【Grosh Guitars】ドン・グロッシュ氏の職人魂 Vol.2 “柏フラッグシップショップのご紹介”

  • ブックマーク
【Grosh Guitars】ドン・グロッシュ氏の職人魂 Vol.2 “柏フラッグシップショップのご紹介”

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。


2021年9月17日 追記

取り扱い店舗拡大のため、現在は「フラッグシップショップ」という呼称を使用しておりません。
同店でも取り扱いは継続しておりますのでお気軽にお問い合わせ、ご来店くださいませ。

“知る人ぞ知る”アメリカのギターブランド「Grosh Guitars (グロッシュ・ギターズ)」についてご紹介する本連載。先日公開されました第一回はご覧いただけましたでしょうか?
第二回目はフラッグシップショップとして国内屈指の在庫量を誇るアリオ柏店のエレキギター担当兼店長・金沢にGroshの魅力を語ってもらいました。
特集記事「ドン・グロッシュ氏の職人魂」 の記事一覧はこちら
島村楽器公式 Grosh Guitarsブランド紹介ページはこちら

柏フラッグシップショップのご紹介


皆様こんにちは。島村楽器 アリオ柏店 店長の金沢(かなざわ)と申します。
ギターは演奏する事も所有する事も好き過ぎてどうしようもない生粋のギタリストです。楽器の持っている魅力を最大限に引き出せるよう、日々演奏の鍛錬を行なっています。

自身でもギターを多数オーダー、所有してきた経験値を活かして、お客様の音楽ライフに役立ちそうな情報を店頭ではお伝えしています。
楽器屋の店員と選ぶというよりも、知り合いのギタリストと一緒に楽器屋で試奏して選んでいるような楽しい雰囲気づくりをモットーとしています。

プロフィール

音楽学校メーザーハウスでギター演奏と音楽理論、アレンジを学ぶ。卒業後は2002年頃より、ギタリストとしてプロ活動をスタート。スタジオ、アーティストサポート、楽曲提供、講師、デモンストレータ―を経験した後に、10代より縁があった島村楽器に入社。

演奏のレクチャーだけでなく、アンプ直で良い音を出す方法からエフェクターボード組み込み、デジタルエフェクターを駆使したMIDI制御の大型ラックシステムの構築など、現場経験を活かした機材選び、サウンドメイクまで幅広く対応可能。

コンポートネント系のストラトキャスターが好きでSuhr、SadowskyNYC、Jimmy Wallace、Grosh Guitarsを愛用。プレイに影響を受けたギタリストはラリーカールトン、スコットヘンダーソン、パットメセニー、マイケルランドウ。好むジャンルはJ-POP、ロック、フュージョン、ブルース、ジャズ、ゲーム音楽。

ラインナップの特徴




当店のラインナップはGrosh Guitarsの中でも妥協なきスペックでカスタムオーダーした1点モノのスペシャルなモデルを中心に取り揃えております。
さらにSuhrやSadowskyをはじめとするハイエンドギターを多数展示しており、じっくりと弾き比べが可能です。

ハイエンドギターの品揃えの基準ですが、まずは店長の私自身が欲しいと思える楽器をセレクトしています。
こだわりとしてはセレクトするハイエンドブランドは最低でも3本は実際に所有経験があり、ブランドの特性・個体の特性を把握できているブランドに絞って扱っています。

なぜ3本以上かというと1本所有しただけではブランドの共通の特徴なのか個体の個性なのか把握ができないため、必ず複数本所有してみる事で自身の経験として蓄積させるようにしています。
実際に所有し、使用していく中でネック調整回数やネジのゆるみ方、音の変化など、リアルな経験に基づいてお伝えする事ができます。

これらの条件を満たした中で、可能な限り自身でスペックシートを書いたカスタムオーダー品や複数本から選定したスペシャルな個体をご用意し、仕様や個体ごとの魅力や1本1本の物語を楽しんでいただけるようにしております。
また、これら経験を活かしてお客様のカスタムオーダーのお手伝いもいたしております。

店頭での試奏アンプはSuhrを使用しています。同ブランドで真空管による音の違いを確認していただけるようEL34、6L6、EL84とラインナップしております。
※試奏アンプは店頭で販売も行なっているため、ご来店のタイミングによっては希望アンプでの試奏が難しい場合がございます。予めご了承下さい。

Grosh Guitarsのオススメポイント

①ヴィンテージFenderのような素晴らしいトーンが新品のギターで楽しめる

ドン・グロッシュ氏自身もFenderが過去に作ってきた往年の名器をリスペクトしているため、音は誰もが憧れているFenderテイストです。伝統を重んじながら、自身の手でとことん丁寧に製作する事で精度や演奏性を極限まで高めています。

サウンド傾向としては、レギュラーゲージ・レギュラーチューニングで、スティーヴィ・レイヴォーンのような骨太サウンドが得られます。そして対照的なエリック・ジョンソンのような熟成されたメイプルの美しいトーンも得る事ができます。
多くのハイエンドブランドはFenderサウンドに固執せず、違う角度から独自のアプローチをしています。誰もが憧れたあのトーンを精度の良い丁寧に作られた新品で堪能できる楽器がGrosh Guitarsです。

②ネックが長年弾いて来た相棒のようにフィットする

Grosh Guitarsの魅力の1つとしてオーナー様が共通して口にするポイントはネックです。これは実際に体感していただくと感動すると思います。私は初めて握った時の感動は今でも覚えています。ここはドン・グロッシュ氏のこだわりの結晶です。
先ほどお伝えした通り、あくまで音は上質なヴィンテージFenderテイストですが、丁寧な作りや弾き心地はGrosh Guitars流にアップデートしています。特別な秘密があると言う訳ではなく、必要な当たり前の事を丁寧に手作業で行うからこその仕上がりです。

手で作業する事によって直線的でなく、曲線的な丸みを得られます。ここはValley Arts時代の名残を感じます。メイプルも素晴らしいですが、ローズの分厚さはとても贅沢で満足感があります。
スラブ期のFenderがお好きな方にはたまらないと思います。太さのあるネックですが、握り込み際に触れる部分はスリムに加工してくれていますので、演奏時にはネックが太く感じる事はありません。

③全てのポジションがスイートスポット

楽器によっては、ここのポジションの音は最高だけれど、ここがあまり良い音がしない等などデッドポイントと呼ばれる個所が少なからず存在する事が多いですが、Grosh Guitarsはどのポジションでも使えないサウンドがなく、ストレスフリーで表現に集中する事ができます。
各ボリュームやトーン、ブレンダーも繊細に追従してきますので、どんな方でもどんな奏法やジャンルでも余すところなくGrosh Guitarsの魅力を味わえます。

柏フラッグシップショップ目玉商品、展示ラインナップ

Bent Top QT/L Cherry Burst



Valley Artsにインスパイアされた仕様のカスタムオーダーで楽器フェア2020に展示予定だったスペシャルなショーモデルです。
フロイドローズ搭載のGrosh Guitarsも貴重ですが、何と言っても分かる人には分かる嬉しい仕様となっております。
Bent Top QT/L Cherry Burst ギタセレ掲載ページはこちら

NOS Retro MKAW



こちらはフルサイズボディのNOSモデルです。より王道のヴィンテージFenderテイストのサウンドを求める方にはおすすめの一本となっております。
本器に採用されているカラー「Mary Kay Aged White」はGrosh Guitarsお得意の淡いブロンド寄りのホワイト。アッシュの木目が絶妙な具合で透ける上品なカラーです。
1ピースのバーズアイメイプルネックとBullseyeインレイ、別注のGold Plexiピックガードも相まって、気品溢れる仕上がりになっています。
NOS Retro MKAW ギタセレ掲載ページはこちら

Retro Classic Hollow T Black with White Grainfill



スペシャルカラー「Black with White Grainfill」を纏ったRetro Classic Hollow Tというテレキャスターシェイプのモデルです。
上質なマホガニーの魅力に溢れた素晴らしい1本で、重量もとても軽く扱いやすいです。
Retro Classic Hollow T Black with White Grainfill ギタセレ掲載ページはこちら

この他にもこだわりの仕様でオーダーしたラインナップで多数展示中


詳しくは以下リンクよりご覧ください。
柏フラッグシップショップ Grosh Guitars展示ラインナップ一覧はこちら

最後に

いかがでしたでしょうか?今回はフラッグシップショップとして国内屈指のGrosh Guitars展示を行なっている柏店の紹介と店長・金沢の考えるGrosh Guitarsの魅力についてご紹介いたしました。

長年、様々なギターを販売してきた島村楽器が「輸入してでも取り扱いたい」と考え、代理店となった“Grosh Guitars”、ギタリストの方には是非一度お試しいただきたいです。
ぜひお気軽に柏店までお問い合わせ、ご来店いただけたらと思います。

今後も引き続きGrosh Guitarsの楽器としてのこだわり・魅力について当ギタセレにてご紹介していきますのでお楽しみに。
それではまた次回の特集でお会いしましょう。
島村楽器公式 Grosh Guitarsブランド紹介ページはこちら

  • ブックマーク