※実機レビューには、株式会社メディア・インテグレーション様より機材提供を受け、協力のもと作成しています。
数々の画期的なアンプを送り出してきたPositive Grid(ポジティブ・グリッド)から、自宅練習からプロのステージ、そして音楽施設までを完璧にカバーする次世代インテリジェント・ギターアンプ「REACTOR(リアクター)」が発表されました 。
これまでのマルチ機能アンプとは一線を画し、リスニング用のフルレンジスピーカーではなく「エレキギターのポテンシャルを100%引き出すこと」だけに特化した完全なるギター専用アンプです 。
今回はその驚きの仕様と未来の演奏体験を、ギタセレ編集部が徹底レビューします。
Positive Grid REACTOR

| メーカー | Positive Grid |
| 型名 | Reactor 100w |
| 販売価格 | ¥79,200(税込) |
| JANコード | 4533940373928 |
| 発売予定日 | 2026年7月10日(金) |

| メーカー | Positive Grid |
| 型名 | Reactor 50w |
| 販売価格 | ¥59,400(税込) |
| JANコード | 4533940373911 |
| 発売予定日 | 2026年7月10日(金) |

| メーカー | Positive Grid |
| 型名 | Reactor Control |
| 販売価格 | ¥24,200(税込) |
| JANコード | 4533940373935 |
| 発売予定日 | 2026年7月10日(金) |
直感性を極めた本体パネルと足元で全てを操る専用コントローラーの仕様

まずはハードウェアとしての基本スペックと操作性について検証します。
現場での実用性を最優先し、深い階層の液晶画面を排除した合理的なインターフェースが構築されています。
迷わせない物理ノブと最大8個のプリセットストック



本体でのプリセット切り替えは、A〜Dの4つのチャンネルを基本としたシンプルな構成ですが、内部には最大8個(赤LEDと緑LED各々4つずつ)のプリセットをストック可能です。
さらに「AMP」セクションのノブを回すだけで、クリーンからハイゲインまでアンプのキャラクターを瞬時に切り替えられます。

また、エフェクター(FX)セクションの操作性も非常に合理的です。
調整したい種類(ドライブ、ディレイ等)のボタンを1回押すとLEDが点滅し、その状態でメインのパラメータノブを回せば掛かり具合が変わる仕様となっています。
オフにしたい時はボタンを長押しするだけ。
直感的な微調整が可能です。
完全連動する専用ワイヤレスフットコントローラー

ライブパフォーマンスにおける実用性を決定づけるのが、別売りの専用ワイヤレスフットコントローラーです。

本体とはコントロール信号用のBluetoothで完全に連動。
USB-Cによる充電式のため、ステージ上に煩わしいケーブルを這わせる必要はありません。
※TRSケーブル(フォンケーブル)を接続して使用することも可能です。

フットスイッチの長押しによって、プリセットを切り替えるモードと、個別のエフェクトをON/OFFするストンプボックスモードを瞬時に行き来できます。
ライブでの即戦力運用を考えるなら、必須のアクセサリーと言えます。
さぁ、ここからは実機を触りながら音を出しながら解説します。
テンション上げていきます!
エフェクト接続順の入れ替え機能と独自性を追求したアンプサウンド
本機は、愛用するマルチモデラーやエフェクターボードの能力を100%引き出す、極めて論理的かつ強力な拡張性を備えています 。
自由自在なエフェクト・ルーティングと「Power Amp Input」の合理的メリット

これまでのモデルではエフェクターの並び順が固定されている点が制限となることもありましたが、今回のREACTORではその制限が完全に取り払われています。
モジュレーション系をアンプの前段に置いてクラシックな質感を狙いたい、あるいは空間系の後ろに配置したいといったこだわりが、アプリ上で直感的に完結します。

さらに、背面に搭載された「Power Amp Input」が極めて優秀です。
平坦な音になりがちな一般的なFRFR(フラットスピーカー)とは異なり、ギターアンプ専用スピーカーを生み出す伝統的かつ迫力のある「ギターアンプの鳴り」としてサウンドを増幅。
手持ちのマルチモデラーを接続すれば、現場の環境に左右されない「骨太なマイ・スタックアンプ」として機能します。
独自性を追求したアンプ・サウンド

収録されているアンプライブラリは、単なる「有名アンプのモデリング」に留まりません。
歴史的な名器のキャラクターを網羅しつつも、Positive Gridが独自に開発したオリジナル・アンプサウンドが多数組み込まれています。
既存のアンプの枠に囚われない、現代の音楽シーンにマッチする洗練されたトーンを即座に得ることができます。
シンプルだからこそ迷わない!洗練されたアプリ画面の機能説明

ここからは専用アプリを立ち上げて、それを交えながらその新時代のパワーを体感していきましょう。
画面を開いた瞬間から、ギタリストの好奇心を刺激する要素が満載です!
必要最小限の機能だけを凝縮!世界と繋がるトーンクラウド

アプリを開くと、世界中のユーザーが作成した膨大なプリセットを無料で共有・ダウンロードできるクラウド機能へアクセスできます。
ジャンルごとに整理された極上のトーンがズラリと並ぶ光景は、見ているだけで脳内からアドレナリンが溢れ出します。
ワンタップでそのトーンが自分のアンプから鳴る瞬間は、最高にエキサイティングです!

また、ギタリストにとって絶対に欠かせないチューナー機能も超絶スマート。
アプリ上で切り替えると、視認性抜群の大画面ディスプレイに早変わりします。
もちろん本体の長押しでも起動するので、スマホが手元になくても大丈夫。
ライブ前の緊迫した空気の中でも、一瞬で完璧なチューニングへと導いてくれます!
デジタル特有の違和感はゼロ!指先にピタッと吸い付く弾いた時のレスポンス
「デジタルスピーカーの平坦な音は、ギターアンプを弾いている感覚が薄くて物足りない……」
そんな風に思っている本物志向のギタリストにこそ、このREACTORを試していただきたいです !
「AI Variant Engine」が放つ爆風!アンプの前に立ったあの感覚に歓喜する!

100%デジタル構成なんて信じられないくらい、アナログの大型真空管アンプを引っ張り出してきたかのような圧倒的なレスポンスの速さ!
ギターを持っていざコードを鳴らした瞬間、そのアタックの速さに驚かされます。
ピッキングした瞬間にパッと音が前に飛んでいく。
デジタル特有の「最初のアタックが丸まって遅れる感覚」を全く感じません。


最新の「AI Variant Engine」が、真空管特有のパワーアンプの粘り(PUSH & SMOOTHコントロール)、サチュレーション、そしてキャビネットの激しい箱鳴り(HEATコントロール)をリアルに再現 。
欲しい帯域の成分がしっかり独立して前に出てくる、これぞ求めていたプロクオリティ!
弾き手のモチベーションをどこまでも最高潮に跳ね上げてくれます!
ギタリストの横に「専属テック」がいる感覚!対話で理想の音を作る「AI機能」
今回のREACTORにおける最大の目玉であり、ギター界の未来を完全に変えてしまうのが、最新のAI機能です。
AIの成長めざましい昨今。
ギターアンプがとうとうここまで来ました!
言葉で、声で、理想のトーンをオーダーしちゃおう!
音作りって、今までは一人で部屋にこもり、ノブを回し続けて孤独に突き詰めるものでしたよね…。
でもREACTORなら、AIがあなたの「専属ギターテック」として横に並んでくれるんです!

アプリのAI画面でアーティスト名や曲名を入力(または音声で吹き込み)するだけで、AIが瞬時に4つの極上トーンを提案!
これは動画をご覧いただいた方が説明が早いですね。
今回のお題はコチラ!
Metallica 「Enter Sandman」。
今回冒頭の空間系のエフェクトがかかったアルペジオと、0:42からの歪んだリフの音を作ってもらおうと思います。
…いや、すごすぎでしょ…。
マイクのONと読み取った言葉をエンターするときの2回ディスプレイに触れただけですよ。
あとは提案されたサウンドの中から好きなものを選ぶだけ!
鬼!!!
さらに「もう少し歪みを足して」「深くリバーブをかけて」と日本語で追加注文すると、アンプのパラメータがリアルタイムに再調整されるんです。
AIを呼び出さなくてもコントロールができるので、ギターテック(しかもスゴ腕)がいつもそばにいてくれる感じです。
とうとうこんな最高な時代が来ちゃいました!

一人で話しかけるのが恥ずかしい…という方はもちろんタイプ入力もできます。
喋って誤認識した際もタイプで修正が可能です…
写真を撮るだけで感情を音にする「ユーザーフォト」機能
さらに面白いのが、スマホで撮影した写真から音を爆誕させる機能です!
お気に入りのCDジャケットや、熱いライブ風景の写真を読み込ませると、その画像の雰囲気からAIがインスピレーションを受け、オリジナルの音を作ってくれます。
ゼロベースから音を作るのが難しいビギナーでも、AIに最高な土台を作ってもらい、そこから自分好みに調整していけば、理想のサウンドへ光速でたどり着けます。
このワクワク感、試さない手はありません!
私のスマホに入っていたこの画像。

この画像からイメージされる音はコチラ!
まぁ「湖畔」ですしね…。
この機能、セルフポートレイト(=自撮り画像)も有効なんですって!
自分のイメージからどんな音が出るか、試してみたいですよね???
…という興奮冷めやらないですが…。
落ち着いて更なる機能説明をいたします。
1Wから100Wの出力可変とUSBオーディオ機能で実現する自宅での活用方法
これほどまでに革新的なREACTORですが、日本の洗練された住宅環境や、日々の暮らしにも美しく調和する優雅さを持ち合わせております。
深夜の1W練習から、PC・スマホのオケ流しまでシームレスに寄り添う優雅さ

本機には、場所を選ばず本物のアンプ性能を発揮できる「出力可変モード」が搭載されております。
深夜のアパート等では「1Wモード」を選択していただくことで、アンプ特有の豊かな質感や箱鳴りを完全に保ったまま、ご近所に気兼ねなく本格的なアンプサウンドでの練習をお楽しみいただけま 。

さらに、双方向通信に対応したUSBオーディオインターフェイス機能が、日々の音楽ライフをより一層洗練されたものへと昇華させます。
パソコンやスマートフォンからお気に入りのバッキングトラック(オケ)をアンプ側から流し、その生鳴りをバックに聴きながらギターを重ねて弾く、といった贅沢なプラクティス環境がケーブル1本で完結いたします。
SNSへの「弾いてみた」動画を高頻度で投稿される若いクリエイターの方の撮影環境や、ご自宅で新しいフレーズを練る作業も、驚くほどスムーズかつ上質な時間へと変わるはずです。
軽音楽部や学校、リハーサルスタジオ・ライブハウスへの導入メリット
ここからは、このREACTORが皆様の音楽ライフ、そして学校や施設などの音楽環境をいかに豊かに彩るか、具体的な提案をさせていただきます。
軽音楽部や学校関係者・部活動の顧問の先生へ自信を持っておすすめしたい理由

多くの軽音楽部で直面している「アンプの数が足りない問題」や、予算の都合で「部員間で使える機材のクオリティに差が出てしまう」といった切実なお悩みも、REACTORが美しく解決いたします 。
ポップスから往年のハードロックにふさわしい激しい歪みまでこれ1台でカバーでき 、エフェクターの知識が少ない生徒様でも、AIの力を借りて直感的に素晴らしい音を作り出すことができます。
また、100Wの大出力を備えながらも非常に軽量かつタフなコンボタイプであり、優れたコストパフォーマンスを誇るため、限られた予算の中で長く愛用できる機材をやりくりしなければならない学校関係者様にとっても、非常に価値のある選択肢となるはずです。
B2B(スタジオ・ライブハウス)の運営を効率化するタフな設計

音楽施設にとっても、REACTORの導入は極めて合理的なメリットをもたらすでしょう。
現代のプレイヤーに多い「エフェクターやマルチモデラー持ち込み客」に対して、「Power Amp Input」を介することでギターアンプ専用スピーカーによる「最高のギター用パワーアンプ&キャビネット」としての環境を完璧に提供できます。
ソリッドステート構造のため真空管のような劣化がなく、メンテナンスフリーでスタジオの運営効率を最大化いたします 。
もちろん練習用〜ライブ用として!

- AIが超優秀
- バンドでも使える音量とサウンド
- 出力を変えて自宅でも音を出せる
この3点だけでもバンドを楽しんでいるギタリストにもってこいだと思います。
インターフェイス機能も搭載しているので、SNSで活躍する(もしくはしたい)ギタリストも超活用できる機材です。



機材マニアとしては、こういう細かい部分の仕事の丁寧さが音の良さや筐体の丈夫さに繋がっていると思うんですよねぇ…。
まとめ:この「未来的位置づけ」を、ぜひ島村楽器の店頭で体感してください

ギターテックが常に隣に寄り添い、共に素晴らしい音楽を奏でてくれるような、これまでにない新しい輝きを持ったギターアンプ「REACTOR」 。
言葉によるAIとの対話、そして何よりもデジタルの常識を覆す吸い付くようなレスポンスの速さは、実際にギターをプラグインして一音鳴らしていただいた時に、本当の感動として伝わるものと確信しております。
20代のソーシャルクリエイターから、音に妥協しないベテランロック層の皆様まで 。 そして、部員の皆様の演奏クオリティを優しく底上げしたい軽音楽部や、最先端のサービスを提供したいスタジオ・ライブハウスの新定番として。
島村楽器各店舗では、実際に本機をお試しいただける環境を整えております。
ぜひご自身の愛用のギターやお気に入りのマルチモデラーをお持ち込みいただき、この未来のサウンド革命をお確かめください。
皆様の音楽生活がより豊かになるお手伝いができますよう、スタッフ一同、ご来店を心よりお待ち申し上げております。








