皆さんこんにちは!
ギタセレの中の人です!
ボリュームとトーンって…
皆さん、ギターに付いているボリュームとトーンってどうしていますか?
初心者さん向けの教則本にはよく「とりあえずフルテン(全てMAXまで上げる状態)にしておきましょう」みたいな事が書いてあり、初めはそれでOKなのですが、そのまま何も考えずにフルテンのままで早数ヶ月…なんて方、多いのではないでしょうか。
でも、ギターに付いているのだからせっかくなら使いたいですし、良い活用法もあるはず。
今回はそんな、ギターでは割とほったらかしにされがちなボリュームとトーンについて書いていきます。
それでは参りましょう!
スイートスポットを探す

最近セミアコースティックギターがメインになりつつある中の人。

エレキギターは数本持っているのですが、それぞれボリュームとトーンの効き方は皆違います。
1から10まで均等に上がり下がりする子、7くらいで急に変わる子、2くらいまではほぼ変わらず、そこでドカン!と変わってあとは上げていってもほとんど変わらない子…。
色々います。
まずはお持ちのギターのボリュームとトーンがどんな性格なのか、見極めてあげてください。
弾いて聴いてみて、明らかに音質が変化する場所があるはずです。
そこがそのギターのスイートスポット。
これが見つけられれば今回の記事の半分はもう掴んだようなものです!
ボリューム、トーン、各々ポイントが違う可能性があるので、ヴォリューム→トーンの順に探してあげると良いでしょうか。
スイートスポットの近くで音を作る

見つけたスイートスポットの1個分くらい上の状態にして、エフェクターやアンプの音作りをすると良いです。

中の人のセミアコのスイートスポットはボリューム、トーン、どちらも「5」だったので、それに合わせます。
すると…。
手元で音質をコントロールする事が出来ます!

なんと!
手元でボリュームとトーンをコントロールできるようになるのです!
もちろんフルテンの状態でも手元で調整はできますが、下げるのみ、になってしまいますよね?
スイートスポットに設定しておくと、上げる事も下げる事も出来るのです!
例えばバッキングとソロで音量や音質を変化させて弾くことが出来ます。
最早足元にブースター要らず!?(ブースターはブースターで瞬時にブーストしたり、特定の帯域だけブーストしたり、とても効果的ですが)
終わりに
中の人、ギターを選ぶ際にこのボリュームとトーンの効き方、ものすごく重視しています。
改造すれば自分の思い通りになる確率は大変高いですが、元からその仕様ならばその方がいいですよね。
皆さんもお持ちの愛機が自分の好みに合わせて音を出してくれるか、別のギターを試してみたりして改めて見つめ直してください。
それで困ったら…?
その際は全国の島村楽器のスタッフがお役に立てます。
ぜひご相談くださいませ!

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