【歪みペダル・新製品】脳天直撃のサウンド!Diezel ”Herbert Pedal”を弾いてみた!
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2016年に登場した、Diezel プリアンプペダルシリーズの第3弾、Diezel ”Herbert Pedal”が登場。ハードロックやメロコア、メタルやジェント系などのジャンルで特に人気のアンプヘッド ”Herbert(ハーバート)”を抜き出し、コンパクトに収めたプリアンプペダルです。最近では、マルチエフェクターやプロセッサーなどが人気で、アンプ離れが進んでいると感じています・・・。このペダルは新しい風を吹かせることができるか、期待しましょう。
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開封の儀
結構な大きさの箱です。Diezelのイメージって、無骨なルックスで洗練されたサウンドな気がするので、イメージに合っていると思います。
・・・もうこの時点で、弾いてみたくて仕方がないのですが、焦らずいきましょう。
そういえば、プリアンプペダルシリーズは専用の18Vアダプターが付属します。プリアンプペダルなので、高電圧で稼働する仕様になっているんですね。
外観観察
結構大きめにできてますが、重さはあまり感じません。一般的なエフェクターと比べたらビックサイズですが、アンプの代わりとなる「プリアンプペダル」なので、時間とともにむしろ小さく感じてくる不思議。
ハーバートの実機と比べてみても、ルックスもしっかり踏襲しています。見た目ってとても重要ですよ。
ノーマルチャンネルのボリュームと、ノーマル/ミッドカットチャンネルの両方に効くマスターのゲインノブ。
こちらはミッドカットチャンネル用のボリュームと中音域を調整するMidcutノブ。ミッドカットノブは、上げていくと中音域がカットされたドンチャリになる仕様です。
両チャンネルに効くマスターの3バンドイコライザー。フラット(12時)でも良い音が出るため、かなり使いやすい設計になっています。
両チャンネルに効くマスターのイコライザー。”Presence"は超高音域を、”Deep”は超低音域を調整します。音のヌケや明るさ、そして全体の音圧などをここで調整していきます。
フットスイッチを2基搭載。左側がノーマルとミッドカットのチャンネル切り替えに、右側はプリアンプ自体のON/OFF切り替えに使用します。それぞれのチャンネルで別々の音量・音色を設定できるので、かなり便利です。
- GUITAR INPUT:ギターに接続
- REMOTE:外部ペダルでチャンネル切り替えが可能
- TO CLEAN AMP IN:ギターアンプのインに接続
- TO POWER AMP IN:ギターアンプのパワーアンプ・インに接続
エフェクターとして使用する場合には”CLEAN AMP IN”からギターアンプのインプット、プリアンプとしてなら”POWER AMP IN”からギターアンプのRETURNに接続。”REMOTE”は、スイッチャーやペダルを接続することで、外部機器からもチャンネル切り替えが可能になります。本モデルはプリアンプとして使うことで、その真価を発揮しますよ。
試奏してみた
Strictly 7 Guitars ”Cobra JS6”を使っていきます。グリップが太めで、音の立ち上がりがバツグンの1本。ギタセレ中の人が個人的にかなり気に入っているモデルです。
アンプはRoland JC-40 Jazz Chorusで、Herbert PedalからJC-40のRETURNに接続します。今回はオンマイクで録っていきますね・・・。
どのセッティングでも非常にバランスの良いサウンド。ハイゲインでも音の分離が良く、各弦の音程感もしっかりしているのでリフプレイにも向いていますね。”Presence"と”Deep”のツマミも使いやすく、音の輪郭や音圧も好きなように制御可能です。まさしくHerbertのサウンドそのものといった感じで、アンプの代わりに使用できると思います。
Diezel Herbert Pedal
メーカー希望小売価格: (税込) ¥53,900 (税抜 ¥49,000)
販売価格: (税込) ¥45,815 (税抜 ¥41,650)
JAN:0763815130385
発売中
スペック
- Guitar input, Out to guitar amp, Out to power amp, REMOTE Jack,
- DC IN: 12~18V DC電源に対応
- 18V センターマイナスAC/DCアダプター付属 ※バッテリー駆動不可
- Size: 115(W) x 170(D) x 67(H)mm
- Weight: 700g
- Assembled in USA
まとめ
まさにディーゼルのハーバートをそのまま抜き出したようなサウンドが魅力。ハイゲインまで対応して、別々に音量と音色を調整出来るチャンネルを切り替えて使えることが魅力です。いまの時代、様々な理由があってアンプ離れが進んでいますが、このモデルによって改めてアンプのサウンドが再注目される気がします。ぜひ店頭でお試しいただきたい一台ですね。