ギタセレニュースでは、ギター、ベースなどの新製品情報やギターにまつわる様々な情報を発信しています

楽器を探すなら島村楽器オンラインストア

特集記事

【限定発売】JEFF BECK使用の現物「BECKTONE」が入荷!? MAGNATONE “SUPER FIFTY-NINE HEAD”

記事中に表示価格・販売価格が掲載されている場合、その価格は記事更新時点のものとなります。

2015年9月25日(金)、9月28日(月)、そろぞれ東京と大阪でアツいライブを繰り広げてくれたJEFF BECK。

s-JeffBeck
興奮冷めやらぬファンの方もたくさんいらっしゃる事でしょう。

今回なぜ「JEFF BECK LIVE IN JAPAN 2015」について言及しているのかというと...

s-IMG_2260
ドーン!!
まずは答えをお見せしちゃいます。

そう!

島村楽器になんと、JEFF本人が使用したBECKTONEが入荷したのです!
しかもメインとサブの2台、両方ともです!!

MAGNATONE

今回JEFFが使用していたBECKTONEは、そもそもMAGNATONEというメーカーが製作しているアンプ“SUPER FIFTY-NINE HEAD”というモデル。

s-20140201122417
NAMM Show2014でもワタクシ、取材していました。

そもそもMAGNATONEは、1937年から1970年代半ばにかけてカルフォルニアに存在したエレキギターやアンプのブランドでした。マグナ・エレクトロニクスという会社が立ち上げ、アンプ、ハワイアン・スチールギターなどを生産していたメーカーです。ポール・ビグスビーは 1955年から1957年までMagnatoneためのソリッドボディギターを設計したりしています。

1950年代と1960年代に、ビブラートを搭載したアンプを製作したMagnatoneアンプはバディ・ホリーなどのミュージシャンに愛用され、全盛を迎えます。当時のマグナトーンアンプは未だに二―ルヤングなどのミュージシャンに愛用されているほどです。

s-super-fifty-nine-with-cabinet
それからマグナ・エレクトロニクスと共にMAGNATONEは世の中から姿を消しますが、2013年にMagnatoneアンプはアンペグやセントルイスミュージックに属していたTed Kornblumにより2013年初頭に復活しました。アンプの仕様に関してはビリー・ギボンズやニール・ヤングのギター・テクであったラリー・クラッグが担当しています。6種類の新ラインのMagnatoneアンプは2013のNAMMショーでデビューを果たしました。

“British inspiration and American soul”と称されるMASTER COLLECTIONと名付けられたシリーズの中でも、フラッグシップとして位置づけられているのが“SUPER FIFTY-NINE HEAD”です。

そんな“SUPER FIFTY-NINE HEAD”のフロントパネル、「MAGNATONE」の上に「BECKTONE」というパネルを貼ったのがJEFFが実際使用しているアンプなのです。

日本仕様SUPER FIFTY-NINE HEAD

BECKTONE “SUPER FIFTY-NINE HEAD”ストーリー

JEFFが今回「JEFF BECK LIVE IN JAPAN 2015」に合わせて持って来たのもBECKTONEです。

s-eWqPbH5
※画像はアメリカでのライブ時のもの

これはJEFFのアンプセッティングを裏側から見たところ。右側の、観客席を向いてMarshallキャビの上にいるのがメインのBECKTONE。その下、床に置いてあるのがサブのBECKTONEです。

海外でも使用していたこのBECKTONE、日本でのライブに備え、100Vのトランスに変更されました。そして日本公演が終わった際、「せっかく100Vにした日本仕様だから」という事でMAGNATONE関係者とJEFFからありがたくも島村楽器にお譲り頂けたという経緯です。

s-xo681Ni
海外でもガンガン使用して来たBECKTONE。本人が鳴らしたアンプを入手するチャンスなど、今後もほとんど無いであろう事を考えると、とても貴重なアンプです。触るのも気が弾けます...汗

特集記事 最新記事

PRS Factory Visit 2024レポート(前編)【Paul Reed Smith】
新型パシフィカの秘密を探るべく、ギタセレ中の人がYAMAHAに突撃!【PACIFICA】
【ライブ】いいリハーサルの仕方、教えます!【軽音部を120%楽しむコツ】
マーシャルJCMサウンドを持ち歩こう!|ギターマニア石田純一の逸品入魂~気ままに想いを綴ります~Vol.46【エフェクター】
ユーカリでギター!?エレキ弾きにも扱いやすい「アコギ」作りました|ギターマニア石田純一の逸品入魂~気ままに想いを綴ります~Vol.45【アコースティックギター】

特集記事一覧はこちら >>