ギタセレをご覧の皆様、こんにちは。島村楽器アコースティックギター・バイヤーの古川(ふるかわ)です。
2026年5月12日に投稿した前回のVol.12では、東京都町田市に工房を構える小林一三(こばやし いちぞう)氏のもとを訪れ、木材選定やこだわりについてご紹介しました。
一年のうち元旦以外は毎日工房に立ち続ける妥協なき姿勢そのままに、約束通りの日程で、丁寧な仕上げが尽くされた「第1弾の3本」が当店へと無事到着いたしました。
届いたばかりのハードケースを開け、その丁寧な仕上がりに触れ、音を出した瞬間、48年におよぶキャリアを持つ職人の手のひらから生み出された表現力の深さに、バイヤーとして深い感銘を受けました。
さらに、現在全国で開催している巡回フェア「アメリカンレガシー × ジャパンルシアーフェア 2026」に、この小林一三製アコースティックギター3本を緊急出展することになりました!
次回、6月6日(土)から始まる「広島パルコ店」会場より、実際にご試奏いただくことが可能です。
今回は、入荷した3本の詳細仕様と、それぞれの魅力をパーツ項目別に分かりやすくご紹介いたします。
生涯製作本数600本を超えてなお高い次元の設計を追求し続ける小林氏の、現在の想いが詰まったモデルたちをぜひご覧ください。
前回の記事や対談の様子については、以下のリンクよりご確認いただけます。
ルシアー 小林一三 プロフィール

1956年生まれ。1978年、22歳の時にクラシックギターの名門「茶位ギター工房」の門を叩き、日本ギター製作界を代表する職人である茶位幸信氏に師事。
1998年の独立後、自身のブランド「Ichizo Kobayashi」を設立。今日までに手がけた生涯製作本数は約600本に達し、多くの著名ギタリストや楽器愛好家にその作品が選ばれています。
今なお元旦以外は毎日工房に立ち続け、日夜ギター作りの進化に向き合う、日本屈指の豊富な実績を持つ製作家です。
OM/CW GS/BR(ハカランダ・カッタウェイ)の紹介
小林氏が若い頃にその品質を見極めて手元に確保し、それから数十年をかけて工房の環境でじっくりと自然乾燥させてきた、希少なブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)を贅沢にサイド&バックへ配したモデルです。


仕様
| Specifications | 品番 |
|---|---|
| Model(モデル) | OM |
| Top(表板) | ベアクロウジャーマンスプルース |
| Side&Back(側・裏板) | ハカランダ |
| Neck(ネック) | ホンジュラスマホガニー1P |
| FingerBoard(指板) | エボニー |
| Bridge(ブリッジ) | エボニー |
| Cutaway(カッタウェイ) | ベネチアン |
| Nut/Saddle(ナット/サドル) | 牛骨 |
| Headplate(ヘッドプレート) 表 | ハカランダ(アバロンインレイ) |
| Headplate(ヘッドプレート) 裏 | カーリーメイプル |
| Fingerboard Inlay(指板インレイ) | 無し(サイドのみ2mmアバロンドット) |
| Rosette(ロゼッタ) | 5mmアバロンシングルリング |
| Binding(バインディング) | カーリーメイプル |
| Tuning Machines(ペグ) | ゴトー SGS510CK |
| PegButtons(ペグボタン) | ES5(CKメッキ) |
| Nut Width(ナット幅) | 44.5mm |
| Scale(スケール) | 645.2mm |
| Pickguard(ピックガード) | ハカランダ |
| Armrest (アームレスト) | カーリーメイプルコンター |
| Finish | ラッカー |
| Case(ケース) | ボブレン BL-AW |
特徴・ディテール
■ ボディサイズ
抱え心地が良く、繊細なフィンガータッチにも素早く追従する伝統的なOM(オーケストラモデル)サイズです。なだらかなベネチアン・カッタウェイを施すことでハイポジションへのアクセスも非常にスムーズで、実戦的な操作性とスマートなプロポーションを両立しています。
■ 表板(トップ材)
目の詰まった良質なジャーマンスプルースに、繊細でランダムなベアクロー(熊の爪痕のような独特の自然杢目)が優美に走るトップ面です。小林氏がタップトーンによって材の弾力と伝達速度を厳選しました。



■ 裏板・側板(バック材)
小林氏が大切にシーズニングしてきた秘蔵のハカランダ古材です。接着面の歪みをなくし剛性を高めるため、あえてセンターの飾り帯(バックストリップ)を排除。漆黒のラインが美しく対称を描くブックマッチが印象的です。



光を当てた画像です。ボディ中央のサップと両サイドの板目が美しいコントラストを生み出しています。


■ ヘッド表
化粧板には、ボディ材の対比となる表情豊かなハカランダをラミネート。輪郭を高貴に美しく縁取るアバロンパールのインレイワークが、ヘッド全体の品格を上品に高めています。



■ ヘッド裏
ペグには高精度で耐久性に定評のあるGotoh製「SGS510CK」を装備。ヘッド裏側まで美しいカーリーメイプルの無垢板を配しており、チューニング時の安定性はもちろんのこと、所有する満足感を裏側からも静かに演出してくれます。



■ フィンガーボード
詰まりがよく、滑らかな指触りの上質なエボニー指板。音抜けの透明感を高めるため、指板のトップ面にはあえてポジションインレイを配置せず(サイドにのみ2ミリのアバロンドットを装飾)、材の持つ豊かなウッディトーンを全面に主張させています。


■ ネック材
大口径の材から削り出す、高級ホンジュラス・マホガニー1Pを採用。接ぎ目のない一体ネックは耐久性に非常に長けており、弦振動をネックの頭からボディの隅々までロスすることなくダイレクトに届けます。


■ ロゼッタ
サウンドホール周りには、5ミリ幅のアバロン貝をあしらったシングルリング仕様を採用。シンプルでありながらも、光のあたる角度によって様々な表情に輝く上品な風合いになっています。


■ ピックガード
トップ材とロゼッタの美観をより一層引き立てるため、ボディと同質のハカランダ材を極薄に削り出しカスタムマウント。ボディ全体の木目の統一感を深め、風格ある佇まいに引き締めます。


■ バインディング
ボディ全体の輪郭を囲う美しいバインディングには、自然が生み出した縮み杢が美しく揺らめくカーリーメイプルを採用。木製の暖かみある素材感の中に、さりげないシャープさを兼ね備えた芸術的な意匠です。



■ アームレスト
右腕が触れるボディトップの外輪エッジには、バインディングと同素材のカーリーメイプルを用い、緩やかなカーブを描くコンター加工を配置。右腕への物理的なストレスをなくし、トップ鳴りを妨げずに長時間の正確なプレイをサポートします。

■ ブリッジ
長年にわたり培われた精微な接着成型により、ハカランダの硬質な鳴りを最大源に引き出すエボニー(黒檀)ブリッジを装着。見えない土台であるブリッジプレートには、しなやかで弦の鳴りを支えるメープルを採用しています。

■ ラベル
サウンドホールを覗くと、小林一三氏が完成時に一本一本魂を込めて施した「手書きのMODEL名」とシリアルナンバーが静かに佇んでいます。手書きならではの味わい深い署名が、歴史ある風格をさらに引き立てます。

■ ケース
アコースティックギターを衝撃や温湿度変化から手厚く守る、高い気密性と堅牢な外装、美しい仕立てを誇る「Boblen製ハードケース(BL-AW)」が付属。名作を最良のコンディションで末永く保持可能です。

バイヤー古川のコメント
「とにかく開放弦からハイポジションにいたるまで、音の分離感と音抜けが抜群です。
ハカランダ特有の澄み切った高域に、ジャーマンスプルースが上品な芯を乗せてくれ、軽いタッチでも非常にきれいに遠くまで音が飛んでいきます(遠鳴り)。
ナット幅も44.5ミリと、テクニカルなフィンガープレイにも絶妙な安心感をもたらしてくれる仕様にまとまっており、末永く連れ添える本格的な一本です。」
SJ/CW GS/MR(マダガスカルローズ・カッタウェイ)の紹介
ボディに近年流通量が減りつつある貴重なマダガスカルローズウッドをあてがい、音量に富みレンジの広いSJ(スモールジャンボ)ボディと組み合わせ、フィンガーピッキングからコードストロークまで幅広いプレイスタイルに寄り添う仕上がりです。


仕様
| Specifications | 品番 |
|---|---|
| Model(モデル) | SJ |
| Top(表板) | ベアクロウジャーマンスプルース |
| Side&Back(側・裏板) | マダガスカルローズウッド |
| Neck(ネック) | ホンジュラスマホガニー1P |
| FingerBoard(指板) | エボニー |
| Bridge(ブリッジ) | エボニー |
| Cutaway(カッタウェイ) | ベネチアン |
| Nut/Saddle(ナット/サドル) | 牛骨 |
| Headplate(ヘッドプレート) 表 | ハカランダ |
| Headplate(ヘッドプレート) 裏 | フレイムコア |
| Fingerboard Inlay(指板インレイ) | 無し(サイドのみ2mm白蝶貝ドット) |
| Rosette(ロゼッタ) | コア |
| Binding(バインディング) | フレイムコア |
| Tuning Machines(ペグ) | ゴトー SGS510CK |
| PegButtons(ペグボタン) | ES5(CKメッキ) |
| Nut Width(ナット幅) | 44mm |
| Scale(スケール) | 645.2mm |
| Pickguard(ピックガード) | ハカランダ |
| Armrest (アームレスト) | フレイムコアコンター |
| Finish | ラッカー |
| Case(ケース) | ボブレン BL-J16 |
特徴・ディテール
■ ボディサイズ
中音域の程よいふくらみと豊かな音量感を、抱えやすいように緩やかなウエストシェイプで設計したSJ(スモールジャンボ)サイズ。ベネチアン・カッタウェイを備えることで、流麗なソロプレイから弾き語りまで快適に行えます。
■ 表板(トップ材)
ジャーマンスプルースの表面に独特のベアクロー(熊の爪痕)が美しく現れた極細の木目です。材の一枚一枚が持つ固有の適度な弾きやすさと音速のポテンシャルを、名工の確かな目利きでセレクトしました。



■ 裏板・側板(バック材)
ハカランダに極めて近い、硬質な比重と音響特性を備えるプレミアムグレードのマダガスカルローズウッドです。芯の太い中低域と、クリアな倍音成分が素直に前に出ていくトーンウッド本来の立ち上がりの良さを持っています。



■ ヘッド表
化粧板には、ボディ全体の重厚なトーンと美しく調和する表情豊かなハカランダを贅沢にラミネート。輪郭を高貴に美しく縁取るインレイワークが、ヘッド全体の品格を上品に高めています。



■ ヘッド裏
Gotoh SGS510CKペグの金属的な佇まいを引き立てるため、ヘッド裏面には細緻な杢が揺れる「フレイムコア」板をマウント。楽器全体での豊かなウッドマテリアルのバランス感覚を裏側からも支えています。



■ フィンガーボード
詰まりがよく、滑らかな指触りの上質なエボニー指板。音抜けの透明感を高めるため、指板のトップ面にはあえてポジションインレイを配置せず(サイドにのみ2ミリの白蝶貝ドットを装飾)、材の持つ豊かなウッディトーンを全面に主張させています。


■ ネック材
ネックにはボディの深い共鳴と耐久性を獲得するため、繊維がまっすぐ詰まった贅沢なホンジュラスマホガニーを採用。1ピース一体成型のネックが、手のひらに弦の正確な共鳴を自然に伝導します。


■ ロゼッタ
サウンドホール周りには、天然フレイムコアの杢目を円状に美しく配列。ボディ全体の端正な材構成にぴったりと同調する、華やかさとぬくもりある品格を両立させたコア・ロゼッタです。


■ ピックガード
トップ材とロゼッタの美観をより一層引き立てるため、上質なハカランダ材を極薄に削り出しカスタムマウント。ボディ全体の木目の統一感を深め、風格ある佇まいに引き締めます。


■ バインディング
ボディ全体の輪郭を囲う美しいバインディングには、自然が生み出した美しいフィギュア杢が揺らめくフレイムコアを採用。木製の暖かみある素材感の中に、さりげないシャープさを兼ね備えた芸術的な意匠です。



■ アームレスト
右腕が触れるボディトップの外輪エッジには、バインディングと同素材のフレイムコアを用い、緩やかなカーブを描くコンター加工を配置。右腕への物理的なストレスをなくし、トップ鳴りを妨げずに長時間の正確なプレイをサポートします。

■ ブリッジ
フレイムコアが走る流麗なボディをビシッと引き締める、上質なエボニー製ブリッジを採用。弦の強烈なテンションをがっしりと支え、ブリッジプレートに使用したメープル素材との相乗効果によって、音の粒立ちがより明瞭なサウンドを生み出します。

■ ラベル
サウンドホール内中央のバック材には、小林一三氏自らの手筆により丁寧に施された「MODEL名」と個体固有のシリアルが誇らしげに息づいています。これは単なる型番ではなく、職人が音を認めた品質管理の証です。

■ ケース
スモールジャンボサイズを最良のコンディションで守るため、高品位な専用ハードケース「ボブレン BL-J16」をセレクトし付属させています。

バイヤー古川のコメント
「スモールジャンボならではのゆとりある音量と、マダガスカルローズならではのがっしりとした中低域の粘り、そして極薄に仕上げられたラッカー塗装によるダイレクトな音抜けが見事に同調しています。
ナット幅44ミリ仕様、かつ極上のフレイムコアで統一されたアームレストやバインディングなどの細部に至るまで洗練されており、パワーが必要な伴奏から繊細なソロ演奏まで、プレイヤーの感情表現を一切裏切らない一本です」
D/CW GS/IR(ドレッドノート・カッタウェイ)の紹介
アコースティックギターの定番であるドレッドノートタイプにカッタウェイを施した、実戦を意識したモデル。世界的に評価の高いプレミアムなインディアンローズウッドを採用し、均整のとれたレスポンスを獲得しています。


仕様
| Specifications | 品番 |
|---|---|
| Model(モデル) | D |
| Top(表板) | ジャーマンスプルース |
| Side&Back(側・裏板) | インディアンローズウッド |
| Neck(ネック) | ホンジュラスマホガニー |
| FingerBoard(指板) | エボニー |
| Bridge(ブリッジ) | エボニー |
| Cutaway(カッタウェイ) | フローレンタイン |
| Nut/Saddle(ナット/サドル) | 牛骨 |
| Headplate(ヘッドプレート) 表 | エボニー |
| Headplate(ヘッドプレート) 裏 | フレイムコア |
| Fingerboard Inlay(指板インレイ) | 無し(サイドのみ2mm白蝶貝ドット) |
| Rosette(ロゼッタ) | コア |
| Binding(バインディング) | フレイムコア |
| Tuning Machines(ペグ) | ゴトー SGS510CK |
| PegButtons(ペグボタン) | ES5(エボニー) |
| Nut Width(ナット幅) | 43mm |
| Scale(スケール) | 645.2mm |
| Pickguard(ピックガード) | エボニー |
| Armrest (アームレスト) | フレイムコアコンター |
| Finish | ラッカー |
| Case(ケース) | ボブレン BL-W |
特徴・ディテール
■ ボディサイズ
圧倒的な鳴りの力強さと広帯域にわたる音圧を保ちつつ、シャープなフローレンタイン・カッタウェイによって高フレットのアクセスを高めたドレッドノートサイズ。迫力あるストロークからソロリフにいたるまで柔軟に対応します。
■ 表板(トップ材)
年輪に対して綺麗に直交した放射状組織が、美しくまっすぐ走るジャーマンスプルースを選択。小林氏がカンナによりコンマ数ミリ単位で厚みを追い込んでおり、ドレッドサイズでありながらもレスポンスの速い立ち上がりを実現しています。



■ 裏板・側板(バック材)
サウンドのバランス比率が高く、世界の銘器に広く愛されている厳選のプレミアム・インディアンローズウッドを採用。バックストリップを排し、接着の密度を高めることで、低音の響きを最大限に引き出しています。



■ ヘッド表
化粧板には、美しさと引き締まった印象を強める良質なエボニー(黒檀)を採用。シャープなフォルムと伝統的なヘッドシェイプの対比が、見る者に端正な印象を与えます。



■ ヘッド裏
ペグには高精度で耐久性に定評のあるGotoh製「SGS510CK」を装備。ヘッド裏面は美しいフレイムコアの化粧版で補強した風格ある仕立てです。ペグボタンには手に馴染みシックな質感を醸し出すエボニー(黒檀)製をセレクトしています。



■ フィンガーボード
詰まりがきめ細かく、美しい滑らかさを持つ漆黒のエボニー指板。ポジションインレイを完全に廃し、サイドに施された白蝶貝ドットによる、実用的かつクラシカルな美学を落とし込んでいます。


■ ネック材
ボディへ直に振動エネルギーを伝えきるため、良質なホンジュラスマホガニーを惜しみなく使用。小林氏の手仕事によって丁寧にシェイピングされたネックは、1フレットからハイポジションまで均一で滑らかな抜群のホールド感です。


■ ロゼッタ
サウンドホール周辺には、上品さを感じさせるコアを用いた口輪装飾を丁寧に配置。ウッド本来のぬくもりある風合いの中に、豊かな質感とさりげない品格を演出しています。


■ ピックガード
トップ材とロゼッタの美観をより一層引き立てるため、ボディ外観のバランスを崩さない高級感溢れるエボニー(黒檀)を削り出し、カスタム仕様でピックガードにマウントしました。


■ バインディング
ボディ全体の輪郭を囲う美しいバインディングには、自然が生み出した美しいフィギュア杢が揺らめくフレイムコアを採用。木製の暖かみある素材感の中に、さりげないシャープさを兼ね備えた芸術的な意匠です。


■ アームレスト
右腕が触れるボディトップの外輪エッジには、バインディングと同素材のフレイムコアを用い、緩やかなカーブを描くコンター加工を配置。右腕への物理的なストレスをなくし、トップ鳴りを妨げずに長時間の正確なプレイをサポートします。

■ ブリッジ
ドレッドノート特有の図太いストロークパワーを受け止めるため、より強固にボディへ密着接着されたエボニー製仕様。そしてプレートに使用したメープルの剛性とが調和し、弦の振動をそのままピュアなピッキング音へと変換します。

■ ラベル
シックなインディアンローズ材の木目を背景に、小林一三氏がこの楽器のために丹精した「手書きのMODEL名」と、確たる手書きのシリアル。一生モノの宿り木として、歴史を紡ぐに値する気品を与えています。

■ ケース
ドレッドノートサイズを最良の状態のまま保持・運搬できるよう、堅牢な造りに定評のあるBoblen製ハードケース(BL-W)が付属します。

バイヤー古川のコメント
「ドレッドノートにシャープな鋭さを持つフローレンタインカッタウェイと、アームレストやバインディングのフレイムコア装飾を加えた実戦仕様です。
カッタウェイによる容量減少を感じさせない、ズドーンと前に押し出される低域の鳴りは見事の一言。
インディアンローズ特有の均一でクリアなサウンドバランスのおかげでマイクの乗りが極めて良く、ソロ、アンサンブル、レコーディングすべての実戦環境でプレイヤーを支える、機能美に特化した一本です」
「アメリカンレガシー × ジャパンルシアーフェア 2026」巡回展示情報 & 全日程
現在、アコースティックギターの本場である米国の伝統ブランド(Martin Custom Shop、Bourgeois等)と、日本の精鋭ルシアーたちの特別なギターを一堂に集めた巡回展示イベントを開催中です。
今回仕上がってきた小林一三氏の特別な3本は、次の巡回先となる「広島パルコ店」会場より、急遽お披露目されることが決まりました!
巡回フェア全体の趣旨や出展ブランドなどの全貌については、以下のリンクよりご確認いただけます。
全国巡回スケジュール・会場一覧
日本の職人たちの精緻な技術と、世界に一本だけの銘記が集結、以下の全7拠点を約3ヶ月かけて巡回いたします。
| 開催店舗 | 開催日程 | 備考 |
|---|---|---|
| 新宿PePe店 | 5月23日(土)〜 5月31日(日) | 終了しました |
| 広島パルコ店 | 6月6日(土)〜 6月14日(日) | ※小林一三氏モデル緊急お披露目! |
| 札幌パルコ店 | 6月20日(土)〜 6月28日(日) | |
| 仙台ロフト店 | 7月4日(土)〜 7月12日(日) | |
| 梅田茶屋町店 | 7月18日(土)〜 7月26日(日) | |
| アミュプラザ博多店 | 8月1日(土)〜 8月9日(日) | |
| 名古屋パルコ店 | 8月15日(土)〜 8月23日(日) |
広島パルコ店より実機を公開
- 開催期間:2026年6月6日(土)〜 6月14日(日)
- 開催場所:島村楽器 広島パルコ店 特設ブース
スペシャルゲスト「矢後憲太」氏によるデモンストレーション&アドバイス会
広島パルコ店では、フェア初日の6月6日(土)に抜群の演奏表現力を持つソロギタリスト矢後憲太(やご けんた)氏をお迎えいたします。

① ミニライブ&テクニック講座(13:30〜15:00) / 参加費:¥4,400 (税込) [予約制]
② 楽器選定アドバイス会(15:30〜17:00) / 参加費:無料 [個別相談枠・予約制]
小林一三氏が作り上げた一本一本のサウンドキャラクターを、矢後氏の流麗な演奏デモンストレーションでお確かめいただけるほか、あなたのプレイスタイルにマッチした銘器をプロの視点から一緒に選んでいただける実りある時間をお届けいたします。
各ブース・時間の枠には限りがございますので、ご希望のお客様はお早めに広島パルコ店までお問い合わせください。
まとめ
48年におよぶ製作キャリア、大型の機械に頼りすぎず木材一つひとつの個性と手触りで丁寧に向き合う町田の工房。そして、じっくりとシーズニング(乾燥)を施して熟成されたトーンウッドたち。これらが美しく調和し、ようやく形となった「第1弾」の3本です。
小林一三氏が「本当に自分が納得したものしか送り出さない」と語る、その確固たるこだわりが、細部の美しい仕上がりと豊かな音の奥行きにしっかりと現れています。
実物の確かな音色を、全国をめぐるフェア会場にて、ぜひご自身の指先と耳でお確かめください。皆様と素晴らしいギターを囲み、職人の丁寧な手仕事についてお話しできる日を楽しみにしております。
銘器探訪の管理人

古川 惠亮プロフィール
京都府出身。大阪での歌い手としての活動を経て、「音楽の楽しさを届ける側になりたい」との思いから、2004年に島村楽器へ入社。
ギターへの深い愛情と幅広い知識を武器に、アコースティックギターの販売で10年連続トップセールスを達成。
現在はバイヤーとして、米国のMartin社での買い付けをはじめ、Furch、K.Yairi、Takamineなどのブランド、ならびに国内外のルシアーと共に、数々のカスタムモデルの企画・仕様策定・デザインを手がける。
プライベートでは3児の父として、家族との時間を大切にしている。
目下の悩みは、子どもとのゲーム対戦でなかなか勝てないこと。









