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【アコースティックギター】K.Yairi × 島村楽器 コラボレーションモデル徹底解明

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エントリーモデルに位置する「2」シリーズ


K.Yairi × 島村楽器コラボレーション誕生から12年、その間様々なモデルが発売され、ディスコンティニュードとなってきましたが、満を持してエントリーモデルが発売となりました。それがこの「2」シリーズのうちのSO、SL。2018年にはSRFが加わり、「2」シリーズは充実のラインナップとなりました。

オヴァンコールSIDE&BACKのエントリーモデル


「2」シリーズ共通の仕様は、サイド&バック材のオヴァンコール(Ovankol / オバンコール)ギタセレ木材辞典でも触れている通り、オヴァンコールはマメ科の広葉樹。マメ科といえばツルサイカチ属のローズウッドがギターで使用する木材としては有名ですが、オヴァンコールはブビンガ同様、ブビンガ属。ローズウッドよりも、どちらかといえばウォルナットに性質が近く、立ち上がりが速い、硬質なサウンドが印象的な材です。


ローズウッド、ブビンガ、ウォルナットよりも比較的安価であるものの、良質な材として注目が集まっているオヴァンコールを採用していることで、コストを抑えながらもサウンドにこだわりを持っています。

オリジナルカラーリング

「2」シリーズではK.Yairiのレギュラーラインナップにはない、オリジナルカラーを採用しています。まずは「VBB」(ヴィンテージ・ブラック・バースト)です。


コラボモデル伝統のステイン塗装。さらに全体をブラックバーストで仕上げています。ナチュラルのギターを長年使用して、自然に汚れていったかのようなヴィンテージな感覚でもあり、ブラック仕上げによる精悍な感覚もあり、不思議な魅力を醸し出しています。

続いて「VSB」(ヴィンテージ・サンセット・バースト)。


ステインはありつつ、バーストを上下にすることで「サンセット」をイメージ。エレキギターでは上下バーストが多数リリースされていますが、アコースティックギターではまだ見かけません。(もしかしたらこのモデルが初かも...)

どちらのカラーリングも、オールサテンで仕上げられています。

そして「2」シリーズのこだわりはポジションマークにも。


ポジションマークをあえて6弦側に寄せています。エントリーモデルということで、サイドポジションだけでなく指板のポジションマークを見やすく配置しました。

ギグケース付属で高い可搬性


他のシリーズとの一番の違いは、付属ケースです。「2」シリーズではハードケースではなくK.Yairi ギグケースが付属しています。エントリーモデルということで、自宅での練習もさることながら、スクールへの運搬も想定。

もちろんエントリーモデルとはいえK.Yairiのハンドメイド・コンセプトは継承していますので、ステージやストリートでも威力を発揮してくれる「2」シリーズ。曲をマスターしたらそのまま外へ気軽に演奏しに出かけられます!

可搬性の高さも「2」シリーズの魅力です。

「2」シリーズまとめ

K.Yairiの魅力をお手ごろな価格で入手できる「2」シリーズ。お手頃価格なだけでなく、そのこだわりが島村楽器とのコラボレーションモデルなのです。

SO-OV2

ブランド K.Yairi
型名 SO-OV2
定価 オープンプライス
販売価格 (税込) ¥101,640 (税抜 ¥92,400)
JAN 4580393206969(VBB)
4580393206976(VSB)
付属品 ギグケース

SL-OV2

ブランド K.Yairi
型名 SL-OV2
定価 オープンプライス
販売価格 (税込) ¥122,100 (税抜 ¥111,000)
JAN 4580393206983(VBB)
4580393206990(VSB)
付属品 ギグケース

SRF-OV2

ブランド K.Yairi
型名 SRF-OV2
定価 オープンプライス
販売価格 (税込) ¥111,100 (税抜 ¥101,000)
JAN 4580393206945(VBB)
4580393206952(VSB)
付属品 ギグケース

全コラボレーションモデル・スペック比較表


※画像クリックで拡大します

最後のページでは、島村楽器の中でもK.Yairiラインナップが強力にプッシュされている「特選本舗」とそこでのみ展開している「特選本舗オリジナルモデル」について紹介します。

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