ハンギング・ギタースタンド
と、ここまでで終わったら「いや、壁に穴なんて開けられないよ!」「お店みたいにネットを貼るにもそんなに強度のあるネットなんてあんまり無いじゃん!」という声が聞こえてきそうなので、今流行のスタンドを紹介しましょう。
その名も「ハンギング・ギタースタンド」!
これはHERCULES(ハーキュレス)のGS414Bというもの。
これにギターを掛けるとどうなるのか…
ボディはスタンドの足の部分に接していますので、壁掛けよりは多少横方向への力が加わりますが、それも知れたもの。
基本的にギターの重力は下に行っています。
このGS414Bはネックのところも工夫されていて、
いやぁ~ん。ナイスアイデア♪
という訳で「壁に穴を開けなくても、手軽にギターを吊って保管する方法はある」というご案内でした。
ぜひ保管は「吊って」くださいね~
ちなみにこういった形のギタースタンド。
もちろん床に寝かせるより、壁に立てかけるより圧倒的に「良」なスタンドです。
今回は「最良」を目指してみたので紹介していませんが、十分「良」ですので、安心してお使い下さい。
湿度調整剤
続いてケースに入れて保管する場合。
突然ですがこの画像をご覧下さい。
冬場の(冬場じゃなくても)乾燥するとアコギのトップはこの様に割れやすくなります。
割れた場合は、そう。リペア行きですね。
アコギじゃなくてもエレキギターでも、ローズウッドやエボニーの指板が割れます、乾燥すると。
~ギターに適した湿度~
普段よく弾くときは先ほどのように壁掛けやハンギング・ギタースタンドを使用して身近に置いておくと思います。
そういった場合は大丈夫なのか? なんとも言えません(ドーン!)
というのも、ギターの保管に適した湿度というのは
40%~50%
と言われています。
(温度も25℃程度が良いです。)
この湿度、温度を聞いて思いますよね?
「人間が快適な環境じゃん!」と。
そうなんです。ギターにとっての最適な環境は人間が生活していて快適と思える環境と同等なのです。
なのでよく弾く場合は壁掛けやスタンドが良いのです。
しかし家を長く留守にする場合や、ギターを持ち運ぶ場合もありますよね?
冬場なら厳しい環境にギターはさらされます。
~湿度調整をしよう!~
そういった時はケースの中にコレを入れておきます。
そうするどどうなるか?
この青い小袋がケースの中で湿気を吸ったり吐いたりして最適な湿度に調整してくれるのです。
そうする事で厳しい環境下でもギターの湿度が保たれます。
※それぞれ使用可能な期間がありますので、定期的に交換が必要です。