多いのですが、一般的なピックと比較するとエフェクターをかけたようなレベルで音量感、コンプ感、音質が違います。
※残念ながらもう手元にはないですが6.0mmのタイプも試したことがあります。もはや小石ですが(笑)、意外と弾きやすかったです。

おわりに

ピックは形や厚さ以外に材質の違いもあり、同じ形・材質であってもブランドによって感じ方が結構違います。
最初から「自分にピッタリのピックはこれだ!」とたどり着くのは至難の業です。

ですので、できるだけ沢山のピックを試していただいた方が良いのですが、その選択肢に今回の「MASTER 8」を加えていただけると嬉しいです。
中の人的にはピック選びのゴールにたどり着いた感があります。

ピックの種類、違いについてより詳しく説明している特集記事もあるので、気になる方は下記リンクからチェックしてみてくださいね!

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