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【コラム】エレキギターを生涯楽しむ趣味にするコツ【大人の趣味探し】

エレキギター 初心者

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大人になって「何か趣味が欲しいなぁ」と漠然と思っていらっしゃる方は多いのではないでしょうか?
スポーツ、旅行など趣味の選択肢は様々ありますが、今回はコラムとして「エレキギターを趣味にするコツ」をご紹介いたします。

エレキギターを趣味にするメリット

職場の同僚や友人との会話の話題が増える

始めたばかりであっても「俺、エレキギター始めたんだよね」と話題に出すことができます。

学生時代に楽器を演奏されていた方、「実は自分もやっているんですよ!」という方はたくさんいらっしゃるので、会話が広がります。


また、会話の中で盛り上がれば「一緒に演奏しませんか?」など人付き合いの輪も広がっていくかもしれません。

気持ちの切り替えになる

休みの日を何となく過ごしていると、ふとした瞬間に「仕事のアレ、明日考えなきゃなぁ」と脳裏をよぎってしまい、一日中頭から離れなくなるといった経験が誰しもあると思います。


エレキギターを演奏している時間は演奏に集中できますので、一日の中で気持ちの切り替えになってリフレッシュになります。

場所や時間の制約が少ない

エレキギターの練習には場所や時間の制約がほとんどありません。

スペースは繋ぐアンプのサイズ次第では1畳(約90cm×180cm)あれば十分練習できるので、自宅の仕事スペースや寝室でも場所は問題ありません。


また、エレキギターの生音は楽器の中では比較的静か(約60~70デシベル)です。
60デシベルは「普通の会話」程度、70デシベルは「高速走行する車の車内」程度と表されることが多いです。

「70デシベル出たらうるさいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、これはあくまで目の前で音を聴いた場合のデシベルです。
部屋の壁や家同士の隙間を挟むことで相手の聴感上のデシベルは下がりますので、よほどのことがなければ演奏可能です。

もちろん生音で練習するのも物足りないと思いますが、エレキギターはアンプなどの周辺機器にヘッドホンを繋いで練習できるので時間を気にすることなく楽しめます。

歳を重ねても楽しめる

例として日本の音楽シーンを支えるベテランアーティスト3名の年齢を調べてみました。

福山雅治さん:53歳
布袋寅泰さん:60歳
桑田佳祐さん:66歳

皆さん、歳を重ねても今なお第一線で活躍されていらっしゃいますよね。

ちなみに世界3大ギタリストとして広く認知されているエリッククラプトン氏は御年77歳で現役バリバリ。
仮に40歳からギター始めたとしても30年以上楽しめる、というのは大きなポイントではないでしょうか。

エレキギターを始めるうえでの障壁は?

お金をあまり使いたくない

これから始める方の場合、弾けるようになるか分からない不安がある中で楽器購入にお金をかけるのは避けたいというのが本心だと思います。


ご安心ください。所謂「初心者セット」と呼ばれるエレキギターでも十分練習できますし、楽しめます。
筆者もエレキギターは10年ほど演奏していますが、最初はエレキギターやアンプがセットになっているもので練習をはじめました。

もちろん10万円を超える楽器は製造の細かな部分に人の手が入って弾きやすくなっていたり、憧れのアーティストと同じブランドを手にするというのも練習するモチベーションにつながりますので、ご自身で納得できるご予算で気に入った楽器を選んでいただけたらと思います。

時間がない

仕事や家事で忙しく、ギターを弾く時間を作るのが難しいと考える方もいらっしゃると思いますが、筆者的には上達の秘訣は「週1で2時間演奏」よりも「毎日10分演奏」です。

平日は毎日コツコツ練習時間を積み重ねて、時間が取れる休みの日はゆったり楽しむといったペースで楽しみましょう。

また準備に時間がかからないということも気軽に楽しむうえで重要なポイント。
楽器をケースから出してからチューニング、アンプに繋ぐまで正味5分くらいでしょうか。

思い立った時にできるので忙しい方でもご安心ください。

続くか分からない


結局のところ全ての障壁の中にはこの「続くか分からない」という想いが絡んでいるような気がします。
新しいことを始めるときは誰だって不安ですよね。

昨今はYouTubeなど初心者向けのコンテンツが沢山あるので昔よりも練習方法の選択肢は増えましたが、選択肢が多いゆえに何が「自分に合った練習方法」かも分かりにくくなっていると思います。

そんなときはぜひ楽器店スタッフへご相談ください!
楽器店スタッフはエレキギターを演奏できる方が多いですし、皆が最初は読者の皆様と同じ気持ちで練習を始め、色々な練習方法で上達していった経歴があります。


例えばギターを始めた人がぶち当たり、筆者調べでは4割もの方が辞めてしまう通称「Fコードの壁」
このコードの押さえ方の特徴である「セーハ」という左手の人差し指で6本の弦を押さえるというものがなかなかに大変なんです。

ですがこのFコードには簡単な押さえ方もあって、細い弦2本でも初めは何とかなるのです!
筆者は大昔に地元の楽器屋さんでこれを教えてもらい「目からウロコ」だった記憶があります。

自分の弾けるようになりたい曲、難しいと感じている点など相談する中で、自分に合った練習方法が見つかるかもしれません。


また「完璧を求めない」ということは練習していて常に意識していましたね。

当然ながら教則本は「すでに弾ける人」が作成していますし、バンドスコアも何年も活動しているバンドの演奏技術が詰まったものになっています。

なので初心者が手順通りにコードを押さえようとすると指が開かなくて上手く音が鳴らなかったりしますが、結局「同じ指で押さえる」ことよりも「同じような音が鳴っている」ことの方が曲を弾いている気分が味わえるので、筆者は押さえる指を変えたり鳴らす音を減らしたりして楽しんでいました。

これでも次第に指がギターに慣れていって押さえられるコードが増えていき、演奏できる曲も比例して増えていきました。

まずは弦1本・指1本からで大丈夫なので、少しずつ、ゆっくり弾いてください。
それだけでもギタリスト気分を味わうことができます。

島村楽器がお手伝いします!


島村楽器では初心者の皆様が感じている悩みや疑問を、店舗にてスタッフがレクチャー・サポートする「ビギナーズ倶楽部」や「エレキギターが弾けるようになりたい」という共通の想いを持った方が集まる「音楽サークル」など「楽器を永く楽しんでいただく」ためのお手伝いを行なっています。
ビギナーズ倶楽部HP
音楽サークルHP

最近では「ギターセンパイ」という「ひとりでも楽しく上達できる」ギター初心者のためのサポート動画配信サービス(月額¥990 税込~)もスタートしましたので、ぜひこちらのサイトもチェックしてみてください。
ギターセンパイHP


また、店舗によっては音楽教室でレッスンも行なっています。
ギタリストとして演奏活動も行なっているプロの先生について練習すれば、つまずくところもクリアしやすいです。

「長く通うかどうか」は後から考えれば良いので、ギターを始めて最初の3ヶ月間はプロの先生にしっかり教えてもらうくらいの気持ちでレッスンに通って「ある程度自走できる軌道に乗せる」というのもアリだと思います。
音楽教室エレキギターコースHP

この記事が「エレキギターを始めたいな...」という方のお役に立てれば嬉しいです。
一緒にエレキギターを楽しんでいきましょう!

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