【マルチエフェクター・レビュー】MOOER “GE100” 「自宅練習の救世主!?」コード/スケール辞書 & ドラムマシン搭載モデル! ~国内当社独占販売~
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こんなに多機能でいいのか!?
MOOER "GE100"にワクワクする・・・
コンパクト型のプリアンプ ”MicroPreampシリーズ”や 高品位なプロファイリング・マルチエフェクター ”GE200” など、数々の人気ヒット作を製作する MOOER。今回ご紹介するのは、国内で島村楽器だけの独占販売モデルである、マルチエフェクター ”GE100”です。
パっと見ただけでも「ここまで詰め込むか!?」と言いたくなる豊富な機能、手に取りやすい価格、コンパクトサイズ、などなど・・・これは試さないわけにはいきません!さっそくですが、そんな気になるモデルの特徴や魅力を見ていきましょう。
△こちらのマルチエフェクター図鑑で、他のモデルと比較しています。
【特徴・魅力】
①23のドライブサウンドと7つのアンプシミュレーター
②66のエフェクトタイプ
③コード/スケール 辞書機能
④40のドラム+10のメトロノーム
⑤最大180秒のフレーズルーパー
マルチエフェクターとしての豊富なサウンドバリエーション、初級~上級者まで使える辞書機能、自宅練習やジャムセッションに重宝するリズム機能やフレーズルーパー(録音)まで搭載!小型マルチの中では特に多機能ですね。
【筐体観察 & 使い方】
①コンパクトなサイズ
②リアパネル
③エクスプレッションペダル
④MODE ノブの使い方
⑤VALUE ノブの使い方
⑥ファンクションスイッチの役割
⑦フットスイッチの役割
⑧ラインアウトor アンプ接続の設定方法
サイズや筐体の観察、そして各種ノブやスイッチの使い方をご紹介。これを見ればもう"GE100"をすぐに使いこなせるでしょう。気になるサウンドは「試してみた!」で聞けますよ~
特徴・魅力
23のドライブサウンドと7つのアンプシミュレーター
歪み×23 アンプシミュレーター×7種類を搭載。クリーンからクランチ、ブースター系からオーバードライブ、そしてディストーションからメタルサウンドまで豊富に入っています。基本的な音作りで困ることは無さそうですね。
66のエフェクトタイプ
最大8エフェクトまで同時使用可能
エフェクトタイプ×66種類を搭載。フィルター系や空間系、モジュレーションなどの幅広いカテゴリーからお好きな音を選ぶことができます。前述のアンプや歪みと組み合わせることで、幅広い音作りが可能です。
コード/スケール 辞書機能
【コード辞書】C,G,A,Fなどの基本コードはもちろん、ADD9やSUS4などのMODE選択も可能。これなら楽譜にわからないコードが出たときにも安心ですし、曲作りにも活かせると思います。
【スケール辞書】メジャー・マイナーペンタトニック,ハーモニックマイナー,ドリアン,リディアン,ミクソリディアンなど豊富に搭載。スケール練習やジャムセッションの際にも重宝しますね。
40のドラム+10のメトロノーム
ドラム×40種類搭載。基本的な8ビートや16ビートのいろんなパターンはもちろん・・・
ジャンルごとに分けられたドラムパターンも豊富です。自宅練習や曲作りにも大活躍です。
メトロノーム×10種類搭載。2/4, 3/4, 4/4をはじめ、6/8, 9/8などにも対応しています。
最長180秒のフレーズルーパー
最大で180秒もフレーズを録音できるルーパー機能を搭載。曲作りや一人ジャムセッション、練習などでかなり使う機能ですので、180秒というのはかなり嬉しいですね。
筐体観察 & 使い方
コンパクトなサイズ
業界屈指の極小サイズで有名な、同メーカーの”MicroPreampシリーズ”を定規代わりに。縦は約1.5MOOER(?)、横は約2.5MOOER(?)といったところですね。かなりコンパクトに設計されています。
リアパネル
ギターに接続するINPUT端子と、ヘッドホンやアンプなどに接続するOUTPUT端子を搭載。スマホやオーディオ機器と接続することで音楽再生も可能な、AUX IN端子も搭載しています。
エクスプレッションペダル
ボリュームペダル、ワウ、ピッチシフターなどで使用するエクスプレッションペダルを搭載。踏み心地は結構軽めでストレスは無さそうですね。
MODE ノブの使い方
MODEノブを回すことで、エフェクトや機能などの各カテゴリーを選択。強調して光っている"FX"がいま選ばれているカテゴリーです。ちなみに”FX”はフィルター系やコンプレッサーが入っています。
VALUE ノブの使い方
右上のVALUEノブは押す or 回す動作で使用。回すことで各パラメータを加減することができます。試しに、アンプシミュレーター選択中に一回押してみます・・・
すると、赤い矢印で示した黒く暗転している部分が動きました。この黒強調されている部分が、VALUEノブを回すことでパラメーターを上下できます。
ファンクションスイッチの役割
SAVE:音色の保存
PEDAL:ワウやボリュームペダルの設定
RHYTHM:ドラム&メトロノーム再生
LESSON:コード & スケール辞書起動
TAP:エフェクトのタップテンポ(テンポの同期)
LOOP:ルーパーの起動
これも、使いたい機能が一見して分かるようになっているので、かなり使いやすいです。
フットスイッチの役割
音色の変更やON/OFF、ルーパーの再生・録音に使用。フットスイッチの同時押しでチューナーも使用可能です。
超重要!
ラインアウトor アンプ接続の設定方法
SYSTEM SETTINGに入ります。OUTPUTの項目で、LINE OUT(ヘッドホン& PA機器)かTO AMP(ギターアンプ)を選ぶことができます。
今回はラインアウトで録音するので、ここではLINE OUTに設定。この設定を間違えると音がかなり変わってしまって、GE100のポテンシャルを最大限活かせないので注意しましょう。
弾いてみた!
内蔵のドラムマシンとエフェクトだけで録音!
クリーン~クランチやディストーションまで、結構実用的なサウンド。モジュレーションはツヤっぽさもあって、良い雰囲気のサウンドに仕上がってます。
リバーブやディレイはしっかり空間の広さを感じることができ、存在感があってアンサンブルの中でも抜けてくれるサウンド。豊富な機能を搭載しつつ、ここまで実用的なサウンドに仕上がっているので、かなり使いやすいと思います。
今回はラインアウトで録音したので、ヘッドホンを使えば動画と同じサウンドを楽しめますよ~!もちろんギターアンプでも合います!
MOOER "GE100"
オープンプライス
販売価格: (税込) ¥13,200 (税抜 ¥12,000)
JAN:4562459882010
発売中
スペック
- エフェクトモジュール:8(同時使用数:最大8)
- エフェクトタイプ:66
- プリセットパッチメモリー:80
- ユーザープリセット:80
- インプット:1/4インチモノラルオーディオジャック
- アウトプット:1/4インチステレオオーディオジャック(ライン/ヘッドフォンアウト対応)
- 電源:レギュレートされたセンターマイナスDC9Vアダプター、またはアルカリ単3電池4本
- サイズ:140mm(D)×230mm(W)×60mm(H)
- 重量:730g
- 種類:マルチエフェクター
- アダプター:9Vセンターマイナス
- 電池駆動:単3電池×4
- コントロール:MODE、VALUE、SAVERS、PEDAL、RHYTHM、LESSON、TAP、LOOP、↑、↓
まとめ
自宅練習に超おすすめ
コード/スケール辞書やドラムマシン・メトロノーム機能が付いていて、かつそれらと豊富な音色とを使って無限に遊べる!というのがポイント。自宅練習に最適だと思います。もちろん、ルーパーとコード辞書を使って曲作りしたり、ライブなどの第一線で使うこともできますね。
コレ一台あればかなり便利ではないでしょうか?ぜひ島村楽器各店で実際にお試しいただきたいです!