【こだわりの逸品】自作シールドケーブルに挑戦 ~CAJ千葉氏のテクニックを盗む!~

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【こだわりの逸品】自作シールドケーブルに挑戦 ~CAJ千葉氏のテクニックを盗む!~

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シールドケーブルの作り方

それではさっそく千葉氏にシールドを組み上げてもらいます。
ここではあくまでも一般的な手法を紹介します。
最後の動画では千葉テクニック炸裂の、シールド製作も見られますので要チェックですよ。

1. プラグの用意

まず、プラグを用意します。
s-DSC09143

プラグキャップの中にはこういった絶縁体が入っています。
(入っていないものもあります。無ければぜひ別売りで用意することをオススメしますよ!)
s-DSC09147

ケーブルとの接続部分の角度を調整します。
これは熟練の技ですね。
千葉氏は少し内側に曲げていました。
s-DSC09152

プラグを固定台にセット。
ハンダ付けの際に動かないようにしっかり固定。
s-DSC09153
プラグの上下に気をつけて。

この台座はミニ万力などでも代用OKですね。

2.シールドの用意

次にシールドケーブルの準備に取り掛かります。
まずは保護被覆(シース)を剥く長さを決定します。
s-DSC09154
ここから、

ここまでが剥く位置です。
s-DSC09155

ここでプラグキャップと収縮チューブをシールドに通しておきます。
s-DSC09210
これを忘れるとちょっと悲惨…(涙)

ではさっそく剥いていきます。
カッターでぐるっと切込みを入れて
s-DSC09157

引っ張ると、あら綺麗に剥けました!
s-DSC09158
ちなみに今飛び出してきたのが「シールド」(外部導体)部分です。
これがあることで外部からのノイズに対抗できるんです。

飛び出た外部導体を一箇所にまとめておきましょう。
s-DSC09160

続いて出てきた「誘導体」を覆う薄い被膜を、先ほどと同じ要領で剥いていきます。
s-DSC09164

誘導体が出てきました。
s-DSC09169

誘導体の先っちょを、ワイヤーストリッパーで切り取ります。
s-DSC09170

そうして頭を出してきた内部導体。
俗に言う「芯線」ってヤツですね。
s-DSC09174

ここで、飛び出ている先ほどの外部導体をよって1本にまとめます。
s-DSC09178

いよいよハンダの登場。
外部導体と
s-DSC09181

内部導体にハンダをつけておきます。
s-DSC09183

外部導体の長すぎるところをカット。
千葉氏はもう感覚でやっていますが、プラグにあてがってみると余分な長さが分かります。
(千葉氏、カット予定のところにはハンダ自体つけていませんw)
s-DSC09185

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