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【コラム】2021年春 クリップチューナー人気機種6選!

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ギターやベースを始める際に楽器本体だけでなく周辺アクセサリーも用意する必要があります。
その中の一つとして楽器の音を合わせるために必要な「チューナー」があり、特に楽器に直接着脱が可能な「クリップチューナー」が選ばれる事が多いと思います。
ですがクリップチューナーも1,000円で購入できるモデルから10,000円ほどのハイエンドモデルまでピンからキリまであります。

「ハイエンドなチューナーは性能が良い!」というのは恐らく察しが付くと思います。
確かにハイエンドなチューナーは検知できる音域が広かったり、検知の誤差が少なかったりするのでその通りです。

ただ、「ハイエンドなチューナーに備わっている機能がギター・ベース初心者に必ず必要か?」と言われると必ずしもそうとは言えません。

今回ギタセレでは細かなスペック・数値の話は抜きにして、「初心者の方が使いやすい!」という視点から

・画面の見やすさ

・楽器への取り付けやすさ

こちらの2点で人気機種の6モデルを紹介していきます。
実際にクリップチューナーを使用してチューニングしている動画もございますので是非クリップチューナー選びの参考にしてみて下さい。

KORG PC-2

メーカー KORG
型名 PC-2
販売価格 (税込) ¥1,375 (税抜 ¥1,250)

チューニング動画

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実際の取り付けはこんな感じです。

画面の可動域はだいたい90°と少しといったところでしょうか。

クリップ部分は2cmほど開きます。
2cmも開けば一般的なギターやベースへの取り付けは問題なく行なえます。

NUX Nu-Tune

メーカー NUX
型名 Nu-Tune
販売価格 (税込) ¥1,380 (税抜 ¥1,255)

チューニング動画

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KORG PC-2と比較すると画面もカラーディスプレイとなり、針の表示も細かくなります。
音が低いと青、高いと赤という表示も分かりやすいですね。

実際の取り付けはこんな感じです。

画面の可動域は開閉+ボールジョイントで角度も付けられるようになっています。
可動域が広がると楽器のどのような場所にクリップチューナーを取り付けても、自分から画面が見やすいよう調整する事が可能となります。

クリップ部分は2cmほど開きます。

D'Addario PW-CT-18

メーカー D'Addario
型名 PW-CT-18
販売価格 (税込) ¥1,980 (税抜 ¥1,800)

チューニング動画

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先の2品番と比較すると針の動きが少しスムーズになった印象があります。
こちらもNu-Tune同様、音が低いor高いでそれぞれ異なる色で表示してくれます。

実際の取り付けはこんな感じです。

画面の開閉に加えて、回転する構造で角度の調整が可能です。

クリップ部分は2cmほど開きます。

KORG AW-4G

メーカー KORG
型名 AW-4G
販売価格 (税込) ¥2,200 (税抜 ¥2,000)

チューニング動画

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実際の取り付けはこんな感じです。

画面、クリップ部ともにボールジョイントのため可動域はかなり広いです。

注目いただきたいのはクリップ下部に可動式の受けが付いている事。

この受けがある事で楽器の種類を選ばず、クリップチューナーの接地をより適切な状態にする事が可能です。

Louis LCT-Z

メーカー Louis
型名 LCT-Z
販売価格 (税抜)¥2,910 (税込 ¥3,200)

チューニング動画

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通常は青、画面に表示されている音が合うと緑に画面全体の色が変わるので、視覚的にとても分かりやすいです。
また、楽器に取り付けると電源ON、取り外すと電源OFFとなるようになっているため、電源の消し忘れによる電池の消耗も防止できます。

画面も大きく見やすいです。

画面、クリップ部ともに開閉+回転する設計なので可動域も広いです。

こちらのチューナーもクリップ下部に可動式の受けが付いています。

楽器への装着の安定感も高いです。

BOSS TU-10

メーカー BOSS
型名 TU-10
販売価格 (税込) ¥3,300 (税抜 ¥3,000)

チューニング動画

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今までのチューナーとは打って変わって純粋なクリップ部のみの設計となります。

角度を細かく調整する事は得意とはしておりませんが、シンプルな構造ゆえ耐久性は高いデザインです。

クリップ部はこのようになっています。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したクリップチューナーは動画撮影にあたり全て使用してみましたが、どれも一般的なギターやベースへの取り付けは可能ですし、特段チューニングがしづらいという印象は受けませんでした。
そのため、どの商品を選んでいただいても問題ないのですが、画面の見やすさと楽器への取り付けやすさを考慮すると、

Louis LCT-Z

KORG AW-4G


こちらの2機種が初心者の方には特にオススメできるモデルだと感じました。

ぜひ実際にお近くの島村楽器でお手に取っていただき、ご自身でもサイズ感などお確かめいただけたらと思います。
それではまた次回の特集でお会いしましょう。

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