Electro-Harmonixから、デュアル・オペアンプ構成のファズペダル「Big Muff Pi 2」が発売されました。
1970年代後半に設計されながらお蔵入りしていた回路をもとにしたモデルで、クラシックなBig Muffの系譜にありつつ、よりダイナミックでファジーな質感を備えたサウンドを実現しています。
シンプルな3ノブ構成に加え、ラッチ/モーメンタリー切り替え可能なフットスイッチを搭載し、現代のボードにも組み込みやすいナノサイズ筐体を採用しています。
Electro-Harmonix Big Muff Pi 2

| メーカー | Electro-Harmonix |
| 型名 | Big Muff PI 2 |
| メーカー希望小売価格 | ¥30,800(税込) |
| 販売価格 | ¥23,100(税込) |
| JAN | 0683274012728 |
| 発売予定日 | 2026年1月14日(水) |
特徴



70年代後半の未発表回路をもとにしたデュアル・オペアンプ設計
Big Muff Pi 2は、Electro-Harmonixの創業者Mike Matthewsと発明家Bob Myerによって1970年代後半に構想されながら、当時は製品化に至らなかったデュアル・オペアンプ回路をベースとしたファズペダルです。
JHS PedalsのJosh ScottらがBob Myerの旧工房で手書き回路図を発見し、オリジナルの設計を解析することで、今回のモデルとして再構成されました。
クラシックなBig Muff Piと同系統の分厚い歪みとロングサステインを持ちながら、デュアル・オペアンプ構成により、より個性的なエッジとレスポンスを備えたサウンドキャラクターが特徴です。
Big Muffらしい分厚さに、よりファジーで立ち上がりの良いサウンド
Big Muff Pi 2は、シンギングサステインと豊富なゲイン量を持ちつつ、従来モデルとは異なるニュアンスのファズトーンを備えています。
高域はクリスピーに抜け、低域は量感のあるボトムを維持しながら、わずかに荒々しいクリッピングが加わることで、クラシックなBig Muffサウンドに別のキャラクターを加えたような印象です。
ダイナミクスは従来機種よりもわずかに反応が速く、ピッキングニュアンスに対して敏感に応答しやすい設計となっています。
Big Muffシリーズのサウンドバリエーションを求めるギタリストにとって、既存の愛用機に並べて比較したくなる一本と言える内容です。
ナノ筐体と3ノブ構成、ラッチ/モーメンタリー対応フットスイッチ
コントロールはVolume、Tone、Sustainの3ノブで構成され、Big Muffシリーズに馴染みのあるユーザーであれば直感的に扱いやすいレイアウトです。
Sustainノブはミディアムゲインの歪みから、飽和感の強いフルファズまで連続的に調整でき、Toneノブは時計回りで高域を強調しつつ低域を絞ることで、ブライトなカッティングから分厚いローエンド重視の設定まで広いレンジをカバーします。
筐体はナノサイズのダイキャストケースを採用し、エフェクトボード内での省スペース化にも配慮されています。
また、Big Muffシリーズとしては初採用となる静音トゥルーバイパス仕様のフットスイッチにより、通常のラッチ動作に加え、スイッチを押し続けている間だけエフェクトをオンにするモーメンタリー動作にも対応します。
一時的な「ファズの一撃」を加える表現など、ライブシーンでの多彩な使い方が想定された仕様です。
実用的な電源仕様と基本スペック
Big Muff Pi 2はアナログ回路を採用したモノラル仕様のペダルで、9V電池駆動に対応するとともに、センターマイナス9VDCのACアダプターも使用できます。
消費電流は約15mAと比較的控えめで、一般的なパワーサプライと組み合わせたボード運用にも適しています。
入出力は標準的なモノラルジャックを採用し、トゥルーバイパス切り替えのためのリレーを内蔵しています。
グラフィックデザインにはアーティストDaniel Dangerによるイラストが採用されており、歴代Big Muffシリーズと並べても存在感のある外観に仕上がっています。
仕様
Circuit: Analog
Audio: Mono
Power Supply: 9V battery included (optional 9.6VDC-200mA power adapter not included)
Dimensions (in): 5.75 x 3.45 x 2.75
Current Draw: 15mA








