シールドケーブルの作り方
それではさっそく千葉氏にシールドを組み上げてもらいます。
ここではあくまでも一般的な手法を紹介します。
最後の動画では千葉テクニック炸裂の、シールド製作も見られますので要チェックですよ。
1. プラグの用意
プラグキャップの中にはこういった絶縁体が入っています。
(入っていないものもあります。無ければぜひ別売りで用意することをオススメしますよ!)
ケーブルとの接続部分の角度を調整します。
これは熟練の技ですね。
千葉氏は少し内側に曲げていました。
プラグを固定台にセット。
ハンダ付けの際に動かないようにしっかり固定。
プラグの上下に気をつけて。
この台座はミニ万力などでも代用OKですね。
2.シールドの用意
次にシールドケーブルの準備に取り掛かります。
まずは保護被覆(シース)を剥く長さを決定します。
ここから、
ここでプラグキャップと収縮チューブをシールドに通しておきます。
これを忘れるとちょっと悲惨…(涙)
ではさっそく剥いていきます。
カッターでぐるっと切込みを入れて
引っ張ると、あら綺麗に剥けました!
ちなみに今飛び出してきたのが「シールド」(外部導体)部分です。
これがあることで外部からのノイズに対抗できるんです。
続いて出てきた「誘導体」を覆う薄い被膜を、先ほどと同じ要領で剥いていきます。
そうして頭を出してきた内部導体。
俗に言う「芯線」ってヤツですね。
ここで、飛び出ている先ほどの外部導体をよって1本にまとめます。
外部導体の長すぎるところをカット。
千葉氏はもう感覚でやっていますが、プラグにあてがってみると余分な長さが分かります。
(千葉氏、カット予定のところにはハンダ自体つけていませんw)