「全国の島村楽器スタッフが企画した」こだわりの楽器を紹介する連載企画「シマログ」！
※余談ですが SHIMAMURA RECOMMENDED ORIGINAL GEARS から名付けられた企画名です。

更新がしばらく止まってしまっていましたが、この度再スタートを切ることになりました！

島村楽器はおかげさまで全国で170以上もの店舗を展開させていただいており、各店舗に「ギター・ベース愛が強い」スタッフが多数在籍しております。

そして、愛が強いスタッフが木材やパーツ、仕様などにこだわってメーカー様協力のもと限定製作いただいた楽器も今までたくさん生み出させていただきました。

当企画はそんな特別な楽器があることを全国のお客様に知っていただき、「こんな楽器もあるんだ！」と楽しんでいただきたいという想いのもと発足しました。

「普段お店に並ばない仕様の楽器が見れる」というのはもちろんですが、企画したスタッフの楽器のこだわりポイントや「どのような方にオススメか？」などもご紹介していきますので、ぜひ楽器選びの参考にしてみてくださいね！

再スタート1回目は長野県は松本パルコ店　太田(おおた)の企画をご紹介！

松本パルコ店　ギター・ベース担当　太田

中学生のころからギターを弾いており国内外のあらゆるギターが好きです！
特に信州ギターの工房ともつながりは深いので、お気軽にご相談ください。

今回は 国産ブランドの中でも人気の高い MOMOSE (モモセ)のテレキャスターシンラインタイプをベースにオーダーをしました。

実はお店から MOMOSE を製作しているディバイザー飛鳥工場まで20分ほどで行ける(地元の特権です！)ので、お伺いさせていただき飛鳥工場の木工責任者の方と材選定からカラー決めまで行ないました。

材は角材の時点では杢目や色味が違うので完成時のカラーを意識しながら選定を行なうのは一苦労でした．．．
(黄色っぽい材にシースルーブルーを吹きつけるとグリーンに発色する・・・など)

カラーには思い入れがあるので、そこもぜひ注目してみてくださいね！

MOMOSE MTH2-FlameTochi EX

カラーは Royal Blue Burst と Black Gradation の2色を企画しました。
Royal Blue Burst は材にあわせてブルーの発色具合にこだわり、Black Gradation はカラー名の通りグラデーションを入れるためタイガーアイにより近い杢目を選びました。

ボディトップには「フレイムトチ」を採用。

栃（トチ）の木は本州から北海道、九州に自生する落葉広葉樹です。
古くから日本では家具材、建築材に使用されており、日本の木工家からの人気が高く一枚板のテーブルをはじめ大変高価で一級品と呼ばれる工芸品に生まれ変わります。

ボディバックには「マホガニー」を採用。

暖かみのあるサウンドが特徴の材ですが、シンライン構造とうまくバランスが取れていて程よく明るさもあります。

指板には「マダガスカルローズウッド」を採用。

希少と言われる「ハカランダ」に似た杢目、サウンドを持つと言われています。
ローズウッドの中でも硬質な材なので、マホガニーボディのサウンドをまとめてくれるのに一役買ってくれています。

ネックにもボディ同様「マホガニー」を採用。

フロントピックアップには「P-90」タイプをチョイスしました。
パワー感があり、リアフロントミックス時のカッティングサウンドは極上です。

また操作性を重視して、従来 Vol ツマミのとなりにある 3 Way Switch をショルダー部分に設置しました。
これによってレスポールユーザーにも扱いやすく、ストラトユーザーにも斬新なアッセンブリスタイルをとっています。

商品詳細

カラー：Royal Blue Burst／JAN：2370000524478

カラー：Black Gradation／JAN：2370000524492

メーカー	MOMOSE
型名	MTH2-FlameTochi EX
販売価格	（税込) ￥275,000 (税抜 ￥250,000)

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