【エレキギター】Fender Japanの超定番モデル、「ST62-TX」???
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Fender Japanから定番ギター入荷?
ある日、ギタセレ事務所にFender Japanからギターが届きました。
箱を開けてみると...
なぜST62-TXがここに?
「ま、いっか」ってことでちょっと弾いてみたら...
何か違う!
ソロを弾く時にフィンガリングがスムーズにいくし、音もなんだか違うような...
島村楽器オリジナル「ST62-22TX」!
なんとこのギター、通常のST62-TXではなく、タグをよく見てみると
「ST62-22TX」とあります。
これ実は、島村楽器オリジナルで制作して頂いた、ちょっとコダワリのニューモデルだったのです。
※数量限定です。
実際にどこがグレードアップされているのか、チェックしていきましょう。
指板のRを184Rから250Rに & 22フレット仕様
そう。
さきほどフィンガリングがスムーズだった理由がこれです。
指板のR(湾曲ぐあい)が通常よりも緩やかになっていて平らに近いんです。
フレットも通常の21フレットから22フレットに変更。
これでハイポジションでのソロの音域が広がって、プレイにもさらに表現力を加えられますね。
あ。
上の画像を見ると、通常あるはずのものがありませんね?
ST62-TXではネックエンド側にあったトラスロッド調整穴がヘッド側に移動しているんです。
これでネック調整も楽に出来ますね!
グレードアップされたパーツ類
ST62-22TXのアッセンブリーは通常モデルからグレードアップしたパーツを使用しています。
まずはジャック。
Switchcraft製に変更されています。
...ぜSwitchcraftなのか?
いまや世界標準とも言えるSwitchcraftのプラグは、アメリカ製。
アメリカなので、当然インチサイズで製造されます。
そのSwitchcraftのプラグを採用したギター・ケーブルがたくさん販売されているので、ジャックもインチサイズのアメリカ製がいい。
いや、どうせならSwitchcraft製がいい、ってことでSwitchcraftのジャックがもてはやされます。
Belden(国内正規品)、CAJ、B.AIR、LIVELINE、はSwitchcraft製プラグ、
Live Line、HISTORY(Pro Series)もSwitchcraftを採用。
Analysis PlusはG&H、Monster Cableはオリジナルで両方ともアメリカのインチ規格。
プラグ、ジャックどちらもインチサイズになることで噛み合わせが良くなり、伝道効率が向上、結果「イイ音」につながるんですよね。
次にポット類。
画像でも刻印されているのが見て取れますが、CTS製です。
ギタリストにとってボリュームやTONEを回すときの重さ。
これがCTS製のポットは心地イイということでCTSのポットは数々のハイエンド・ギターに採用されます。
壊れにくいのも特徴ですね。
CRLのスイッチも、耐久性が高いことで有名です。