【特別企画】書斎スタジオ化計画 ~防音工事無しで部屋をスタジオに!~
記事中に表示価格・販売価格が掲載されている場合、その価格は記事更新時点のものとなります。
に引き続き、イオン葛西店から連絡がきました。
「楽しい、遊べる部屋が出来たんで遊びに来て下さい!」
???
楽しい、遊べる部屋?
「遊べる」というフレーズがたまりません。また仕事を投げ出してイオン葛西店に向かった中の人。(たびたびスミマセン、ボス。)
さっそく店についたところ、案内されたのはこちらの部屋。
?? 試奏室?
お客様が楽器を静かな環境で試せるお部屋です。
そこが「楽しい、遊べる」とはこれいかに?
でも、なんと中は以外と静かなんです!
ギタボ宮平から聞こえるのは、さわやかな生歌声と、エレキギターの生音(ノリノリです)
ドラム南場の、ノリノリなドラミングからのパタパタとしたパッドの音(HEAVYなビートです)
キーボード髙橋の、ノリノリな「イェー!」の声(注:その声だけはボリュームけっこう大きい)
“ギュオ~ン”や“ズンズン”などといったバンドの騒音は皆無!
なぜバンドなのに静かなのか?!
その中身に迫ってみましょう!
肝はすべて「LINE」入出力
そうなんです。この部屋、すべての機材がLINE出力でミキサー~ヘッドフォンへとつながってるんです。
一人一人の機材を見ていきましょう。
ボーカル
まずはボーカル機材。
マイクは定番のSHURE 「SM58LCE」販売価格 (税込) ¥1,100 (税抜 ¥1,000)がマイクスタンドに装着され、
「BOSS VE-5」販売価格 (税込) ¥26,070 (税抜 ¥23,700)に結線されています。
このVE-5、ボーカルに最適なサウンドが30用意されているエフェクターです。
とってもカンタンな操作で、ハーモニーを生み出すことまで可能なボーカル用機器ですね。
ギター
ギターはこの、「BOSS ME-70」販売価格 (税込) ¥26,070 (税抜 ¥23,700)に直接接続です。
「ME-70」はBOSSの代表的なマルチ・エフェクターですね。
COSMによるリアルなプリアンプ・モデリングが搭載されているので、アンプを使用しなくてもこれ一台でゴキゲンなサウンドだぜぃ!(←表現、ちょっと古い)
肝心のエフェクトもコンプ/歪み/モジュレーション/ディレイ&リバーブ/PEDAL FXを網羅されてます。
ベース
ベースも、ギター同様「BOSS ME-50B」 (税込) ¥30,800 (税抜 ¥28,000)に直接プラグ・インしていますね。
「ME-50B」もCOSMでしっかり音作り。
コンプ/リミッターはベース用に開発された「NATURAL COMP」を搭載して自然な低音が得られます。
ドラム
さて一番の騒音問題を引き起こしそうなドラムは、
ジャジャジャ・ジャ~~ン!
Roland V-Drums 「TD-15K-S」 (税込) ¥198,000 (税抜 ¥180,000)
Roland独自のメッシュ・ヘッドを採用したVパッドが騒音を最小限に抑えてくれます。
もちろんメッシュ・ヘッドは静粛性だけでなく、心地よい打感も実現しています。
音源も優れもので、ドラムが気持ちいい!!
キーボード
キーボードはこの中では一番静かに演奏できる楽器ですね。(「イェー」って叫ばなければ)
ここではRoland シンセサイザー「JUNO Di」販売価格 (税込) ¥73,150 (税抜 ¥66,500)を設置。
学生~大人まで、バンドマンにこよなく愛されるJUNOシリーズ。
1,082+256個の最新音色や、サウンド・エフェクト、29種類の多彩なリズム・セットなどなどスペック面で優れているだけでなく、本体が5.2kgと軽いので持ち運びに便利なのも人気の理由ですかね。
音をまとめる
ここまでのすべての楽器は、最後にこの機材につながれます。
この宇宙船のような機器、JamHubの「TourBus」販売価格 (税込) ¥99,330 (税抜 ¥90,300)といいます。
これ、かなりの優れもので、
- 7 XLR入力 / 7 TRSステレオ入力端子
- 7 ステレオ・ヘッドフォン・アウト
- ファンタム電源
- USB端子
- SDカードレコーダー
などなど、特徴を挙げればキリがないほど“使える”機材なのですね~
一人ひとりが全ての楽器音量をコントロールできるんですよ。スゴイですね。
ここからみんなヘッドフォンで聞いてるから、外部への騒音をカットできるわけです!
※決して彼らの演奏が騒音だったわけではありませんよ。ええ、とってもすばらしい演奏でしたよ!!
レコーディングもOK
この部屋、なんとレコーディングも出来ちゃいます。
さっきの「Tour Bus」、
コイツはSDカードリーダーがあり、SDカードに演奏を直接録音できちゃいます!
バンドメンバーで部屋に集まって「せ~のっ」「えい!」ってバンド演奏を録れちゃうんです。
そしてこの部屋にはさらに、この子が控えています。
「SONAR」(Editionにより価格は様々)+「QUAD-CAPTURE UA-55」販売価格 (税込) ¥27,060 (税抜 ¥24,600)。
音楽制作ソフト&オーディオ・インターフェースです。
「Tour Bus」のUSB出力からPCでも、「Tour Bus」のアウトプットからUA-55経由してPCでもOKです。
さっきみんなで演奏したデータもSONAR上で編集して、音源として保存できますね。
宮平、渡邊よ、仕事しなくていいのか...w
サイレント・スタジオ構築へ
そんなこんなでこの部屋、葛西店のスタッフいわく「大人の書斎」をイメージしたそうです。
たしかに自分の書斎にこういった設備を導入すれば、防音工事もナシでバンドができますね!
ちなみに今回紹介した機材をすべて導入してもトータルで¥411,500!(SONAR、ヘッドフォン、ケーブル類を除く)
現実的な数字です。
みなさんの部屋にも「サイレント・スタジオ」を設置してみませんか?!
もちろんお手持ちのアンプシュミレーターやエフェクターを活用する手もありますよね。
さらに楽しむために
今回のサイレント・スタジオには、こんな機材も置いてありました!
Roland ループステーション「RC-505」
Roland 「RC-505」販売価格 (税込) ¥57,420 (税抜 ¥52,200)です。
テーブルトップで5つのループ・トラックを使ってボーカル、ギター、ベースなど様々な楽器をループ・パフォーマンスできる機材です。
解説動画やチュートリアル・動画、さらにはパフォーマンス動画もRolandサイトにはUPされて、盛り上がっているようです。(パフォーマンス動画はその2、その3もありました)
Fender 「Japan Limited ’65 Twin Reverb® Blonde Wheat」
Fenderの名器、Twin Reverbの日本限定100台モデル、「Japan Limited ’65 Twin Reverb® Blonde Wheat」販売価格 (税込) ¥220,000 (税抜 ¥200,000)です!
おそらく葛西店スタッフは「ギタリストの書斎」をイメージしたのでしょう。
レコーディングの際はこれにマイクを立てて録音するのもいいですね!
Roland モニタースピーカー「CM220」
そうですよね、レコーディングしたらミックスするときはスピーカーが必要です。
Roland「CM220」販売価格 (税込) ¥73,150 (税抜 ¥66,500)です。
これ、ペアスピーカーとウーファーもセットなので、迫力のあるサウンドも出せる、優れものです。
メーカーサイトリンク集
今回の記事内で取り上げた製品について「さらに詳しく知りたい!」という方はメーカーサイトもご覧下さい。
- SHURE SM58LCE → SHUREサイト
- BOSS VE-5 → Rolandサイト 活用術
- BOSS ME-70 → Rolandサイト デモ&パフォーマンス
- BOSS ME-50B → Rolandサイト
- Roland TD-15K-S → Rolandサイト
- Roland JUNO-Di → Rolandサイト
- JamHub TourBus → 輸入代理店 神田商会 JamHub本国サイト
- Cakewalk SONAR → Cakewalk by Rolandサイト
- Roland UA-55 → Rolandサイト
- Roland RC-505 → Rolandサイト
- Fender Japan Limited ’65 Twin Reverb® Blonde Wheat → Fenderサイト
- Roland CM220 → Rolandサイト