【ギタラバ2024 OSAKA】ギタセレ中の人的見どころをご紹介!

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【ギタラバ2024 OSAKA】ギタセレ中の人的見どころをご紹介!

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

皆さんこんにちは!ギタセレ中の人です。
全国の島村楽器・特設会場を舞台に行われる、ギター好きのためのギターの祭典「ギタラバ」、3会場目となる大阪地区の開催まで約10日となりました。

今回は中の人的「ギタラバ2024 OSAKAの見どころ」を紹介していきます。

Nacho Guitarsってなんだ?

出品商品一覧を見ていたところ「Nacho Guitars」という聞きなじみがないブランドのギターを発見しました。
巧みなエイジド加工が施されており、カッコ良いヴィンテージリリイシュー系だなぁと思って値段を見たら、なんと100万オーバーじゃないですか...

これは何かすごいブランドの予感がする、という事で調べてみました。

1950年代のルックス・質感・トーンを追求

メーカーHPを見てみると、ざっくり下記のように紹介されていました。

Nacho Guitarsは1950年代の初期ソリッドボディエレクトリックギターのルックス・質感・トーンを追求しています。

私たちはヴィンテージギターに情熱を持っており、その見た目、感触、音色を心から愛しています。これらの特性を新しく製作する楽器にも反映させるため、努力を惜しみません。

昔ながらの技法を駆使し、どのギターも古くからの友人のように感じられるようにし、それぞれが異なりユニークなものとなるようにしています。
仕上げやエイジングプロセスを通じて、毎日60年以上も弾かれ続けてきたビンテージな働き者のように感じられるギターを目指しています。

なるほどなるほど、1950年代の楽器の良さをテーマに楽器製作をされているんですね。

さらに色々な説明を見てみると、製作者であるNacho Banos氏は『THE BLACKGUARD BOOK』という書籍の著者でもあるようです。

ブラックガードというのは1954年ごろまで製作されていたFenderの量産エレキギターを指しますが、この書籍には様々なブラックガードの写真が載っています。

書籍を出すというのは相当な事ですし、出すためには当然、対象となる楽器への深い知見が必要となるため、Nacho Guitarsの楽器製作にも大いに反映されているのだと思います。

著名ギタリストも愛用

調べを進めるうちに「ジュリアン・ラージ」氏というギタリストがNacho Guitarsを愛用している事が分かりました。

ジュリアン・ラージ氏は「現代ジャズギターの最高峰」との呼び声も高いお方で、中の人も以前から存じていました。
テレキャスタイプでプレイされる映像が印象的で覚えていたのですが、ここでつながるとは思いませんでした。

これだけの名手がライブ・レコーディングでも愛用しているというのも、Nacho Guitarsのクオリティの高さの証明にもなっていると思います。

ギタラバOSAKAでは今のところ4本のNacho Guitarsが展示されるようです。
国内で実機が展示されている場所も数少ないと思いますので、この機会にぜひ体感されてみるのはいかがでしょうか。
※中の人も弾いてみたい...

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