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【楽器購入】後輩と楽器を買いに行った時に役立つ、予算とお金のかけどころ【軽音部を120%楽しむコツ】

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【楽器購入】後輩と楽器を買いに行った時に役立つ、予算とお金のかけどころ【軽音部を120%楽しむコツ】

記事中に掲載されている価格・税表記および仕様等は予告なく変更することがあります。

こんにちは!

ギタセレ中の人です!

春が近づいてきました。

新生活・新入学シーズンですね。

先輩の皆さんも一学年上がり、来月には後輩が入学してきます。

GWくらいには入るサークルや部活動が決まるのではないでしょうか。

そして先輩は新入部員を連れて楽器屋さんに行って、一緒に楽器を選ぶという光景が楽器屋さんではよく見られます。

島村楽器では「はじめてのギターガイド」という冊子を無料で配布しています。

これを見ればギターの選び方はバッチリ!と言えるほど濃い内容で書いてあります。

ストラトタイプがどうとかレスポールタイプがどうとか…。

これで無料なんて!

4月初旬には改訂版の配布が始まりますのでお楽しみに!

さて。

「初めてのギターガイド」を見れば自分にどんなギターが向いているか、選び方のポイント、必要なアイテムなど、詳細なことが書いてあります。

「じゃあこれ見れば選べるじゃん?」

そうですよね。

それでは楽器屋さん歴約20年のギタセレ中の人。

中の人流の初心者さんギターの買い方を伝授しましょう!

これも一つの買い方?

参考にしてみてください!

まずは予算ですよね…

まずは大切なことを…。

出来るだけお金をかけていいギターを買う方が上達への近道となります。

これは確実ですよね。

少しでも良いギターを買ってもらいましょう。

いいギターって何?

理由は後述。

いいギターを買えば買い換えることも少なくなりますしね。

お金をかければいいギターを買えます。

でも、新生活で何かの入り用なこの時期。

あまりお金はかけられない!という方も多いのではないでしょうか。

それでは中の人流のギターの選び方の極意は…

絶対に必要なものから逆算して予算に合わせギター

を選ぼう!

…というのもです。

「何言ってんの?」という方も、まぁ読んで読んで…。

絶対に必要になるものをセットで買う

まずこれは絶対に買っときましょう!

メーカー 島村楽器
型名 アクセサリー初心者セット 【エレキギター用】
販売価格 (税込) ¥6,000 (税抜 ¥5,454)
JAN 2370000571540

チューナー、クロス、ピック、ストラップ、シールドケーブル、エレキギター弦(09-42)、ストリングワインダーのセットです。

これがギターを始めるのに最低限必要なもののセットだと思ってください。

まずはこれを土台にして買うものを考えていきます。

これで6,000円…(価格は全て記事制作時のものです)。

ギターの価格って…

中の人が「最低限勧められるギター」を改めて考えてみました。

  • 楽器の機能として最低限のものを備えている(チューニングが合うとか、ネジがしっかり入っているとか…)
  • 音程感がしっかりしていて音痴じゃない(これ、すごく大切ですが軽視されがちだと思うんです)
  • 楽器の楽しさがわかる(楽器のせいで楽しくないのはとても悲しい…)

以上の3点を満たす最もリーズナブルなギターはコチラ!

メーカー BUSKER’S
型名 BST-Standard
販売価格 ¥19,500(税込)
JAN 4514812109005
カラーもいろいろあるので、見てみてね。

よく考えたらこれって、自分が後輩や自分の子供、甥っ子や姪っ子、友達のお子さんなどに楽器屋として自信を持って勧められる最低限のギターだな、と感じます。
ネット上にはもっとお安いギターもあるけれど、ここを下回ると「今買うのは勿体無いよ!もうちょっとお金を貯めてから買った方がいいよ!」と言うと思います。

島村楽器オリジナル、ということで「売ってる人たちが自信を持ってお勧めできるギター」ということでもあります。

というわけでギターを始める超最低限予算は…

¥26,100(税込)ということになります。

約3万円。

何か新しいことを、ちょっと気合を入れて始めるには良い価格なのではないでしょうか。

ギターの価格帯って…

2万円刻みで上がっていくかな、と感じています。

今回おすすめしたギターだと約2万円、セットで3万円弱。

もうワンランク上のギターが4万円くらいなのでセットで5万円弱。

そのもうワンランク上で6万円くらい…。

欲しいタイプやシェイプで変わってきますが、ザックリこんな感じで考えています。

後輩さんが「予算5万円で…」と言った場合は「ギターはこの位の価格かな…」とイメージして一緒に選んであげてください。

「国産」になると一気にグレードUPできる!

リーズナブルなギターは中国や韓国、インドネシア製などが多いかと思います。

最近の各国のギター生産性能は飛躍的に向上していて「えっこの価格でこんなにいいの!?」と楽器屋さんが思ってしまうほどです。

しかしやはりMade in Japan、国産ギターは格が違ってきます。

国産のギターは大体10万円位から各ブランドでラインナップされてきます。

「学生生活、これ一本で済ませたいんです!」という後輩さんにはぜひ勧めてあげてください。

メーカー HISTORY
型名 HST-Standard/VC
カラー 3TS
販売価格 ¥99,000(税込)
JAN 4514812110452
こちらも各色ラインナップしています。

「自宅練習用アンプ」を買うか否か…

中の人、最低限必要なものの中で自宅練習用アンプを挙げませんでしたよね?

わかります、わかりますよ、欲しいのは。

自宅で「ジャーン!!!」ってやりたいですもんね。

でも中の人の考えは「リーズナブルなギターほどギターになるべくお金をかけてあげて、自宅練習用アンプはアルバイトして三ヶ月後に買おう!」というものです。

リーズナブルなギターほど、1万円の差が楽器に大きく表れます。

また、ギターは買い替えたり買い足したりするか方が多いですが、自宅用アンプは買い替えず長く使う方が多いんです。

それであれば

  • 自宅練習用ギターアンプの分のお金1万円をギターに回してあげる
  • 自宅用ギターアンプはお金を貯めて後日ちょっといいものを買う

ということをお勧めします!

これとか(白もあるよ

これとか(こちらも白あるよ

ヘッドホンでしか練習できない環境ならこれとか

ギター用ヘッドホンの究極とか(記事ご覧くださいませ

そのほうが絶対楽しいですし、いいお金の使い方だと思います!

いいギターって…?

予算が増えれば増えるほど、いいギターが手に入ります。

「いいギター」って何?

うーん…人それぞれ違って…と言いたいところですが、先程中の人が「最低限勧められるギター」の条件がどんどん良くなっていく、のではないかと思います。

  • 楽器の機能として上がり、出来ることが増えたり音が良くなったりする(コイルタップとかロッキングチューナーとか、ラッカーフィニッシュとかピックアップとか、POTや配線材とか、色々、色々…)
  • 音程感がしっかりしていて音痴じゃない(これは価格に比例して良くなっていく、と感じますが、割と安価なギターにも採用されているサークル・フレッティング・システムは神)
  • 楽器の楽しさがわかる(ストラトはストラト、レスポールはレスポールらしい音が出て楽しい)

中の人が自分の楽器を選ぶ基準も上記になっていると感じます。

¥4,000余裕があるよ!という方は…

今回は予算をギターに全振りしましたが、教則本とギタースタンドを買ってあげてください。

教則本買えない分は教えてあげてください、先輩!(笑)

メーカー E.D.GEAR
型名 EGS-SKG
カラー BLK
販売価格 (税込) ¥1,600 (税抜 ¥1,454)
JAN 4514812099733

スタンドは、買うまでにギター倒さないようにね!

まとめ

一本めのギター、大切です。

後輩のその後のギター堂を左右します。

でも大丈夫!

ギターは自分で好みが分かれば買い替えたり、買い足していったりするものですから…。

そしてあなたもハマる沼に後輩をご招待してあげましょう(笑)。

「入学おめでとう!」

さて、半年に渡りお送りしてきました【軽音部を120%楽しむコツ】、今回をもちまして一旦終了となります。

これで文字通り、学生さんたちが軽音部を楽しんでくれたらいいなぁ…。

末長く読んでいただけるように気を配って記事を作成いたしました。

後輩たちにぜひ伝えて行ってあげてくださいませ!!

それではまた学園祭の時期に(!?)。

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