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【脱初心者!】パワーコード&ブリッジミュート&ブラッシングの弾き方をマスターしよう!

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【脱初心者!】パワーコード&ブリッジミュート&ブラッシングの弾き方をマスターしよう!

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こんにちは!
ギタセレ中の人です。

今月もお送りして参ります。
【脱初心者!】特集。

今回は皆さんお待ちかね。
パワーコード&ブリッジミュート&ブラッシングの弾き方をマスターできるようにお送りいたします。

講師は今月もこの方!

島村楽器FKD宇都宮店 エレキ・アコースティックギター教室講師 石川 光大(いしかわみつひろ)先生です!

プロフィールはこちら!


恒例のみっちゃん先生のコメント!

みっちゃん先生「こんにちは、ギター講師の石川です。

7月に入りまして毎日暑いですね〜自分は体力作りのために夏場のみジョギングをしております。
好きなバンド(killswitch EngageやPeriphery)の曲を聴きながら走っていますのでメンタルも鍛えられていると思います。

さて今回のテーマは「パワーコード」です。
なのでソロワークだけじゃなくコードワークもかっこいいギタリストをご紹介いたします。
そのギタリストとはバンド「AC/DC」でおなじみのアンガス・ヤング氏です。

(画像中央がアンガス・ヤング氏)

AC/DCを知るきっかけになったのは「School of Rock」という映画のワンシーンでした。
とても面白い映画なのでこちらもおすすめです。

School of Rock

アンガス氏のギタープレイの凄いところはコードを弾いてもソロを弾いてもアンガス氏のギターだなと分かるところです。
チョーキングの絶妙な感じやピッキングのニュアンスも聴きどころです。
上手く説明できませんがシンプルにかっこいいです。
これがスター性というやつでしょうか。
ちなみに自分の好きな曲は、『Highway to Hell』と『You Shock Me All Night Long』です。」

パワーコードの弾き方

みっちゃん先生「パワーコードとは、コードのベースとなるルート音(1度)とそこから数えて5番目の音(5度)を一緒に鳴らす和音のことです。

例えば…
ド(C)が1度ならソ(G)が5度
ラ(A)が1度ならミ(E)が5度

といった感じになります。

ロックの曲などで多く使用されるコードです。」

押さえ方

みっちゃん先生「まずは6弦ルートから。

押さえる弦以外は鳴らさないように人差し指の腹を使ってミュートしておきましょう。

画像の赤い円の部分のようなフォームにすることを意識してください。


次は5弦ルート。

6弦のミュートには人差し指の先か、中指でミュートします。

また、5弦ルートで開放弦となる場合はネックを握る形で親指でミュートしてください。」

コードチェンジにチャレンジ

みっちゃん先生「今回はダウンピッキングのみで弾いていきます。

まずはコードの形のキープコードの移動先を気にして練習しましょう。
次に押さえるところを目で追っておき、移動の時に力を入れすぎたり抜きすぎたりしないように心がけて、感触をつかんでください。

慣れてきたらミュートも意識しましょう。」

みっちゃん先生「ブリッジミュートとは、ギターのブリッジに右手(小指側の側面)を置いて弦を弾く奏法です。
出音を抑える奏法なので『ズンッ!』といった音になります。

ブリッジミュートにチャレンジ

音符の上に『M』や『Mute』と書いてあるときは、ブリッジミュートをしながら弾いてください。

ブリッジに右手を置いて前後に動かし、ちょうど良い音を見つけてください。
ピッキングする位置がセンターピックアップの上にくるあたりが良いと思います。

気持ち強めに弾いたほうがハリのある良い音が出ます。」

パワーコードにブリッジミュートをかける

みっちゃん先生「パワーコードにチャレンジした時と同じように、次に押さえるところを目で追いましょう。

1小節目のG5から2小節目のD5に変わる際のようにルートが弦をまたぐ場合も同じトーン(音質)になるように心がけてください。
この際、コードチェンジをするとミュートが外れてしまう人がいるので注意です。

ブリッジミュートとアクセント

緑色の太い線はミュートを外して弾いてください。

まずはリズムとアクセントを歌えるようにします。
例えば「♪ズズジャズ~♩」など。
そして弾き始めましょう。

曲を覚える時は譜面だけに頼らずに耳でアクセントを覚えることも大切です。」

ブラッシングにチャレンジ

みっちゃん先生「ブラッシングとは、左手で弦をミュートして右手で弦を弾く奏法です。
弦をミュートしているので『チャカチャカ』『ザッザッ』といったパーカッシブな音になります。

『×』がブラッシングの記号です。
左手を軽く弦に触れた状態にしてピッキングします。

左手の置き方の加減が重要です。
指は弦と指を平行に保つためピンと張ります。

ハーモニクス音が出てしまい気になる時はブリッジミュートをかけると良いです。

パワーコードとブラッシング

2小節目は中指や薬指を使って弦全体をミュートします。

4小節目はコードを押さえたフォームのまま力を抜いて弦全体をミュートします。

ブラッシングとアクセント

まずはリズムを歌えるようにしましょう。

2小節目のタイのあとは空振りをします。
動画でチェックしてみてください。

動画内の楽譜で赤色に塗ってある部分がブラッシングです。」

まとめ

みっちゃん先生「パワーコードで『ブリッジミュート』と『ブラッシング』を使った演奏パターンです。
8小節あり少し長いですので1・2小節ずつ分けて練習していくと良いでしょう♪

動画内の楽譜で青色に塗っている部分はミュート、赤色に塗ってある部分がブラッシングです。

動画の音源を聴いて感じをつかんでください.

右手のミュートの動きをイメージしておきましょう。」

みっちゃん先生実演!各ジャンルで実際に弾いてみる

さて、レッスンは理解できましたでしょうか?

パワーコード、ブリッジミュート、ブラッシングと一言で言ってもジャンルによって弾き方や聴いた印象が違います。

そこで!
みっちゃん先生に実演してもらいました。
全10ジャンル!

皆さんの演奏の参考にぜひご覧くださいませ!

使用エフェクターはこの3機種!

アンプはクリーン、エフェクターは画像の通りのセッティングです


まずPOPS①、POPS②、ROCK①、ROCK②ではこちら!

BOSS SD-1

続いてPUNK①、PUNK②、HARDROCK①、HARDROCK②はこちら。

BOSS DS-1

そしてラスト、METAL①、METAL②はこちら。

BOSS MT-2


POPS①

POPS②

ROCK①

ROCK②

PUNK①

PUNK②

HARDROCK①

HARDROCK②

METAL①

METAL②


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